INTERVIEW
MISSPRAY
2011.05.02UPDATE
2011年05月号掲載
Member:SINTA(Vo&Gt)
Interviewer:ムラオカ
-撮影時に苦労したことってありますか。
グリーンシートの上なので何もないじゃないですか(笑)。なので入り込むのが難しかったですね。メンバーと一緒に演奏するんじゃなくて、一人一人別々に録っていくのですごく難しかったですね。
-録り直しはありましたか?
もうかなりの回数撮りました(笑)。
-どちらで録ったのでしょうか?
厚木の"Thunder Snake ATSUGI"というライヴハウスで録らせてもらいました。
-厚木と言えばDolls realize のホームタウンですよね?
そうですそうです。Dolls realize も出演してます。
-そうなんですか?
ドラムのTAMと......あとALL OFFってバンドのギターとかも出てます。よく見ると映ってるんですよ(笑)。
-個人的にはTrack.6「Take a Fall」も好きなのですが、この曲はパンクを超えてスクリーモと言っても過言ではないアグレッシヴなトラックですね?
そうですね。確かにヘヴィではあるんですが凄くメロディが良くできた曲なんです。「Take a Fall」のサビは必殺のメロディなんで、これはいけるだろうと思ってアルバムに入れました。
-13曲目の「Without You(Remix)」はどなたがリミックスしたのでしょうか?
これは、大阪のレコーディング・スタジオのスタジオクーパーのエンジニアの永田さんにほとんどお任せに近い形でお願いしました。想像を越える出来でしたね。
-聴き方によっては、CASH CASHやMETRO STATIONのようなピコピコ・バンドのオリジナル・ソングみたいな感じに仕上がっていて面白いなと思いましたよ。
自分も出来上がってから聴いたんですけど、こう来たかっていう面白さがありました。
-メロディがあるからこそ映えるのかもしれなですね
そうですね、いろいろな味付けしても結構合いますね。
-アルバム全体で考えて、この部分はこだわって作ったので聴いて欲しいという点はありますか?
そうですね。ほんとにそれを言い始めると、全部作り込んでいるので......(笑)。速い曲から、バラードまでバラエティに富んだ作品になっています。バラードは今までの中で一番バラードらしいバラードだと思うんで、そのあたりも聴いて欲しいですね。あと、さっき話した「Take a Fall」とか、「Love Is My Tragedy」のマイナーな展開の曲もすごい出来良いですし。ほんとに、ほんとに全部なんですよね(笑)。
-ジャケットですが、メンバー全員でニューヨークを見つめているようなデザインですね?
これは旅立ちみたいな感じですね、みんなに手を振っているという。自分たちは先を見てるんですけど、別れじゃない。背を向けてはいるけど、色使いとかはポップで明るいジャケットになっています。
-ちょっと話が飛びますが、バンド名の意味するところを教えてもらえますか?
"MISS"って失うという意味で、"PRAY"は、祈りなんですけど。願っても叶わないとかそういう意味で付けたんですね。すごい暗く感じるかもしれないですけど、実は逆の意味があって、願っても叶わないから自分で行動を起こせっていうポジティブな意味があるんです。
-リリース後はかなりの本数のツアーが入っていますね。あなたがたにとってツアーから得られるものとは何でしょうか?
そうですね、CD聴くだけだったらなかなか形って見えてこないけど、唯一音楽の形が見えるのがライヴだと思うんで、とにかくライヴやりたいし、いろいろとその地方地方のリアクションとかもあるんで、そこに確実に足を運んでいって、全国周りたいなっていう気持ちは、昔からずっとありますね。とにかくツアーはいっぱい回りたいです、純粋に好きなんで。
-最後に激ロックの読者にメッセージをお願いします。
買って聴いてそしてライヴに遊びに来てください!!