INTERVIEW
MXPX
2009.06.23UPDATE
Member:Mike Herrera (Vo&Ba), Tom Wisniewski (Gt), Yuri Ruley (Dr)
Interviewer:山本 真由
-そうやって、オリジナルに忠実にストレートなパンクロックを10代のころからずっと続けていて、自分たちがバンドを始めたころ憧れていたバンドのように、今のキッズにとっては自分たちがビッグなバンド、パンクロック・ヒーローになっているというのはどんな感じがしますか?
Y:そうだね、そうやってランクを1つずつ上がっていったというか…だけどね、変な話、周りから、あの頃の君たちはこんなことをしてたとか、こうだったよね、なんて色々言われるんだけど、自分たちでは全然覚えて無かったりするんだよね(笑)。
M:確かにそうだな(笑)。
Y:時代の流行り廃りで、その時人気のバンドが「影響を受けたバンド」なんて僕らの名前を挙げると、一気に注目が集まったりとか…そんなことがあったりなかったりの繰り返しさ。勿論、そうやって言ってもらえるのは嬉しいことなんだけどね。なんだか気がつけば14年、ってのが正直なところかな。
-なるほど。Mikeはどう思います?
M:うーん。考えてみたら変な感じがするよ。そういえば、かつてはよくGREEN DAYとも比較されたしな。確かに、お互いメロディックだし、3ピースだし…まぁ最近向こうは5人だけど(笑)。
T:長く続けていると、気がつけば自分たちがパーティーの主催者になってるんだ。
M:若いころは、面倒を見てくれる人たちに囲まれているんだ、マネージャーやレコーディング・スタッフやブッキング・エージェント…ステージに上がってもテックやクルーや色んな人たちが何でもやってくれる。それに慣れてしまうと、こちらから何かをしてあげるってことを忘れてしまうんだ。それが、だんだん成長して、今のオレたちっていうのは自分たちの荷物を自分で持って、更に人の分まで持ってあげられるような…そういうところまで来たって感じだよ。
だから、さっき言ったパーティーの主催者っていうのは、自分たちが仕切るってのも勿論だけど、それ以上に他の人、他のバンドのこともの面倒をみてあげる立場になっているってことだよ。
-それではそのパーティーの主催者として、今後、ツアーで一緒に回ってみたいバンドややってみたいことがあったら教えてください。
M:うん、いつも考えているよ。 去年はRANCIDのサポートとして一緒にツアーを回ったんだけど、そのときは楽しかったな。日本にああいうビッグなバンドと一緒に来れたら最高だな。
-若いバンドでいうと?
M:そうだな…ちょっと思いつかないな。
Y:色んなバンドとやってみたいよ。
T: SET YOUR GOALSと一緒にツアーしてみたいな!今まで一緒にやる機会が無かったんだ。
-今現在は、まだ日本でのツアーが始まったばかりですが、次のアルバムについてはもう計画があるのですか?
M:そうそう、次のアルバムについてそろそろミーティングをしなきゃなっていうミーティングはしてるんだ(笑)。
T:でも、今回のツアーのために練習をしているときに、新しいアイデアも出てきているし、そろそろ…
Y:来月…くらいかなぁ(そのミーティングは)。
一同:(笑)。