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INTERVIEW

CONFIDE

2010.07.05UPDATE

2010年07月号掲載

CONFIDE

Member:Ross(Vo)

Interviewer:ムラオカ

-結成からまだ6年ですが、すでにオリジナル・メンバーはギターのJeffrey Helbergのみですね?結成当時よりJeffrey がリーダー的存在なのでしょうか?

この6年間で何度かメンバー・チェンジがあって、正式な意味ではギターのJeff だけがオリジナル・メンバーで、僕は3年ぐらい前に加入して、今のメンバーに落ち着いてからは2年ぐらいになるかな。

-1stアルバム『Shout the Truth』ですが、リリース当初はScience Recordsよりリリースされていましたが、その後TRAGIC HEROよりリイシューされましたね?これはどういった経緯でTRAGIC HEROよりリイシューされることになったのでしょうか?

Science RecordsはWarnerの中のレーベルだったんだけど、社内で再編成みたいなのがあって、僕らは同じWarnerの傘下レーベルのTRAGIC HEROに移ったって訳さ。

-またリイシューの際に3曲追加してリリースされましたが、この3 曲はリイシューのために新たに書かれたものなのでしょうか?

再発された1stアルバムのボーナス・トラックとなった曲は、実は他の収録曲と同じ時に録っていたものなんだ。もしかしたら再発するかもしれないと思って、その時の為にとっておいたんだけど、ラッキーな事に本当に再発することが出来たって訳さ。

-またリイシューの際にPOSTAL SERVICEのカヴァー「Such Great Heights」を収録したことで話題になりましたが、あの曲をカヴァーするというアイデアはどのように生まれたのでしょうか?

カヴァー・ソングをやろうって話になって、他にも色々と候補は上がったけど、全員の意見が一致したのが、「Such Great Heights」だけだったんだ。みんな知ってる曲だし、みんな歌える曲だから、カヴァーするにはパーフェクトな曲だからね。

-ドラマーは再三メンバー・チェンジが起きているようですね? クリーン・パートもこなせる現ドラマーであるJoelが加入した後に「Such Great Heights」のカヴァーは完成したのでしょうか?

そうだよ。そのカヴァー曲をやった時には既にJoel はいたよ。実際にこの曲のレコーディングは彼がカルフォニアに持っているスタジオで録ったしね(笑)。

-またこの曲は原曲を生かしながらも、CONFIDEならではのトラックに仕上がっているように感じましたが、ご自身での評価はいかがですか?

若いころによくPOSTAL SERVICEは聴いていて、「Such Great Heights」は間違いなく彼らの代表曲だし、この曲をカヴァーするってことが決まって個人的にもとっても興奮したよ。

-Joelは加入以前、OLIVA THE BANDにいたようですが、OLIVA THE BANDとCONFIDEはあまり接点がなさそうですが、彼の加入はどういった経緯で決まったのでしょうか?

JoelはOLIVA THE BANDってバンドにいたんだけど、バンドが解散してしまって、彼はレコーディングの仕事を始めようとしていたんだ。それで俺たちがCONFIDEに入らないかって誘って今に至る感じだよ。

-それでは最新作『Recover』についてお聞きします。
非常に素晴らしい出来栄えですね。前作も悪くない作品ですが、今作の完成度はずば抜けていますね。自分たちでも納得のいくものができたのではないですか?

『Recover』の出来にはかなり満足しているよ。メンバーは全員共通の意図を持って、どんなアルバムにしたいかという理想の完成図を描いていたんだけど、それを達成することが出来たんだ。

-最新作『Recover』はシーンにおいてどのように評価されると思いますか?

今のところ本当に嬉しい事しかないし、みんな気に入ってくれているという反応しかないから、俺たちとしてもとっても嬉しいよ。

-また今作は凄くアグレッシヴで、しかも凄くキャッチーですね? またパーティー感覚が随所に感じられます。そこらへんは意識しましたか?

このアルバムをとにかくへヴィで、同時にキャッチーなものにしたい、というはっきりした意思があったんだけど、それをこの『Recover』では出来たと思っている。Joelがバンドにキャッチーさを加えてくれたというのは、サビを聴いてもらったらすぐに分かると思うよ。

-前作よりドラマーであるJoel のクリーン・パートが大きくフューチャーされているように感じました。まずなんといってもメロディが非常にキャッチーで充実していますね? Joelの加入で前作よりメロディ・パートを重視する方向にシフト・チェンジしたのではないですか?

Joelが入る前のCONFIDEには誰も歌える人間がいなかったから、Joelがバンドに入ってくれた時点で、彼の声が美しい事を知り、ポテンシャルをフルに活かしたいという話になったんだ。前作の『Shout The Truth』と一番違うのはそこだと思う。