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INTERVIEW

CAGE9

2009.02.07UPDATE

CAGE9

Member:Evan(Vo,Gt)

Interviewer:MAY-E

-「Worst case Scenario」ではWesがゲスト参加していますね。以前からWesと交流があったという話は聞いていますが、あなた方の出会いを教えて下さい。

Gordonの両親の家にやって来て一緒に朝食をとったのが一番最初かな。

-Gordonは今やWesの義理のお兄さんとなったわけですが、それついてGordonはどんなコメントをしていますか?

最初は皆スターに会って感激した感じだったけど、今はもう普通に家族の一員として接しているみたいだよ。

-WesはLIMPBIZKITを脱退し、BLACK LIGHT BURNSをはじめ、現在はMarilyn Mansonに加入したりしていますが、あなた方から見てWesってどんな人物ですか?

とてもとても才能のある人だね。彼は俺達とは全く違った考え方をしているしね。「Worst Case Scenario」の2番の歌詞を歌ってくれるように頼んだときは、彼がそれにアプローチする方法に非常に驚いたよ。俺は彼にアウトロの部分で口笛を吹いてくれるように頼んだんだけど、彼は小さな子供達がめそめそ泣いているような8種類のヴォーカルをレコーディングしたんだよ。それを聴いたときは興奮して椅子から転げ落ちたよ。彼はまた、素晴らしい画家でありアーティストでもあるしね。俺はBLACK LIGHT BURNSの新曲も全てとても気に入っているよ。 彼は俺からするとFOO FIGHTERSのDave Grohlみたいなキャラクターの人なんじゃないかなって思うな。偉大なバンド出身でありながらも自分の力でさらに素晴らしい作品を生み出しているから。

-同じくゲスト参加しているPOWERMAN5000とCAGE9とは親交が深いことはファンも皆さんご存知でしょうが、GODHEADとも交流があったとは驚きました。彼らが本作へ参加することになった経緯を教えて下さい。

俺はPOWERMAN5000のSpiderにCAGE9の曲を歌ってもらおうとして、その曲作りに追われていたんだ。その「That's When I Fxxk Things Up Again」という曲はもしかしたらそのままPOWERMAN5000の曲になってた可能性もあったんだよ。でも、結局はCAGE9の曲としてキープしておくことに決めて、彼にはカメオ出演みたいな形にさせてもらったってわけなんだ(笑) GODHEADのMikeは俺達の大親友なんだけど、ここ数年もの間俺達のアルバム「El Motivo」を大変気に入ってくれていたってことが分かったんだ。アルバム収録曲の「Hearts And Stars」を一緒にライヴ・パフォーマンスしてもらったりしたんだよ。それで「Survival Plan」にも参加してもらうことになった。最初は彼にはある別の曲のギターパートを担当してもらおうと考えていたんだけど、彼は「Over And Out」っていう曲をやりたいと言ったんだ。その曲には既に気に入っていたソロパートがあったんだけど、彼は全く違ったものにさせてくれないかって頼んだんだ。もちろん、それは今アルバムの中でもとても気に入っているパートになったよ。彼は今までで最高にクールなやつだよ!!

-これらのゲスト参加アーティストはCAGE9に何をもたらしてくれましたか?

たくさんのたくさんのお金だね。いやいや、冗談だよ(笑)彼らは、それぞれの曲に全く新しい視点をもたらしてくれたんだ。それはお金では買えないものだよね。それからもちろん、アルバムに参加してくれたアーティストそれぞれをとてもリスペクトしているよ。一緒に作品を作ることができてとても光栄に思っているんだ。

-両アルバムともに、Gordon(Dr)が加入して初めてのレコーディング作品になりましたね。来日公演時、Gordonはとてもユニークな人物だったと記憶しています。Gordonが加わって、制作中の雰囲気は今までと変わりましたか?

そうだね、まず個人的にはGustavoのいとこがオリジナル・メンバーのドラムスだったアルバム「El Motivo」のリリース当時以降、GordonとJessieと一緒にとても楽しく制作することができたと思ってるよ。バンドが一緒によくたむろしている連れみたいな感じになって、音楽を作るのも楽しくなったしね。10代の頃から音楽をやり初めて以来こんなにバンドを楽しんだことはなかったと思う。それほど音楽が生き生きとしたものになっているんだ。Gordonはとても激しくドラムをたたいていて、ロックのドラムスのスタイルの王道な感じだけど、ちょっとプログレッシヴさと技術面で足りない部分があるかな。だから俺は以前よりもっとストレートな楽曲を作るようになったかもしれない。まぁそれは個人的にはとても良い感じだよ。サウンドが俺達に合っているかいないかに関しては率直に意見を言い合うけどね。

-アルバム・リリース後の予定を教えて下さい。

ちょっとおかしい話かもしれないけど、2008年は2009年のための練習の年って感じだったんだ。今年はある意味、世界から締め出された感じで過ごしていたんだ。曲作りやレコーディングでスタジオに入りっぱなしだったからね。それで全てが順調に進めば、来年はできる限りスタジオから外に出てアルバムのプロモーションも兼ねて期待してくれているファンの皆をロックさせてやりたいと思っているよ。正直言って、俺達は早くツアーに出たくてたまらないんだ。もちろん日本にも行きたいと思っているよ!!

-プロデューサー、エンジニアとしてEvanが最近手掛けたバンド、または手掛ける予定のあるバンドがいれば教えて下さい。

"My Studio"って呼んでるスタジオでたくさんのバンドのレコーディングを行っているよ。それでも俺が完全には気が狂わないのは、ロサンゼルスのダウンタウンを見渡せる大きな窓があって太陽が昇り沈むのを観ることができるからかな(笑)CAGE9やPOWERMAN5000の制作を行っていない時は、アメリカやそれ以外の国のバンドの作業で忙しくやっているよ。 FRANKIE JAZZっていうコロンビア出身のバンドのレコーディングとプロデュースをやったんだけど、彼らの曲がビルボード・チャートのトップラテン・アメリカン・ソングズでチャートインするくらいラジオでよく流れているんだ。あと、BOY HITS CARの新しいEPもリリースされるよ。 その他に今作業しているバンドや最近作業が完了したバンドは、AUTUMN TRAGEDY, DAYBREAK ENDS,THE THRONE, STEMLIFE, FOUR STAR YOUTHとREVERSAL(JUMBOっていうメキシコ出身のオルタナティヴ・ロック・バンドのドラムスがフィーチャーされているバンド)だよ。 俺はいつもプロデューサーとして活動しているけど、そのことでCAGE9の活動に支障を出したくないから・・・。だからなんとかして時間のバランスを取るようにしているんだ。いろんなバンドをプロデュースする仕事で家賃を払って残りの時間は名声と財産を手に入れるために使うって感じでね(笑)

-最後に、日本のファンへ向けてメッセージをお願いします。

日本の皆に会えなくてとても寂しいんだ!!日本へ行ったのがもう1年も前のことになるなんて信じられないくらいだし、新しいアルバム「Survival Plan」が完成したってことを他の誰でもない君達に早く知らせたいんだ。ものすごく応援してもらっているのが俺達にもとても印象に残っているし、それが今回のレコーディング作業のモチベーションの元になってできる限り最高の音楽を作ろうと頑張らせてくれたんだよ。 だから日本の皆のエネルギーにはとても感謝してるんだ。また日本の皆に会って一緒にロックするのを楽しみにしてるよ!!

-インタビューありがとうございました。

こちらこそありがとう!!