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INTERVIEW

A STATIC LULLABY

2009.04.16UPDATE

A STATIC LULLABY

Member:Joe Brown(Vo)

Interviewer:MAY-E

-まずは、バンドの近況を教えて下さい。

とても良い感じだよ。シングルカットした"TOXIC"がスマッシュヒットしつつあるしね。
今はツアーに向けて準備を進めていて、2009年は上手くいきそうな予感がするよ。

-4thアルバム『Rattlesnake!』日本盤化おめでとうございます!昨年のベスト・アルバムに選出したお気に入りのアルバムということもあり、個人的にとても嬉しいです。前作も素晴らしい作品でしたが、本作へのリスナーの反応はさらに良いのでは?

祝福してくれてありがとう。俺も全く同じようにうれしく思っているよ。ファンのみんなもこのアルバムを本当に気に入ってくれているみたいだしね。でも俺達の今回のアルバムが、こんな感じになるなんて結構予想外だったみたいだけど。ファンのみんなはいつも俺達がどんなアルバムをリリースするのか待ち遠しく思ってくれているんだ。同じようなアルバムを何度も欲しいとは思わないだろうしね。
今回のアルバムは少なくとも2年待ってくれただけの価値のあるものになっていると思うよ。俺はこのアルバム『Rattlesnake!』を新たなファンベースの開拓につながるようにしたいし、それだけ魅力的なものになったと思うよ。

-脱退などがありメンバー編成も変わりましたが、脱退に関してお話出来ることがあれば教えて下さい。

バンドとしては前作『A Static Lullaby』の頃からあまり変わってないんだよ。DanとDaneと俺の3人ってところは。2007年のWarped Tourの最中にTylerにバンドに加わってもらってから4人になって本作『Rattlesnake!』を作ったんだ。4人になったことはとても喜ばしいことだよ。

-結成時のメンバーは5人でしたが、現在では4人ですね。ですが、本作はあなた方の作品の中で最もダイナミックなアルバムだと感じました。まず『Rattlesnake!』のコンセプトやテーマがあれば教えて下さい。

俺達は今までデタラメなことはしてきたつもりはない。いつも目標に向かって真っ直ぐやってきたつもりなんだ。本作のコンセプトは、ただ俺の心の内をさらけだしたって感じかな。そうして出来上がった曲をストーリー仕立てになるように仕上げていったんだ。
「THE PLEDGE」「THE TURN」「THE PRESTIGE」の順に曲の歌詞を見てもらえれば、どんなストーリーになっているのかが分かってもらえると思うよ。俺達はヘヴィロックバンドとしてやってきたけど、本作ではそんな風に表現の幅を広げたかったんだ。

-サウンドだけでなくプロモーション写真やアルバムのアートワークから、サザン・ロックのワイルドさを感じることが出来ますが、それがASLのサウンドに驚くほどしっくりとはまっていていますね。このような新たなテイストを取り入れたのは?

正直言うと3つの選択肢があると思うんだ。
1つ目は、どのアルバムでも同じような音楽を作り続けることで芸術的に優れたものを表現するということ。
2つ目は、新しい新鮮な要素を取り入れてチャレンジし続けるということ。
俺は、そういうチャレンジ精神に誇りを持っているからその選択肢を選んだってことさ。でも、例えばシンセサイザープレイヤーを入れて馬鹿げたテクノサウンドの音楽をやったところでそれは俺らしいものじゃない。誰か他の人が上手くやっているような音楽で、人々がそれを気に入ってるとしても、それが俺らしいものじゃなかったら意味がないからね。
3つ目は、自分が心から愛している音楽からインスパイアされるということ。
PANTERAは、手首にCFHのタトゥーを入れているくらい、長い間俺が大好きなバンドだ。本作には俺がメタルを愛していることも影響を与えていると思う。俺がそういうヘヴィロックを愛しているから、その要素を取り入れてみたらとても良い感じになったんだ。あと、俺の仕事としての音楽は歌詞に表現されるべきものだと考えている。本作ではそういう点も、パーフェクトに表現する事ができたと思っているよ。

-ソングライティングのプロセスも、デビュー当初から変わってきているのではないかと思うのですが、いかがですか。

バンドをやっているヤツなら誰でも「常に進化し続ける」ことを頭に入れておくことが大切だと思うんだ。俺はいつまでも18歳ってわけじゃないし、8年前に作った音楽を今も作るつもりもない。俺は音楽を作り続けることで自分自身も成長し続けようとしているし、他のメンバーもそういうふうに考えていると思うよ。

-プロデューサーに再びSteve Evettsを迎えていますが、彼を迎えた理由を教えて下さい。また、彼との仕事はいかがでしたか?

俺達はこれからもSteveと共に仕事していくと思うよ。彼はバンドのことをよく分かってくれているから、これからも俺達のプロデューサーになってくれることを願っているよ。