－この度はSTEREO SKYLINEのファースト・アルバム『Stuck On Repeat』の日本リリースおめでとうございます。率直な今の気持ちを教えて下さい。

ほんと夢のような話だよ！アメリカでアルバムがリリースされた時もかなりエキサイティングしたけど、日本でもリリースされるなんてこの上なくハッピーな事さ。僕らはいつも、日本でアルバムがリリースされたら素晴らしいよねって話してたんだけど、それが現実になったんだからね。

－日本への来日はまだ実現されておりませんが、日本にどんなイメージをお持ちですか？

僕らは日本に行ったことがないから、テレビやインターネットで得た情報しかないんだけど、日本にツアーで行った事のあるバンドの友達とかに日本のことを聞くと、みんな口をそろえてすごく素晴らしい国だし、なによりも日本のファンが世界一だって言うんだ。後、テクノロジーがすごくて、人もすごく親切でフレンドリーだって言うし、僕ら自身の目でそれを確かめるのが本当に楽しみだよ！

－日本では多くの女性ファンによる支持で、あなた達のことをイケメン・ポップ・バンドと総称させていただいておりますが、それを聞いてどう思われますか？

本当に？ありがとう！！僕らにしてみたら正直おかしな感じがするし照れくさいけど、それを通じてファンがより僕らと深く繋がってくれたり、音楽以外の面で魅力を感じてくれるのはとても嬉しいことだよ。

－バンドに関する質問です。STEREO SKYLINEが初めてのバンドですか？
また、バンド結成までの経緯や秘話があれば教えて下さい。

僕以外はみんなSTEREO SKYLINEの前に他のバンドで活動していたんだよ。STEREO SKYLINEのベースとなるバンドを高校の同級生であった僕とRobが始めて、その後何回かのメンバー・チェンジを繰り返したんだ。Brianは元々テキサスのポップ・グループSCENES AND SIRENSのメンバーだったんだけど、そのバンドが解散したのをきっかけにバンドに誘ったんだ。その後Claytonに出会って、STEREO SKYLINEってバンドをやる上で最高のメンバーだなって思ったんだよ。

－STEREO SKYLINEというバンド名の由来を教えて下さい。

僕らはNY出身だからNYに縁のある名前にしたいねって話をしてて、NYを現すスカイライン（摩天楼）っていうのをバンド名に入れる事になったんだ。スカイラインだけじゃちょっと物足りないから、ゴロも良くて音楽にも関連があるってことでステレオをつける事にしたんだよ。僕らの出身地や音楽性を現しているし、キャッチーな響きだからすごく気に入っているよ。

－ファースト・アルバム『Stuck On Repeat』についての質問です。08年に自主制作で発表したEP『Stereo Skyline EP』も完成度の高いアルバムでしたが、本作品を作り出す過程で前作以上にこだわった点はどこでしたか？

『Stuck On Repeat』に関してはとにかく普遍的なポップ・ミュージックにこだわろうと思って、今までに作ったこともない音やビートも作ったし、楽器も違うものを使ってみたんだよ。前作との大きな違いは元METRO STATIONのBlake Healy、FOUNTAINS OF WAYNEのAdam Schlesinger、S*A*M and Sluggoがサウンド・プロデュースを手がけてくれていることだね。彼らのおかげで、僕らのポップ・ミュージックが更に素晴らしいものに仕上がったんじゃないかな。

－ファースト・シングルである｢Tongue Tied｣はどんな気持ちを歌に表したものなのでしょうか？

｢Tongue Tied｣はみんなが親近感を感じるよくあるストーリーなんだ。一目ぼれした人がいて、色んな事を妄想するんだけど、怖くて話しかけられないみたいなさ。曲の中でも表現しているように、電話してみたけど、何も言わずにすぐ切っちゃうみたいなことってよくあるよね。（笑）この曲には実はHEY MONDAYのCassadee Popeが参加しているんだ。歌ではなくて電話の声での出演なんだけどね。ちょうどレコーディングをしてくれる子を探していた時にCassadeeにメールをしたら必要なパートをわずか1時間くらいで送り返してくれたんだ。その辺にも注目して聞いてみて。

－9.キラキラとした甘酸っぱさを胸で感じるTrack.1｢Heartbeat｣が個人的に大のお気に入りなのですが、輝かしい作品の中で皆さんが最も気に入っている曲を教えて下さい。

僕の一番好きな曲は「Little More Us」かな。この曲はAdam Schlesinger とS*A*M and Sluggoと一緒に曲を作ったんだけど、彼らは僕らの憧れでもあったから本当に思い入れのある曲が仕上がったよ。この曲はいつのまにか口ずさんでしまっちゃうような曲だと思う。