MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

DREAM ON,DREAMER

2011.04.05UPDATE

2011年04月号掲載

DREAM ON,DREAMER

Member:Callan Orr (Gt)

Interviewer:ムラオカ  Translator : Yuga

-去年の6月にすでにオーストラリアではリリースされていたアルバム『Hope』が、1年近くのときを経て、日本でリリースされる運びとなりましたが今の気持ちを教えてください。

日本でアルバムをリリースできることは、すごく楽しみにしていたよ。僕たちの音楽をシェアできる人たちが増えれば増えるほど嬉しいからね!

-TRIPLE VISIONと契約に至った経緯を教えてください。

TRIPLE VISIONとは、僕たちのオーストラリアのレーベルとの関係で契約することになったんだ。僕たちのレーベルは前からTRIPLE VISIONをよく知っていて、彼らがたくさんの良いバンドと契約しているのを見て、仲間入りするのが待ちきれなかったよ。

-またオーストラリア本国で契約しているBOOMTOWN RECORDSはどういったレーベルなのでしょうか?

BOOMTOWN RECORDSはインディー・バンドを扱うレーベルで、オーストラリアの一番素晴らしいアーティストたちはみんな彼らが送り出しているんだ、これ個人的な意見だけどね。彼らは僕たちを温かく迎え入れてくれたよ。まるで家族みたいなんだ。良い仕事仲間であると同時に素晴らしい友達だよ。

-『Hope』に対してオーストラリア並びに欧米での評価はいかがですか?

僕たちはまだ活動を始めて18ヶ月だから、残念ながらまだ海外でツアーをするチャンスがないんだよね。だけどSNSを通じて、ファンのみんなが僕らの作品に対しての感想を送ってくれるよ。それって最高の気分なんだ。オーストラリアのファンからの反応はすごく良いよ。国中どこでライヴをしても歌詞を一緒に歌ってくれる人がいる。こんなに嬉しいことって他にある?

-『Hope』という短い一単語のアルバム・タイトルなのが逆にインパクトがありますね。このタイトルにした理由を教えてください。

うん。まさにそれが理由だよ。短いからこそインパクトがある。この“Hope”という4文字の単語は本当にパワフルで、僕たちの存在を完璧なまでに表現していると思うよ。僕たちはこのリリースに本当に全力を尽くしたし、当たり前だけどバンドは今よりも全然小さかったから、数々の賭けにも出たんだ。だから僕たちが活動を始めるのに、『Hope』は最高のタイトルだとみんな同意したんだよ。

-あなたがたは他のメタルコア・バンドに比べ非常にメロディが充実していますね。メロディに対してのこだわりがありましたら教えてください。

曲をごちゃごちゃにしないようにしながらも、できる限りたくさんのメロディを取り入れようと努めているよ。このジャンルをやるバンドにとって、オリジナルの音楽を突き通しながら他のやつらの真似をしていないことを周りに示すのはすごく難しいんだ。Crab-coreとかなんとか言われているような連中と一緒にされないように努力することが、僕たちのこだわりとも言えるかな(笑)。

-メタルコア・サウンドにエレクトロが絡んでくるサウンドはアメリカのバンドに多く感じられる雰囲気ですが、欧米のバンドで影響を受けたバンドがいましたら教えてもらえますか?

個人的にだけど、THE DEVIL WEARS PRADAやUNDEROATHの音楽から影響を受けたと思うよ。

-Marcelはドイツ人でAaronはアメリカ人、残りのメンバーは地元であるオーストラリア人という珍しい国籍の組み合わせですね。6人は一体どうやって知り合いバンドを組むに至ったのでしょうか?

Mercelは休み中にオーストラリアに旅行に来ていて、僕たちの友達の家に泊まっていたんだよ。今から思い出すと面白いんだけど、その時彼は全然英語を話せなかったし僕たちも彼のことは全然知らなかったんだ。でもすごく良いやつだってことだけは分かっていた。時間が経つにつれ僕たちはどんどん彼のことが好きになっていったし、バンドを始めてからは彼の人生も次第に僕たちに引き込まれていったんだよ。Aaronは何回も行った選抜テストを通して知り合ったんだけど、彼はずば抜けて良かったから、ぜひ一緒に音楽をやりたいって思ったんだ。

-去年はATTACK ATTACK!とPIERCE THE VEILと一緒に“Take Action Tour”を回りましたね。彼らとは一緒にツアーを回ることによって仲良くなりましたか?

もちろんだよ。彼らはめちゃくちゃ良いやつらで、一緒にいて本当に楽しかったよ。PIERCE THE VEILは特にだけど、彼らとは長い時間一緒に過ごしたよ。

-一緒に回ることで何か得るものはありましたか?

何か得るというよりは、彼らにインスパイアされたよ。両バンドともすごく良いパフォーマンスを見せてくれたよ!