－またファッションも非常にスタイリッシュに洗練されたように思えるのですが、DOLCE＆GABBANAからのサポートなどもあるのでしょうか？

「Spellbound」のビデオで衣装の無料提供を受けたし、別のイベントでサポートもしてくれたけど、契約をしているというわけではないわ。これまでずっと、スタイリストの助けを借りずに、自分たちのスタイルを選んできたのよ。

－プロデューサーにはDon Gilmoreを迎えましたが彼をプロデューサーに選んだのはメンバーのアイデアでしょうか？

マネージメントと一緒に決めたんだけど、とても良い相手を選んだわ。結果についても、『Shallow Life』でDonがやってくれた仕事についてもとても満足しているの。

－またDon Gilmoreと今まで起用したプロデューサーに「さすがDon Gilmore！」と感じるようなことはありましたか？

Donは、疲れていたり、気分が悪かったりするときに、やる気をとても出させてくれるの。正しい気分になり、集中心が続くようにしてもらうと、とてもありがたいわ。同時に彼はとてもおかしな人物で、いつも冗談を言って、何かしらびっくりさせてくれるのよ。

－日本盤にボーナス・トラックで収録されている｢Oblivion｣と「The Last Goodbye」のみ聴かせていただいていないのですがこの2曲はニュー・ソングでしょうか？　また他の国ではボーナス・トラックとしては使用されないのですか？

あの2曲は新曲で、『Shallow Life』の他の曲を録音したのと同じセッションで録音したものなの。他の国でボーナス・トラックとして使われるかどうかは知らないわ。日本だけになるかもしれない。

－ジャケットには美しいものの象徴である宝石が戦争を思わせる手榴弾と一体となっていますね？非常に意味深なデザインですが、この意味するところを教えてください。

これは人生自体の二重性を象徴しているの。皮相的な部分と本当の部分をね。手榴弾のベースはとてもデリケートな水晶でできている。残りの部分は本物で危険なの。基本的には、あなたがするどんなことでも、いつでも目の前で「爆発」を起こすかもしれないという意味で、人生の中でものごとを取り扱うときには慎重でなければならないということを語っているの。

－今作ではレコーディングをアメリカのハリウッドのNRG STUDIOで行ったそうですね？ あなたがたはイタリアのミラノを愛しているようなのでツアーはまだしもレコーディングはイタリアでやりたいとは考えませんでしたか？

NRGスタジオは、世界で最も認められているスタジオの一つで、ミラノではこれまでに録音したことがあったのよ。変化の時だったし、その違いを見て、聞きたかったの。

－今現在、アメリカをDISTURBED、KILLSWITCH ENGAGE、CHIMAIRAと一緒にMUSIC AS A WEAPON IV TOURの真っ最中だと思いますが、すでに新曲はセットリストに入っていますか？また、もし入っていましたらどの曲か教えてください。

ええ、「Spellbound」と「Not enough」をライヴで演奏していて、観客の反応はとにかくもの凄いわ。ネットで曲を聴いたことがない人でも、とても良く反応してくれてる。そのことがとても、とても嬉しいわ。

－またツアーは盛況ですか？　他の出演バンドで気が合ったバンドはいますか？

メイン・ステージに出ているバンドは全部知っていたので、大きな成功を収めているツアーで友達と一緒にいられるのはとてもうれしいわ。会場はずっと満席よ！

－4/8リリースのKerrang!の表紙にCristinaが採用されていますね？　この表紙の写真はKerrang!用に撮影されたものですか？もしそうでしたら撮影時のエピソードがありましたら教えてください。

写真撮影は、ドイツで、ポール・ハリーズという写真家が行なったの。これはKerrang!独自の企画よ。とても楽しかったわ。写真ごとに自分を変身させるのはとても好きだし、写真もとてもクラッシーで、ある意味ピンナップ・スタイルだったわ。本当に気に入っているのよ。この撮影は、Andrea Ferro(Vo)と一緒にパリ、ドイツのドルトムント、それにオランダのティルブルグを回った短いプロモ・ツアーの間に行われたの。面白いエピソードなんだけど、写真を撮影したのは、『Shallow Life』の公式な写真撮影を行ったのと同じ場所だったわ。例えば、私がポップなプリンセス、Andreaが悪党みたいな格好をしているのがそうよ。

－日本のバンドでDir en greyというバンドが最近あなた方同様、Kerrang!の表紙を飾ったのですが彼らのことはご存知ですか？

どのツアーなのかは思い出せないけど、アメリカで彼らがツアーしていた時に、1～2度見たことがあるわ。