INTERVIEW
KORPIKLAANI
2011.04.04UPDATE
2011年04月号掲載
Member:Jonne Järvelä (Vo&Gt)
Interviewer:ムラオカ
-今作で新しくチャレンジしたこと、拘った点がありましたらぜひ教えてください。
今回は、民俗楽器にもっと力を入れたので、ヴァイオリンとアコーディオンについてのみ、外部プロデューサー、テロ・ヒヴォルオマを雇ったんだ。曲を書いている時点で彼と一緒にアレンジして、プリプロダクションを行ったんだよ。今後も一緒にこういう形でアルバムの作業を続けたいと思っている。
-ボーナス・トラックにMOTORHEADの「Iron Fist」が入っていますが、この曲をカバー曲にセレクトしたのはなぜでしょうか?またカバーの候補から惜しくも漏れた曲がありましたら教えてください。
前に何度かショーで既に「Iron Fist」をカバーしていて、いい感じだったんだ。特にMOTORHEADの出身地であるイングランドでもこのカバーは受けが良かった。だからこの曲を選ぶのは当然だった。更に今回は他にボーナス・トラックの計画がなかったんだよ。だから、過去のアルバムの段階から、既にこの曲をカバーすることについて話していたんだ。
-現在、ペイガン・メタルのヨーロッパでの人気は凄いものと聞いています。あなたがたが創始者の1バンドであるペイガン・メタルがこうやって盛り上がってきていることについてどう感じていますか?
いまちょうどペイガン・フェストの最中で、会場は満席で、みんなこの手のバンドに興味があるみたいだ。もちろん、長い間音楽を一緒にやってきて、とてもいい気分だ。数年にわたって大きくなってきているので、これが単なる流行ではなく、ちゃんとしたジャンルになってほしいね。このペイガン・メタル、ヴァイキング・メタル、それにフォーク・メタルは、オーディエンスが共通する部分が大きいので、ひとまとめで取り扱われている。自分では、フォーク・メタルのジャンルに入ると思っているけどね。
-今年こそ再来日をと希望しているファンがたくさんいると思いますが、今年こそ日本に戻ってくることが出来そうでしょうか?
5月に行くつもりで、これが今年のハイライトになるんだよ。とても楽しみにしている。
-最後に日本のファンにメッセージをお願いします。
また日本で会えるのは本当にうれしいよ! 同時に、大災害についてはとても悲しく思っていて、そのために何かを失ったすべての人々にお見舞いを申し上げたい。