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INTERVIEW

STEREO SKYLINE

2011.11.04UPDATE

2011年11月号掲載

STEREO SKYLINE

Member:Kevin Bard(Vo&Gt)

Interviewer:山本 真由

【STEREO SKYLINE Biography】
TAKING BACK SUNDAYやBRAND NEWを輩出したニューヨークのロング・アイランドにて、メンバーがまだ高校生だった2006年に結成。結成後間もなく自主EP『Worst Case Scenario』を発表。Kevin(Vo&Gt)とRob(Dr)を中心に活動していたが、何度かのメンバー・チェンジを経て、2008年にベースのBrianが加入。同年に発表した自主制作EP『Stereo Skyline』がフィジカルで15,000枚、デジタルで150,000ダウン・ロードを記録。また、ライヴ活動も精力的に行い、2008年のTake Action! TourにWE THE KINGSやMAYDAY PARADEらと共に出演、2007年と2009年の2年連続でBamboozie Festivalに出演するなど、2年間で250本以上のライヴをこなして着実にそのファン・べースを広げる。2009年にはColumbia Recordsと契約し、2010年には1stアルバム『Stuck On Repeat』を発表。アメリカではアルバム・リリースと共にヘッドライン・ツアーも実施している。その後、1stアルバム・リリース時のメンバーであったClayton(Gt)とBrian(Ba)が脱退。再び、オリジナル・メンバーのKevin(Vo&Gt)とRob(Dr)中心のラインナップに。初心に返ったD.I.Y.な活動を続けながら、セルフ・プロデュースによる2ndアルバム『The Good Life』を完成させた。アルバムのリリース直後には激ロックFES vol.8 feat.Hurleyでの来日が決定している。

-まずは、初来日決定&ニュー・アルバム『The Good Life』の日本盤リリースおめでとうございます!前作リリース時のインタビューで、“日本でツアーをしてみたい”という話題が出ていましたが、実現していかがですか?

本当に素晴らしい気持ちだよ。早く日本に行きたいし、素晴らしいファンのみんなに会いたいよ!

-そして、今回はアルバムのリリース直後という絶好のタイミングでのジャパン・ツアーとなるわけですが、アルバムの完成度もまた素晴らしいですね!聴いていて自然と踊り出したくなってしまうようなリズムと、キャッチーなメロディが満載のポップ・アルバムだと感じました。作品には満足されていますか?

アルバムの出来具合にはすごく満足してるよ!今回のアルバムはセルフ・プロデュースだったから少しクリエイティヴな面もこだわったんだ。みんなに聴いてもらえてすごく嬉しいよ。

-アルバムのタイトルを決める為にファンからアイデアを募ったりしていたようですが、最終的に『The Good Life』に決定されたのは何故ですか?

みんないつも小さな事で不満を言ったりしているけれど、人生って素晴らしいと思うし、そういうことをみんなに覚えていて欲しいなって思って、このタイトルにしたんだ。

-Track.1「Man I Think I Love Her」は、アルバムの冒頭を飾るに相応しい、爽やかなメロディが印象的です。途中で女の子のセリフが入るのもキュートですね。ちなみに、この女の子の声は誰がやっているんですか?

ハハハ。この曲はすごく面白いよね。とても具体的に男の子と女の子が喧嘩してる感じだしね。女の子の声は、僕らの友達のSusieに“是非やってみないか”ってお願いしたんだ。彼女すごくいい感じで演技してくれたよね。

-シングル曲でもあるTrack.2の「Kiss Me In The Morning」は、まさに“The Good Life”という言葉にぴったりのハッピーなナンバーですね。同時に、“とてもSTEREO SKYLINEらしい曲だな”とも思ったのですが、この曲を軸にアルバムは制作されたのでしょうか?

そうだね。この曲がはじめに出来上がって、その他の曲をそれぞれの場所に埋めていったって感じかな。聴いていてすごく良い気持ちになれる曲だよ。

-個人的に、アッパーでフロア・アンセムとも言えるTrack.6の「Unglued」がお気に入りなのですが、アルバム全体にもダンス・ミュージック的なアプローチが多く見られますね?ダンス・フロアを意識した曲作りをされているのでしょうか?

そうだな、時々考えたりはするよ。僕が思うに、曲のタイトルの感じがサウンドにも現れていると思うんだ。

-また違った角度で見ると、Track.7「Why Not」のイントロなどクラシック・ロックにも通じるような美しいギター・コードもまた魅力的ですね。ダンス・サウンドへのこだわりと、ロック・バンドとしてのこだわりが共存しているように感じたのですが、ご自身ではどう思われますか?

僕としては、ただ思いついた事をしたいって感じかな。あまりにもジャンルにとらわれすぎてしまうと、良いアイデアとか出て来なかったりすると思うし。そういう意味では、ジャンルっていうものに関して、そこまでとらわれないようにしてるかな。