INTERVIEW
PHILMONT
2009.06.08UPDATE
Member:Scott Taube(Vo)
Interviewer:MAY-E
-バンドの中心人物であるヴォーカルのScott TaubeとギターのJosiah Princeは、PHILMONT結成以前はそれぞれ別のバンドで活動していたそうですが、どのようなバンドだったのでしょうか?
僕が以前活動していたバンドはめちゃめちゃポップで、Josiahがいたバンドはポスト・ハードコアって感じだったな。それぞれのバンドが解散して、PHILMONTを結成し、お互いの中間を取ったような感じの新曲を書き始めたんだ。なかなか面白いミックスを生み出していると思うんだよね。メロディはキャッチーなポップ・パンク、でも楽器構成やコード進行は普通の4コードにとどまらないよ。
-07年にバンドに加入しているベースのJustin SamsとドラムのTodd Davisは、PHILMONTが初めてのバンドになるのでしょうか?
いや、Justinは地元の別のポップ・パンク・バンドでプレイしていたし、Toddも実はJosiahがいたバンドでドラムを担当していたんだよ。
-バンド名であるPHILMONTは造語でしょうか?
バンド名は地図からランダムに選んだものなんだ。地図をパラパラめくって、ココだと指差して。PHILMONTは、ニューヨークの小さな町の名前なんだよ。誰も行ったことないけど!いいバンド名だなと思ったんだよね!
-あなたがバンドをやろうと思ったきっかけとなる特別なアーティストや、影響を受けた音楽を教えて下さい。
バンドとしてはRELIENT KやANBERLINそしてEMERYからかなり影響を受けているよ。でもそれだけじゃなく、他のメンバーもそれぞれ多くの影響を受けているね。僕がいつも聴いていたのはポップとかパンク・ミュージックだったよ。例えばBLINK 182、NEW FOUND GLORY、GREEN DAYとかね。
-デビュー・アルバム『Attention』を聴かせて頂きました。明るい気分にさせてくれるアップビートな楽曲から優しくメロウな楽曲まで、バラエティにも富んでいる素晴らしい作品だと思います。アルバムを完成させて今のお気持ちを教えて下さい。
アルバムを仕上げた時は本当にハッピーだったよ。僕たちは、みんなが本当に聴きたいだろうなってものを作ろうと終始意識していたんだ。スローテンポの曲もあるけど、大半はアップテンポのロックやポップな曲になっている。けっこうイケてるよね!
-『Attention=(注意して)』というアルバム・タイトルにはどんな意味が込められているのでしょうか。
みんなにぜひ注目(アテンション)して(or 注意して聴いて)欲しいPHILMONT初のアルバムだったからさ!そのままだね・・・。このアルバムで「やあみんな、PHILMONTだよ!」と僕たちなりに世界の人々に伝えているのさ。
-歌詞の全てに目を通せていないのですが、パーソナルなことを歌っているのでしょうか?
僕たちにとって大切な、あらゆることを書いているよ。人生だったり、愛だったり、信念だったりね。書いたその当時に起こっていたいろんなことだよ。
-特にキッズに注目してもらいたい歌詞はどの曲になりますか?
「I Can’t Stand to Fall」は凄く力強いトラックだと思うな。この曲に通じるものがあるという人も多いみたいだ。この曲は、壁をぶち破って自分を表現しようという歌なんだ。誰だって何かしらの問題を抱えてるものさ!
-全編に渡って素晴らしいメロディを聴くことが出来ますね。バンド内の主なソングライターはどなたですか?また、ソングライティングのプロセスを教えて下さい。
僕とJosiahがほとんどの曲を書いているよ。まず各自で書いて、その後、お互いにプレイしてみる。どちらの曲がいいか考えて、それから一緒にやっていく感じかな。で、全部曲が書き上がった時点でバンド揃って楽器を入れて練習するんだ。
-ピアノをフィーチャーした楽曲もありますが、レコーディングではメンバーが弾いているのですか?また、ライブの時はどのようにプレイしているんでしょうか。
アルバムでピアノとシンセを弾いたのはJosiahだよ。ライブでもね。彼はリード・ギターとバッキング・ボーカルも担当しているんだけど。忙しいヤツなんだよ!
-エレクトロのアレンジも大げさでなく、とても的確に取り入れていますね。バンドにはキーボーディストなどはおりませんが、結成当初からこのような音作りを目指していたのでしょうか?それとも、レコーディングの段階で取り入れられたものでしょうか。
ステージではJosiahがキーボードとシンセを弾いているんだけど、アルバムだと大げさではなく、ちょうどいいようだね!シンセやエレクトロの要素を曲に加えていく作業はかなり面白いんだよ。他の曲とはちょっと違った感じになるからね。