INTERVIEW
Hundred Percent Free
2010.02.10UPDATE
2010年02月号掲載
Member:B-BURG(Hybrid Programmer) KAZ(Dr)
SIG(Gt) Ko-KI(Vo&MC) Tack(Vo&MC)
Interviewer:ムラオカ
-全国をツアーで回っていて名古屋のシーンの良さで痛感したことはありますか?
Ko-KI:名古屋でやっていく以上もっと盛り上げたいなという気持ちが強いですね。僕らロックとHIPHOP畑を絡めてシーンを盛り上げて行きたいなというのは常々話したりしていますね。
-バンドだけでなくHIP HOPのアーティストと一緒にイベントに出演したりとかはあるのでしょうか?
Ko-KI:B-BURGが元々クラブでやっていたんで、その繋がりから引っ張ってきたりだとかはありましたね。僕らはジャンルの垣根とかは気にしていないので。
-メンバーにベーシストがいませんが、ライヴやレコーディングではサポート・メンバーがいるのでしょうか?
B-BURG:現状ベースの打ち込みでプレイをしています。
-最初からベーシストさんはいらっしゃらなかったのですか?
SIG: MAKOTOというベーシストがいたのですが、去年の3月に身体上の理由でどうしても脱退せざるを得なくて、その時にみんなでこれからどうして行くって話しをして今の状況って感じです。
-結成からすでに7年近く経っているということは決してここまでが平坦な道のりではなかったと思いますが、これは大変だったなという思い出があれば教えてください。
SIG:メンバー間の意識の違いですかね。正直同じ音楽を好きな人間が集まったわけではないんですよ。メンバーそれぞれいろんな考え方がある中で、意思統一できたから今の結果があるんじゃないかなと。今は笑い話になるんですが、もう何回も解散しそうな感じで来たんですよね。だからここまで来るのに6年も7年もかかっちゃいましたね。
-メジャー第一弾シングル「Hello Mr.my yesterday」はあなた方のポップ・サイドを前面に出したトラックですね。インディーズ時代の作品にもポップな曲はありますが、ここまでHPFのポップな側面をフューチャーしたトラックは初めてですよね?
KAZ:例えばサビなんかはバンド・サウンドならではのダイナミックなレンジ感があると思うのでこれといって特別意識した訳ではないんですよね。HPFの枠内でのサウンドだと思っています。
シングルについてではなくアルバム制作の話し合いの中ででた話ではあるのですが、歌モノは今まで以上に歌に振り切ろうってことと、重い系の曲はさらに重くやっていこうよって話をしたんですけど、このシングルもその中の1つなのかなと思っています。これからもポップスに寄った作品も出して行くだろうし、ロック色の強いゴリゴリしたやつも出して行こうと思っています。
-「名探偵コナン」のエンディング・テーマに決まったとのことですが、ゴールデン・タイムでしかも高視聴率のアニメですのであなたがたの名前が爆発的に世に広まるという期待が持てますね?決まったときの気持ちを教えてください。
Tack:日本を代表するアニメなので純粋に嬉しいですし、HPFという音楽を知ってもらうきっかけになればなって思うのでここを入り口に僕たちのここから先の音だったりとか、ライヴっていう方向だったりとかいろんな角度を知っていって欲しいなという風に思いますね。
-この曲は「名探偵コナン」のエンディング・テーマに決まってからコナンというものをイメージして作られた曲なのでしょうか?
Tack:歌詞自体の多少のブラッシュ・アップはレコーディングするまでに行ったのですが、曲自身は決まる前からありました。
-シングルのカップリング曲「Boom Boom Dreamer」は「Hello Mr.my yesterday」から一転してアップテンポでHPFのラウドな側面をフューチャーした曲ですね?この曲にはあなたがたのラウドロックへの熱い思いを感じました。
SIG:ベースが脱退してベースレスになった時に初めて出来た曲なんですが、今までの流れを継承はしているのですが、ベースがいなくなったときにどうしようかという話をメンバー間でしたんですが、1つ新しい切り口としてダンス・ロックを取り入れたいなと。要するに生ベースではなくシンセ・ベースで曲を生かせる方向に持って行きたいなと話して、ちょうどそんな時に作った曲なので僕らなりのダンス・ロックに仕上がっているかなと思いました。THE PRIODIGYとかFRANZ FERDINANDという感じではないですが、僕らなりのダンス・ロックですね。
-今後ダンス・ロック的なものを意識して取り入れていこうかなという考えはありますか?
SIG:ラウドな感じのダンス・ロックも取り入れていく予定です。