－激ロックとして初めてのインタビューですので、活動開始から今までの流れを教えてもらえますか？

KA+U （以下K）：結成したのが2005年の11月頃で、本格的に活動を始めたのが2006年の8月ぐらいからですね。そこからライヴが月1ぐらいのペースでやってましたね。その次の年に、１stミニ・アルバム『CHAIN』を発売して、そこから初めて全国にツアー行かせていただきました。

Hiroko （以下H）：2008年にファースト・フル・アルバム『Choice of Life』をリリースして、それから2009年の5月にIN THIS MOMENTと対バンして、その翌月の6月にDEADLOCKと対バンしました。

K：その年の11月にHIGH and MIGHTY COLORの対バン・ツアーの京都と神戸に参加させてもらいました。それまで月4本ぐらいのペースでツアーをしていましたね。

H：それプラス、自分たちのイベント"MY SWEET REVENGE"を一月に一回、2バンドをゲストで呼んで1バンド40分ずつっていう結構長い持ち時間のイベントをやっています。

－メンバー・チェンジはなく結成当初から変わらないメンバーでやっているのでしょうか？

K：ベースだけが替わっていて、厳密には覚えてないんですけど、最初のメンバーが一年弱続いて、一度変わって今Oh God, This is Plague of Warっていうバンドでベースを弾いているのが二人目のベースなんですけど、DEADLOCKとのライヴの後に脱退ということになって、その後にKEIが入った感じですね。あとは全部オリジナル・メンバーです。

－RAMPANTという単語には荒々しい、狂暴なという意味と、後脚で立っているなどという意味がありますが、実際にはどういう意味を込めてRAMPANTというバンド名にしたのでしょうか？

H：坂本竜馬の単行本みたいな本を開いたんですよ。その中に"ショウケツ（猖獗）"っていう超難しい2文字の漢字があって、それを英語で調べたらRAMPANTって出てきて、それにしようって。それを調べていくうちに、イギリス英語で片足立ち獅子とかって出てきて、ライオンかっこいいやんみたいになって(笑)。

K：今はそれがメインみたいになって(笑)。

H：前のアルバムのTシャツとかも、ライオンをモチーフにしてます。

－2ndミニ・アルバム『BLOSSOM』完成おめでとうございます。
一番最初に感じたのが、非常にクオリティが高い作品だなと感じました。実際に完成しての今の気持ちを教えてください。

K：そうですね、特に売れ線とかを狙って作ってるわけじゃなくて、自由にその時の感情で作って、それが今回はかなりいい形でできたかなと思います。新しいベースが入って、その要素も含みつつ新しい僕らのジャンルができたかなと思ってかなり満足しています。

H：前のアルバム出してから、IN THIS MOMENTやDEADROCKとか、HIGH and MIGHTY COLORとかいろんなバンドと対バンをしたりとか、自分たちのイベントとかするようになって、聴く音楽も結構変わってきたりとか、凄い幅広くなってきた中で、そん中でいいものをみんなで抜いてって、出来たのを集めたのが今回のアルバムって感じですね。自分たちでも、新しい発見とかすごいあって、聴いててもうちららしいなぁと思いながらも、新しいなぁとかって感じています。

－『BLOSSOM』はリリースしてまだ数日ですが、リスナーの反応はいかがですか？

H：そうですね。昔からのお客さんとかも凄いいいって言ってくださるし、MySpaceも一気に再生数が上がりました。

K：さらにさらに多くの人に聴いてもらえてるってのもあるし、昔からのファンの人たちもクオリティが高くなったって言ってくれますね。ジャンル的なことを言う人もいるんですけど、そんなことを気にしなくかっこいいって言ってくれる人が多いですね。

H：幅が凄い広がった♪

K：セクション的にいろいろハードな面もあったりするんでそういう風にちゃんと聴き分けていてくれているんで、おおむねいい反応ですね。

－HMVをはじめ、かなりの好アクションを得ていると聞きましたが、この反応は予想していましたか？

H：全くもう。ホンマにありがたいですね。HMVさんとニュース一緒に作らせてもらったりとか、予約ランキングが一瞬ですけど1位になったりとかと反響があったみたいで。

－予約ランキングっていうのはジャンルの縛りの中ですか？

H：1位になったのがヘヴィメタルのランキングですね。

K：総合で一時期9位まで上がりました。KARA（※K-POPアイドル）の次でした（笑）。