MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

ALL NIGHT DYNAMITE

2010.04.08UPDATE

2010年04月号掲載

ALL NIGHT DYNAMITE

Member:Denny Dynamite(Vo&Gt) Joey Dynamite(Dr&Vo&Key)

Interviewer:MAY-E

-DennyとJoeyは10歳の頃から曲作りをしていたそうですね。それほど若い頃に曲作りを始めたきっかけは何だったのでしょうか?

Denny(以下D):まだ僕が10歳の時、クリスマス・リストを作っていたんだけど、その時に母親の雑誌にエレキギターが載っているのを見たんだよ。そこで、”ヘイ、僕もロックスターになれるじゃん!”と思って、サンタさんにエレキギターをお願いしたんだ。それが全ての始まりさ!(笑)

-ALL NIGHT DYNAMITE以前はポップ・パンクバンドも経験してきたとか。バンドでなく、二人だけで音楽をやろうと思った何か特別なきっかけはありますか?

Joey(以下J):僕らは、たくさんポップ・パンクの音楽を聴いて育ったよ。ポップ・パンクって、わざといい加減に弾いたり、ちょっと音を外したりするのがカッコいいから、自分たちでも演奏できるように思えたんだ。でも、自分たちの演奏が上手くになるにつれて、他の種類の音楽で自分たちを試したくなったんだよ。Dennyのギター(本当にすごくひどいものだった!)を数年間聴いた後、Dennyがママに僕にドラムを買ってあげてほしいと説得してくれて、バンドをスタートすることが出来たんだよ(笑)僕もそれ以来、一緒に曲を作っているんだ。そして僕らがMacとレコーディングソフトウェアを買った時にALL NIGHT DYNAMITEを始めたんだよ。Dennyが最初にちょこっとくだらないビートを作り始めたんだけど、そのビートが色んなタイプの曲を僕らが作れる可能性を出してくれたんだ。

-曲作りを始めたばかりの頃からバンド活動時、そして現在に至るまで、ソ ングライティングの手法に変化はありましたか?

D:僕らが曲を作る時には色んな方法があるね。そのほとんどは、アコースティックギターを抱えて座って何かが僕を突き動かすまで弾き続けているか、自分が惹き付けられる歌詞やメロディーを偶然見いだすって感じかな。他の方法は、Macでビートを作って、Joeyか僕が自分たちの頭の中に浮かんできた歌詞のアイディアと合わせてみたりもするよ。

-ANDは双子の兄弟ということでも大きな注目を集めています。お二人の自己紹介をお願いします。

D:僕は歌とギターを担当しているよ。趣味は、天文学。あとはアイスクリームを食べることと(いや、冗談じゃなくてアイスクリームのことは本当に真剣なんだよ!)楽器を弾きまくることかな。(笑)

J:僕はドラムとシンセとバック•ヴォーカルを担当だよ。いくつか趣味を挙げると、ファイナルファンタジーとポーカーをやることかな(笑)僕らはこの通り、全く別の性格なんだけど、一卵性双生児だし、同じような変な癖が数えきれないくらいあるんだよ!

-アルバム『Digital Thrill』の完成おめでとうございます。アルバムを完成させた今のお気持ちを聞かせてください。

J:アルバムをリリースすることに今、本当に興奮しているんだ!曲をフルコレクションでリリースすることは、僕らにとってずっと夢だったからね。アルバムが出るってことは、記憶のスクラップブックみたいなものだよね。いくつかの曲は新しくて、いくつかは昔のもので。自分たちの経験を他の人とシェアすることが出来るのって素晴らしい気持ちだよ。

-本作は日本先行リリースとなるのだそうですね。日本での活動はAND結成時から視野に入れていましたか?

J:いや、僕らが日本でデビューするなんて全く想像もしていなかったよ。今こういうことになって段々と実感してきているって感じさ。今、日本ではエレクトロ•ポップが流行っているみたいだから、僕らもパーティーに参加するぞって思っているよ!

-軽快なエレクトロ・ビートと耳に残るキャッチーなメロディーをはじめ、どこをとってもフックがあって、「All I’m Thinking Of」 をはじめダンスフロアを席巻するであろうアンセムばかりですね。ファンにどのように楽しんでもらいたいでしょうか。

D:僕らは、自分たちはまずエンターテイナーであり、その次に作曲家だと思っている。僕らが一緒に曲を書くただ一つの理由は、みんなを楽しませたいってことさ。幸せな時も寂しい時でも、このアルバムがみんなのサウンドトラックになればいいなと思っているよ。そして誰かにとっての2010年のアンセムになればいいなと思う!良い時も、悪い時もね。僕らはスピーカーの中にいる君たちの友達だから、さぁ曲をかけて、パーティーをしよう!

-アップビートで楽しいだけでなく、恋愛の切ない気持ちを歌っている曲もありますが、二人のこれまでの人生経験が凝縮された内容になっているのでしょうか?また、曲作りの際はどんなことにインスパイアされますか?

J:うん、曲は僕らの経験や家族の経験や友達の経験からインスパイアされたものばかりだね。

D:曲を書くときに僕らを一番インスパイアさせるのは、僕らの観客がその曲を聴いた時どう感じるのかということなんだ。