MENU バンドTシャツ

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

CRASH

2012.06.13UPDATE

2012年06月号掲載

CRASH

Member:Ahn Heung Chan (Vo&Ba)

Interviewer:ムラオカ

-過去には日本でMAD CAPSULE MARKETSと日本をまわっていますが、その際に思い出に残っていることがありましたら教えてください。

もう随分昔のことだけど、楽しかったってことをよく覚えてるよ。俺たちにとって最初に日本のバンドと一緒に仕事をしたのがそれだったんだよね。たくさんのことを学んだよ。例えば彼らのスタッフが働いている様、バンドがライヴに向けて準備していること、とかね。どこか千葉のあたりだったと思うけど、オーディエンスがたくさん居た。日本のオーディエンスはCRASHのことを知らないのに歓迎して盛り上がってくれたんだよね。凄く楽しくて、覚えてることはたくさんあるんだけどさ、当時若かったし言うのも恥ずかしい馬鹿なことが多いから威張って言えるようなことがあんまりないんだ(笑)。

-今後の予定を教えてください。

韓国で有名なヒップホップのプロデューサーによるリミックス・アルバムの話があるね。このジャンルのCRASHトリビュート・アルバムになる。俺はなかなか面白そうだなと思ってるんだ。俺たちが直接関わることはなくて、彼らがやるっていうだけなんだけど、是非良いものを作ってほしいな。これを機にCRASHを知ってくれる人が増えれば素晴らしいしね。

それから俺たちの20周年記念盤となる次の7枚目のアルバムのコンセプトを決めなきゃいけないんだ。もう結成から20年経ったなんて本当に信じられない。昨日のことみたいなのに。つまり俺たちも年を取ったってことなんだよね(笑)。次回作は更に特別なものにしたいから色々と慎重に進めているんだ。現状がもっとマシだと良かったんだけど、こんな具合だから、また無から特別な作品を作る作業をしないといけないしね。また原点に戻って1からやるよ。発売日は決まってないけど多分2013年の春になると思う。

-最後に日本のロック・メタル・キッズにメッセージをお願いします。

日本で『The Paragon Of Animals』をリリースすることで、日本のロック/メタル・ファンに知ってもらう機会ができたことを嬉しく思う。今までも日本を活動範囲に入れたかったんだけど、なかなかできなかったんだ。日本のキッズが俺たちの音楽を気に入ってくれるといいな。そして早く日本でライヴをやりたいよ。他の音楽もそうだけど、ヘヴィ・メタルは楽しむためにあるものだと思うんだ。誰にも迷惑を掛けずに外に出て夢を追える音楽だ。自分の持ってるエネルギーをポジティブな力に変えられる音楽だと思うんだよね。
Pure F**king Metal!!