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激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

RIDDLE

2009.12.04UPDATE

2009年12月号掲載

RIDDLE

Member:Takahiro(Vo&Gt) Shunsuke(Dr&Cho)

Interviewer:ムラオカ

-激ロックでインタビューを行うのが初めてですので結成から今に至るまでの流れを簡単にご紹介いただけますか?

Shunsuke(以下S):2003年の5月頃に埼玉県春日部市で、高校の先輩後輩だった間柄で当時は洋楽のメロディック・ハードコアに影響を受けていたメンバー4人で結成しました。それからアルバムを出したり、ツアーを行ったりして、今年の1月からベースのメンバー・チェンジがあり新たにメンバーを迎えて新生RIDDLEとして活動しています。

-海外のメロディック・バンドに憧れ結成とバイオにはあるのですが、どのような海外のバンドにあこがれていたんですか?

S:個人的にはBLINK182、RIDDLE全体としてはRUFIO、NO USE FOR A NAME、NEW FOUND GLORYあたりですね。

Takahiro(以下T):STRUNG OUT、RANDY、THE FULLBLAST ・・その辺ですね。

-結構コアなバンドを聴いていたんですね?

S:結構掘り下げては聴いていましたね。当時MP3.com、STM ONLINEなどを使って周りのバンドたちやメンバー内で情報交換をし合いながらかっこいいバンドを探していましたね。当時はスクリーモ・シーンの波も来ていたのでそこら辺のバンドも凄く聴いていましたね。

-邦楽のバンドからの影響というのは?

S:邦楽のバンドの影響をRIDDLEで出そうっていう意識は結成当初はなかったですね。結成して3、4年やっていく中で良い意味で拘りがなくなってきましたね。メロディック・ハードコアにはまる前の自分って結局、邦楽育ち、歌謡曲生まれなので、そういう影響も出していこうっていうか、隠していく必要はないなっていう意識は持つようにはなりましたね。

-結成当初からオリジナルをやっていたのですか?

S:最初からオリジナルでやっています。

-RIDDLE以前は二人とも別のバンドで活動していたのでしょうか?

S:僕とTAKAHIROは別のバンドでやっていたし、他のメンバー2人は高校でコピー・バンドでやっていましたね。

-結成メンバーであるベーシストのメシオさんが脱退した理由を教えてください。

S:僕たちはバンドを続けていきたかったんですがメシオは人生の目標を結婚に切り替えて、結婚するためにはRIDDLEを続けることは難しいってことでお互い別々の道を行こうと決めました。

-YUJIさんは古い友人とのことですが、今までは他のバンドで活動してきた経験などはあるのでしょうか?

S:YUJIは対バンとかも一緒にやっていた地元のバンドで活動していたんですが、メシオが辞めるタイミングではYUJIはちょうどバンドをやっていなかったのもあって誘いました。

-今作ではどのようなアルバムにしようかというコンセプトを持って制作したのでしょうか?あるいは自然の流れに身を任せて生まれたアルバムなのでしょうか?

T:後者ですね。

S: 5年間ずっと同じメンバーでやってきて、良い意味でも悪い意味でも生まれ変わった部分があると思うんでそういうものを全部詰め込もうっていうか、新しいRIDDLEの名刺代わりっていうか、とにかくベストをぶち込もうっていうのが強いていえばコンセプトですね。こういう楽曲寄りにしようとか、こういう楽曲を中心に作っていこうかとか、そういったコンセプト的なものはなかったですね。メンバーで作り上げていったものを気に入った順に、上位12曲を入れたってことです。

-曲を作っていくときの流れを教えてください。

S:結成当初はメンバーそれぞれのアイデアを持ち寄ってというのはあったんですが、ここ2、3年は楽曲全部が10だとしたら0~5くらいまでを作っていって、それをみんなで10に仕上げる感じです。

-作詞に関してはいかがですか?

S:最初はTAKAHIROだったんですけど、今は全員でやっていますね。

-作曲面からここに拘って聴いてほしいというポイントを教えてください。

S:一番はアンサンブルですね。LRのギターの感じだとかヘッドフォンで聴いたときの立体感とか、そういったアンサンブルに物凄く拘ったアレンジを今回やっています。ベースもメンバー交代によってシンプルなリズムのライン中心からガンガン弾けるタイプのメンバーに代わったんで、今までは突っ込み切れなかった部分もアンサンブルに拘って楽曲を作っているし、コーラスを入れるところ、入れないところもそうだしと、そういうアンサンブルに拘った部分を聴いてもらえればと思います。
あとは今までの作品の中で最もメロディの殺傷能力の高いアルバムが出来たなと思っています。