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INTERVIEW

LACUNA COIL

2009.05.18UPDATE

LACUNA COIL

メンバー:Cristina Scabbia

インタビュアー:ムラオカ

-前回インタビューさせていただいたのは、LOUD PARK 07で来日し、ライヴの直前でのインタビューであってライヴ後ではなかったので、今あえて聞きますがLOUD PARK 07でのライヴはいかがでしたか?

東京で演奏したのは本当に最高だったわ。それまで日本に行ったことがなかったので、サウンドウェイヴの観客の前で演奏した時にはもう胸にグッときたし、とても興奮したの。DVDの『Visual Karma (Body, Mind And Soul)』にこのセットの録音を入れたくらいよ! それくらいあの日の演奏が気に入っているわ。観客は本当に歓迎してくれたし…私たちの曲であんなに熱狂してくれるとは思っていなかったのよ。日本に来る前に、他のアーティストから「観客はおとなしくて、ショウに入り込んでくることはない」と言われていたから。でもそれは本当ではないとわかったわ。日本人は本当にロックできるんだから!

-3年ぶりのニュー・アルバム『Shallow Life』のリリースおめでとうございます。私個人の意見としては今までの過去最高の出来だと感じました。今の気持ちを教えてください。

どうもありがとう、私と同じように気に入ってもらえて嬉しいわ。バンドの本質、そしてこれまでの10年以上のキャリアで何をしてきたのかを最も良く表しているアルバムだと思うの。これは何か新しいものと、何か古いものをまとめたもので、完璧な組み合わせとなってる。これが私たち。本当に心からこのアルバムを愛していて、作曲についてもプロダクションについても100%満足しているわ。

-アルバム通しての印象は、今までの作品に比べアンダーグラウンドなメタルな香りは減りより洗練されたように感じます。今まで以上に幅広い音楽ファン層に訴えることができる作品に仕上がったのではないでしょうか?

意図してそういうことをやったというのはまったくないけど、正直なところ、これまでの作品のいくつかに比べると、よりヘヴィになっていると考えているの。違いは、もっとストレートで、よりはっきりとした音になっているということね。たぶん、だからもっと訴えるところがあると感じたんじゃないかしら。このアルバムは聴き手に直接語りかけるの。これは確かによりロック指向だし、自分たちのルーツは活かしたまま、少しばかり進歩したかったのよ。

-ニュー・アルバムでは東洋的、中東的なメロディは若干減りましたね? その代わり普遍的魅力に溢れるメロディが増えたように感じますが、最近のあなたがたの音楽の趣向が変わってきたことからでしょうか?

私たちはいつもいろいろな音をミックスしたいと考えていて、自分たちのサウンドが陳腐にならないようにしながら、一般的な音楽からインスピレーションを受けることが好きなの。明らかに、歳月を経れば、何か新しいものを聴き、人間として成長することになるから、何かをなくして、新しい何かを受け容れることになるかもしれない。今でも中近東の音は好きだし、たとえば、「I’m Not Afraid」のような曲には残されているわ。

--アルバム・タイトルにもなっている「Shallow Life」はとても神秘的なバラードですね? このトラックをアルバム・タイトルに選んだ理由を教えてください。

これは私たちの周りの浅薄さの感覚を完璧に表していて、そのために時に孤独を感じたり、その1分後にはとても幸せに感じたりするの。アルバム全体が実生活のことを述べていて、歌詞の一言一言が、私たちが毎日暮らしたり、見たりしていることからインスピレーションを受けている。時には、自分に没頭して、とにかく独りになりたい、独りでいなければならない時があるの。それから、実際何か、一種の声明みたいなものをはっきりと実際に述べているタイトルでもあると思うわ。

-リード・トラックである「Spellbound」はアップテンポでAndreaからCristinaへのヴォーカルの切り替わるタイミングや扇情的なギターソロなどゾクゾクするほどカッコイイですね?まさにシングルに相応しい曲だと感じました。この曲をファースト・シングルに選んだ理由を教えてください。

「Spellbound」はとても気に入っているの。これは『Shallow Life』を示す上で完璧な曲で、この曲ではバンドの一人一人が均等な場所を占めている。これは強力な「バンド」としての宣言なのよ。「Spellbound」は、私たちが過去にやってきたことと、現在やっていることを完璧に組み合わせたものだわ。

-「Spellbound」のPVを観させていただきました。聞いたところ、撮影場所にはDOLCE&GABBANAの直営レストランを使用することができたそうですね?前回のLOUDPARK07でのインタビューの際に「私たちはイタリアにとって一介のロックバンドに留まらず輸出産業みたいなもの」とおっしゃっていたのですが、イタリアのトップブランドであるDOLCE&GABBANAも協力してくれているとなるとまさに言葉どおりのようですね?

私たちは製品ではないから、その意味では自分のことを「輸出産業」とは呼びたくないけれど、自分たちはイタリアから何かを提供したとても限られた(あるいは唯一の)バンドであるとははっきりと言える。だから、私たちはイタリア以外の世界に対して、イタリアらしいクラスやスタイルというものを伝える「責任」があるのよ。そして私たちのファッション・センスはその一部となっている。ヘヴィなロックを演奏しているからといって、見た目がめちゃめちゃでもいいっていうことにはならないわよね(笑)