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INTERVIEW

HenLee

2013.07.12UPDATE

2013年07月号掲載

HenLee

Member:saji(Vo) ショウヘイ(Gt) ナカムラケント(Ba) MATSU-JUN(Dr)

Interviewer:篠崎 裕介

-意識が変わったとおっしゃっているプレ・リリース・ツアーは、初めてのツアーだったようですがいかがでしたか?

Saji:あっという間といえばあっという間でしたけど、長いと思えば長かったですね。ツアー前からだんだん意識的に“このままじゃヤバい”って思い始めてたんですけど、ツアーでANGRY FROG REBIRTHの背中を見て、“こんなんじゃダメだ”って思いました。

-ANGRY FROG REBIRTHからはかなり刺激を受けたんですね?

一同:そうです!毎日です!

MATSU-JUN:24時間、移動中も刺激を受けてました!

ケント:ライヴハウスにいる時だけじゃなくて、入りから打ち上げまで全部。刺激を受けまくりました。

-作品についてお伺いします。まず全体を通して特にギターがガレージ、パンク、スカ、オルタナなど幅広いジャンルの影響を感じました。個人的には90年代の日本のメロコア的な雰囲気も感じますね。

ケント:あ、凄くよく言われます!

-どんな音楽に影響を受けてますか?

Saji:僕はSiMとか好きだし、原点はBRAHMANですね。もともとメロコア・キッズで色んなライヴに行ってたんですけど、だんだん演る側になっていきました。ディッキーズ穿いてライヴ行ってましたね(笑)。

ケント:僕はRED HOT CHILI PEPPERSが凄い好きで、あと日本ではNUBOが1番ですね。

ショウヘイ:やっぱりUKロックとかガレージ系で。the band apartも好きですね。

MATSU-JUN:僕は1番好きなバンド、とかではく曲なんですよ。このバンドならこの曲が好きっていう感じで。しいて言うなら良いメロディが好きって感じです。

-楽曲はどういう感じで作っていますか?

ショウヘイ:元々このバンドに入るまでは、このシーンのスクリーモなどは聴いていなくて。まず僕がギターでリフを持ってきて曲を作るので、そのせいでさっき言われたようなガレージなどの影響がでてるのかもしれないですね(笑)。

一同:そのせいだよ(笑)。

-タイトルに使われている“DANCE PIT”という言葉ですが、踊りながらも暴れられるようなHenLeeのサウンドをうまく表しているなと思いました。このタイトルの由来を教えて下さい。

Saji:どこかのライヴハウスでスタッフの方とライヴ後に話している時に、僕らってあんまりこれって当てはまるジャンルがないので“僕らのジャンルって何なんでしょうね?”って話してたんですけど、サラっと“DANCE PIT MOTHER FUCKERだよ、お前ら”って言われたんです。超かっこいいじゃん!って思って(笑)。

ケント:それめっちゃ前の話だよね。その人は多分覚えてないですけど(笑)。

MATSU-JUN:酔っ払ってたもんね(笑)。

-ハードコア的なブレイクダウンや、シンセの打ち込みなど、いわゆる流行のアレンジはないですが、そういったバンドが多いシーンで活動していますね。お客さんの反応はいかがですか?

ケント:やっぱり2STEPが多いですね。

Saji:まぁ好きに踊ってくれたらなんでもいいですね。たまたま今の時代がそういうのが流行ってるなら、それでいっぱい盛り上がってくれたら嬉しいです。形はなんでも盛り上がってくれれば。

-歌詞を見ると1曲ごとにストーリー性があるように感じたのですが、どういったイメージで歌詞を書いていますか?

Saji:最初曲を作る時に適当に英語とかメロディに合う言葉を入れていくんですけど、その後に自分で入れた言葉を書いていって、自分が書いたストーリーにその言葉を当てはめていくっていう作り方ですね。

-どの曲にも主人公がいるストーリー性を感じるんですが、そういうストーリーを自分でまず考えるんですか?

Saji:はい、いますね。まずそういうストーリーを考えます。

-歌詞だけでなく曲のタイトルやフランケンもそうですが、良い意味でアメリカのB級映画の雰囲気を感じます(笑)。

一同:(笑)

Saji:B級映画大好きなんです!

-歌詞は基本英語詞で、ところどころ日本語も含まれていますが、英語日本語で歌詞にこだわりなどはありますか?

Saji:こだわりはないですね。たまたま今回は英語が多いですけど、この先日本語ばかりの曲ができる時があるかもしれないです。