INTERVIEW
BEFORE THEIR EYES
2012.04.10UPDATE
2012年04月号掲載
Member:Nicholas Moore (Vo)
Interviewer:ムラオカ
-私たち激ロックが企画した2010年7月のツアーではあなたが脱退し、まさかの4人での来日となりましたが、当時の状況を詳しく教えてください。
ツアーの1ヶ月位前に、僕らのマネージメントのチームが解散してしまったんだ。その結果、脱退っていう形になってしまったんだ。
-またあなたがいない分、ジャパン・ツアーではクリーン・パートがほとんどなくなり、メタルコア的なサウンドへとシフト・チェンジしていましたね。もしあなたがバンドに戻ってこないとなった場合、もっとヘヴィな音楽性にシフトしていくつもりだったのでしょうか?
もし僕がバンドに戻らなかったとしても、クラシックなBEFORE THEIR EYESの形は崩そうとは思ってなかったよ。だから、僕の代わりに歌えるヴォーカルを探そうとはしていたみたいなんだ。
-またLandon Tewers(Gt&Vo)とElliott Gruenberg(Gt)の2人が脱退しましたね。彼らが脱退したのは何故でしょうか?
僕がバンドを去った時に、Landonはずっと前から自分のプロジェクトをしたいと思っていたから、きっとそれがそのタイミングだったと思ったんじゃないかな。ElliottもBLESS THE FALLでギターを弾くことになったから、そういった意味では、きっと2人にとってはそういうタイミングだったんだと思うんだ。
-代わりに加入したJordan Disorbo(Gt)とBrandon Rosiar(Gt)はどういった経緯で加入に至ったのでしょうか?
彼らとは昔のバンドで一緒にショーをしたりしていたからかな。もちろん彼らが素晴らしいミュージシャンだってことだけどね!!
-以前はLandonがスクリーム・パートを担当していたと思うのですが、今あなたはクリーンだけでなく、スクリームもあなたが担当しているのでしょうか?
そうだね。今は昔みたいに僕がスクリームもクリーンなパートも担当してるよ。1枚目のレコードの時は僕がどっちもしていたから、それはそんなに大きな問題じゃなかったけどね。
-現在はBEFORE THEIR EYESのシンガーに舞い戻りましたが、脱退から一変バンドに復帰することになったのはなぜでしょうか?
みんなに説得されたってことが大きいかな。やっぱり昔のBEFORE THEIR EYESのような音楽を成し遂げることは僕がバンドに戻ることでしかできないことだと思ったんだ。
-またあなたはinVogue Recordsのオーナーでもありますよね?どういった経緯でinVogue Recordsを立ち上げることになったのでしょうか?
僕は実は昔、”Standby Records”っていうレーベルをしていたんだ。2008年くらいのことかな。 でも、どうしてももう一度レーベルをしたいなって思って立ち上げたんだよ!
-Nickはレーベル・オーナーとヴォーカリストという2つの職業を並行してやっていくことに難しさは感じませんか?
難しいってことは感じたことがないよ!むしろ何にも変えられないくらい楽しいことだと思ってるよ!
-inVogue Records所属バンドの中でBEFORE THEIR EYES以外で最も期待しているバンドを教えてください。
LEGASYからBELLE HISTOIREからCITY LIGHTSまで全部オススメだよ!彼らのサウンドは本当にみんな個性的で素晴らしいと思うよ!
-さて本題に入りますが、4枚目のアルバム『Redemption』完成おめでとうございます。今の気持ちを教えてください。
ありがとう。今回のアルバムが日本でリリースされることに関してすごく楽しみにしてるよ。それに、このアルバムを完成させられて本当に誇りに思ってるよ!
-ちょうど前作『Untouchable』から2年経ってのリリースとなりますね。制作はいつ頃から始めたのでしょうか?
大体7ヶ月前くらいからかな。素晴らしい時間だったよ。
-RISE RECORDSからinVogue Recordsへ移籍したのはやはり自分のバンドは自分で管理したかったからでしょうか?
Riseにいた時に3枚のアルバムっていう契約だったんだ。だから、契約が終了してフリーになったから自分たちでやろうと思ったんだよ。