INTERVIEW
(plug)INSIDE-OUT
2012.01.13UPDATE
2012年01月号掲載
Member:usA(Gt)
Interviewer:KAORU
-激ロックでは初めてのインタビューとなりますが、よろしくお願いします。まずは(plug)INSIDE-OUT結成の経緯から教えてください。08年にギターのusAさんが中心となって前身となるバンドを結成されたそうですね。そこから(plug)INSIDE-OUTの現ラインナップとなるまでの経緯を教えてください。(各メンバーさんが(plug)INSIDE-OUTを結成するまで、どのようなバンドで活動されていたのかなども含めてお願いします)
最初、前ベーシストのSatoshiが面白いイベントをやりたいというのがきっかけでした。その時僕は名古屋のABNORMAL VOLTAGEを脱退したばかりで何もやっていなかったのですぐに参加しましたが、その時は曲もメンバーも今とは全然違う感じでしたね。イベント後、ちゃんとバンドとして活動しようかってなって、元々友人だったDr. MATCHを誘ったら、すぐに加入してくれて。ヴォーカルはどうしようかという時に、僕の地元の友人でSiMでギターを弾いていたfumiが加入して、最初のラインナップになりました。その後、fumiとSatoshiが脱退して、MATCHが前にやっていたSCAPEGOATのベーシストShinが加入して、FloAticeというバンドで活動していたヴォーカルのKaoruを迎え、もっと音に広がりが欲しいなと思ってギターの正太郎を迎えて現在のメンバーになりました。
-各メンバーさんの音楽的ルーツについて教えてください。個人的にはTHE MAD CAPSULE MARKETSやBOOM BOOM SATELLITESなど、ミクスチャー、インダストリアル、エレクトロ・アーティストからの影響を感じるのですが、いかがでしょうか?
楽器を始めた当初に憧れていたのがTHE MAD CAPSULE MARKETSの上田剛士さんでしたね。テクノとかも大好きでUNDERWORLDやKEN ISHIさんなどを聴いてました。バンド活動を始めた時にはLIMP BIZKIT、KORNなどのNu-METALが盛り上がってた時期で、そこからの影響も強いですね。あ、でも一番影響を受けたのは松任谷由実です(笑)。
楽器隊はみんな似たようなバックグラウンドですね。細かく言ったら物凄い数のアーティストの名前が出ちゃうのでこんな感じで(笑)。Kaoruはメタルからの影響が強くて、特にJUDAS PRIESTなどのハイトーン・ヴォイスな方々からの影響が強いみたいです。全員共通なのが、音楽に対しては雑食ってとこですね。
-ツイン・ギターという編成については結成時からこだわっていたのでしょうか?
結成時は全然考えていなかったんですけど、作曲していくごとに"こういう時にもう1本ギターがあればもっといいフレーズになるんだよなぁ..."と思うことが多くなってきて、"じゃあメンバー増やしちゃえ!"ってなりましたね。
-今年の(plug)INSIDE-OUTの活動を振り返ってみて、いかがですか?ライヴ活動はどのくらいの頻度で行っていたのでしょうか?
今年はメンバー・チェンジもあったりで、制作メインの1年間でした。ライヴも数えるほどしか出来なくて、その分色んなバンドのライヴは観に行きました。その度に"次は一緒にやろうよ"とかお客さんも"ライヴ活動再開したら絶対見に行くんで"と言ってくれて、その分来年は沢山ライヴ出来たらなって思います。そう言ってくれた皆さんに恩返しが出来るように。あとは、他のバンドにゲストで参加したりもしました。ROACHのニュー・アルバムの「Don't Hate But Love」という曲で実はギターを弾いてます。
-1stミニ・アルバム『eRec-T-Rick』完成おめでとうございます!(plug)INSIDE-OUTとしては初のリリース音源となるわけですが、この作品はどのような構想を持って製作されたのでしょうか?
ありがとうございます!バンド好きはもちろんなんですけど、テクノとかのデジタルが好きな人にも聴いてもらいたいなって気持ちで作りました。踊れるハードコアって言ったらかっこいい気がして(笑)。デジコアって言われるバンド目指してっていう感じですね。
-持ち曲の中から7曲に絞るのは難しくはなかったですか?
初の音源なので、ライヴ向けな曲を選んでいったら今回の7曲に自然となったので、難しい感じはなかったですね。自分たちとしてもライヴでやって楽しい曲達ですので、聴いてくれる人も楽しめるかなって。
-レコーディング作業はいかがでしたか?何か印象的なエピソードがあったら教えてください。
実はレコーディングを始めてから完成まで1年かかったんですよ(笑)。一度完成したものを1回崩して録り直したり、アレンジを変えたりして...もう大変でしたの一言です。その分良いものが出来てるんで、色んな人に聴いてもらいたいです!