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INTERVIEW

THE ABSENCE

2011.02.10UPDATE

2011年02月号掲載

THE ABSENCE

メンバー:Jamie Stewart(Vo)

インタビュアー:ムラオカ

-3rdアルバム『Enemy Unbound』リリースおめでとうございます。欧米では昨年11月にリリースされていますが周囲からの反響はいかがですか?

メディアの反応って常に良いものもあったり、悪いものもあったりだよね。でもファンの反応は凄く良かったといえると思うよ。

-リリースしてから2ヶ月経っていますので、冷静にアルバムを評価できる頃ではないかと思うのですが、自分達ではこの作品をどのように評価しますか?

これは大体のミュージシャンが言うことなんだけど、レコーディングの後に自分たちの作品を聴くと必ずといって良いほど変えたいところが出てきちゃうんだよね。まあそういうこともあるんだけど、俺自身は、このアルバムはかなり良くできていると思っているんだ。自分たちが新たに試そうとしたことも色々と盛り込まれているし、俺たちが受けた色々な影響も味付けとして加えることができたからね。

-アルバム・タイトルである『Enemy Unbound』における“Enemy”とは何を指しているのでしょうか?

“敵(enemy)”っていうのは様々な側面を持っていると思うんだ。ある人物を危険にさらす物事や人は時と場合によって違うし、また日に日に変化することだってある。このタイトルは現実世界で実際にある色んな状況について比喩的に表しているんだ。

-前作『Riders Of The Plague』から今作リリースまで3年以上かかりましたね。リリースまで時間がかかってしまった理由を教えてください。

良いこと悪いこと、あまりにたくさんの解決するべきこと、やるべきことがあったんだよね。文句言っても仕方ないから前に進むだけだよ。

-アルバムを聴かせていただきましたが、ARCH ENEMYなど北欧のメタルの影響も感じますが、実際のところあなたがたはどのようなバンドに影響を受けてきていますか?

たくさんあるね。確実にARCH ENEMYの影響はあるよ。後はCARCASS、EDGE OF SANITY、EVERGREY…いくらでも出てくるな。

-Peter JosephとPatrick Pintavalleのツイン・ギターは非常に印象的なハーモニーとメロディですね。2人がギター・パートを作るときに拘っている点をおしえてください。

俺はヴォーカルだからPeterとPatrickの代弁になっちゃうけど彼ら2人の間では緻密なやり取りがされているよ。作曲に関しても演奏に関してもね。それぞれが違ったテクニックを持っていて、どう表現したいかで演奏方法やエフェクト、使う機材を決めていくんだ。

-MORBID ANGELのErik Rutan所有のスタジオで前作に続き今作もレコーディングしたとのことですが、Erikとは古くからの友人なのでしょうか?

うん、そうだよ。彼は凄く面白いヤツなんだ。もちろん素晴らしいミュージシャンだしね。

-今作はセルフ・プロデュースとのことですが外部のプロデューサーを入れなかったのは何故でしょうか?

これもまたスケジュールやら問題やらで結果こうなってしまったんだ。俺たちは今回もJonas Kjellgrenにプロデュースしてもらいたかったんだけど、色んな都合でできなかったんだ。でもPeterとPatrickが全力を尽くして、このアルバムを仕上げてくれたよ。

-また自分達でプロデュースをしてみて、良かった点と悪かった点を教えてください。

良かった点は経験を詰めるということだね。どのバンドもできる限り自分たちで作ろうとするけど、本当に完全にやることはなかなか無いからね。悪かった点は特に無かったと思うよ。

-1stEPのリリースから7年が経ましたが、順当にバンド活動を続けて成長していっているように見えますが、その中でもバンドが抱えている悩みや苦労がありましたら教えてください。

ハハハ(笑)。もう考えられる限りの悩みや苦労は全部あったと言えるだろうね。でも、お蔭で人間として随分強くなったし、バンドとしても強くなったよ。この痛みを音楽に生かしたいね。

-THE ABSENCEの最終目標をおしえてください。

自分たちが好きなことをする。バンドとして成功すること、そして自分たちが楽しめる音楽をやり続けるってことだな。

-バンド名のTHE ABSENCE の“ABSENCE(不在,留守)”ですが、これは何に対しての不在,留守を意味しているのでしょうか?

たくさん挙がった候補の中から決めたバンド名なんだけど、“欠乏”や“欠如”みたいに何かが“欠けている”状態のことだね。俺たちの周りの状況を表している言葉だったから、これにしたんだ。