INTERVIEW
MISSPRAY
2011.05.02UPDATE
2011年05月号掲載
Member:SINTA(Vo&Gt)
Interviewer:ムラオカ
-『It's not Goodbye』完成おめでとうございます。
ありがとうございます!
-9ヶ月というスパンでのリリースとなりましたが、かなり精力的に制作活動を行っていたようですね?いつ曲作りをしていたのでしょうか?
前作の『Party Slacker』をレコーディングしていた時点で並行して一緒に作っていました。ということで『Party Slacker』を出す段階で、『It's not Goodbye』のリリースも実は決まってたんです。その期間で作ってはボツにしてという流れでトータル50曲ぐらい作曲していました。最終的に『Party Slacker』が6曲で、『It's not Goodbye』が13曲入りなんですが、13曲目はリミックス曲なんで、トータル18曲分の曲作りをやってました。
-なぜ『Party Slacker』と同時並行で制作したのでしょうか?
『Party Slacker』のリリース・ツアーが始まってしまうと、恐らく曲作りに集中できないだろうって思っていました。最悪そこで完成しなければあらためてツアー中でも作ろうと思ってたんですけど、曲がたくさんできあがったので同時並行という形になりました。
ツアー中でも作曲できるバンドもいますが、僕らは苦手ですね。制作する環境、集中して作曲する時期が欲しいし、自分の部屋が一番集中しやすいんですよね。
-たくさん曲を作っていて、そこから厳選したということなのでしょうか?
そうですね。僕らはワン・コーラスのサビまで作って、それからメンバーみんなで聴いて判断して、ゴーサインが出たら、そこからアレンジしていくというスタンスでやってます。
-作曲、作詞はどなたが行っているのでしょうか?
作詞は僕が全部やっていて、作曲はみんなで持ち寄って肉付けしていく感じです。
-『Party Slacker』と『It's not Goodbye』の2枚のどちらに収録するかはどういう基準で分けたのでしょうか?
曲のバランスももちろん考えつつ、アレンジが早めに済んでいった曲からあげていったり、あとは社長がこれは入れて欲しいっていった曲を入れていきました。例えば「Without you」は『Party Slacker』に入れて欲しいということで、そっちに入れたり......。あとは『It's not Goodbye』に収録する曲はまだまだ時間があったんで、アレンジも出来るだろうっていうことで、その時点で完成度の高いものを『Party Slacker』には入れていきました。
-『It's not Goodbye』ですが、楽曲の完成度の高さには驚かされました。自分達でもレベルアップを感じたのではないでしょうか?
そうですね。だいぶ音から、展開も作り込んで、かなり満足いくものが出来ました。
-あなたがたの音楽性は日本のメロディック・パンクの影響と海外の最新型のポップパンクやエモからの影響が融合しているようですね?
もうバッチリそうです。感じてもらった通りですね。もちろん洋楽好きな人にも聴いて欲しいですけど、やっぱり自分たちが演っているのは日本のお客さんがメインになるので、そういうところは意識してますね。