－日本国内でも地方によっては打ち上げなどその土地の色が出ますよね。

U：土地土地によって色々なタイプの打ち上げがありますよね。

A：あるね！八王子にも打ち上げがすごいところがあるよね（笑）。

U：“お前飲めゲーム”とかね（笑）。

－どんなゲームなんですか（笑）？

U：文字通り、指を指された人が飲まなければいけないという過酷なゲームです（笑）。

－なるほど（笑）。他に海外アーティストと国内アーティストの違いは何かありますか？

M：ライヴ中の雰囲気も違いますね。

A：ライヴを観ていてそういうセッティングなんだとか、このセットでこんなパワフルな音が出るんだという風に、機材の使い方など技術面もすごく勉強になりますね。

M：ライヴのパフォーマンスを見ると、本当に“ショウ”なんだなって感じがするし、“エンターテイメント”なんだなって感じますね。

A：日本のようにノルマなど自分たちがお金を払ってライヴをやるのではなく、海外はお金を貰ってライヴをすることが多いので、観客を楽しませなきゃいけないという責任感のようなものがあるんでしょうね。それがパフォーマンスの向上に繋がっているんだと思います。

U：今この状況をより楽しめる空間にするための、オーディエンスの盛り上げ方なども上手いなと思いますね。

－では、今後の活動について伺いたいと思います。現在ライヴは行っているんですか？

A：もちろんライヴは行っています。それからリリース後には『Your Gravity』のリリース・ツアーを行おうと思っています。

－ツアーでは全国を回るんですか？

A：まだ詳細は決まってないんですが、行ける所には行きたいと思っています。ツアーは9月下旬頃から始まる予定ですね。

－地方にも仲の良いバンドがいて、対バンをする機会も増えますよね？仲の良いバンドとのエピソード等があれば教えてください。

A：そうですね。今回のリリースが決まってから地方のバンドの友人が電話やメールをくれて嬉しかったですね。

M：本当にみんなが応援してくれているから、こうやってバンドをやっていけてるんだなって再認識することが出来ました。

U：反応もかなり変わったよね。

－ファンの皆さんのリアクションはいかがですか？

A：Twitterなどが今は主流だと思うんですが、そういった所でメッセージを頂いたりとか、アルバムを予約したというのを目にすると、やっぱりすごく嬉しいです。

M：本当に広めてくれていたりとか、本当に……愛がすごい（笑）！

U：本当にそうだよね！

A：うんうん！

M：だからその子たちがいるところもそうだし、行ける所は可能な限りツアーをしに行きたいと思っているんです。ファンの皆さんや応援してくれている方々に感謝を伝えられるようなツアーに出来たないいなと思います。

－デビューをすると“少し寂しいな”というようなファンもいらっしゃる場合があると思うのですが、でもやっぱり皆さんが応援してくれている環境の中で活動を出来るというのは素晴らしいことですよね。

A：自分たちで言うのもなんですが、やっぱり愛されているなって思いますね。聴いてくれているお客さんがあってのバンドなんだなって実感しています。

M：本当にみんな自分のことのように喜んでくれるんです。周りのバンド仲間のことも応援したいし、これからも一緒に頑張っていきたいと思っています。

－周りのバンドを刺激して引っ張っていくことも出来れば、シーンでの大きな役割となりますよね。

A：そうですね。そういう存在になれるように頑張っていきたいと思います。

－先ほど楽曲の制作意欲に溢れていると仰っていましたが、既に楽曲の制作を進めていこうと考えているのでしょうか？

A：もうちょろちょろと曲作りを始めていて、制作は順調に進んでいくと思います。

U：ツアーに出て感じたことなどを受けて、また変わるかもしれないですね。

－レーベル・デビューを果たし1つの節目を迎えたと思うのですが、またこれから次のステージへ踏み出すことになったと思います。次に掲げる目標や展望はなんでしょうか？

A：バンドとしての目標と個人の目標はまた違ってくると思うんですが、個人的には曲という限られた中で自分の歌を歌えるように、自分をもっと表現していけたらいいなと思っています。

U：音源をリリースするというのは、音楽に興味を持ったときからの1つの夢だったんです。その夢をクリア出来そうな所にいるし、俺ももっと自分を表現出来るようになればリスナーも増えるのではないかなと思っているので、もっとたくさん良い曲を書かなきゃなと思っています。

A：今すごくこのバンドを楽しんでいると思うんです。楽しくやれて、尚且つお客さんにも楽しんでもらえれば嬉しいので、聴いてくれているみんなをもっともっと満足させてあげられるようなバンドになっていけたらいいなと思います。

M：私は静岡から出てきてバンドをやっていて、家族がすごく応援してくれているんです。お父さんも昔バンドをやっていて、お父さんが果たしたかった夢に近づく第1歩となるCDをリリース出来たので、バンドをやり続けてもっともっとロックし尽くそうと思います。それが夢ですね！