―まず、INDEPENDENCE-Dでの来日からどのような活動をしていましたか?

Tom: 色々だね! いや、でも本当に俺は日本が大好きでまた行きたくてしょうがないんだ。
最近は、曲を書いてレコーディングして「THE COLD HEART OF THE SUN」ていう新しい アルバムをリリースしてツアーをたくさんして、それから数週間の休暇を取ったよ! でもまあ、ほとんどがライブをやっているかリハをやっているかだね。

―日本の滞在期間は短かったと思いますが、何か思い出はありましたか?

Tom: そうだね。ホントに短かったんだ。東京に3日間居たんだけど美しいところだね。 俺は奥さんと来てたんだけど、凄く楽しく過ごしたし有名なところにも何ヶ所か行けたよ! 街は綺麗だし人は凄く親切だし。日本の文化っていうのがヨーロッパの文化と全然違うんだってことが良く分かったよ! 3日間とも凄く素晴らしい時を過ごしたんだ。

―今回もCENTURY MEDIAからのリリースですが、今後もレーベル移籍は考えていませんか?

Tom: そうだね。契約は未だあるし将来も彼らと一緒に仕事をしていくよ。

―AS I LAY DYING、DARKEST HOUR、HIMSAらとのツアーはいかがでしたか?

Tom: 凄く良かったよ。大成功したし楽しかった。どのバンドとも1日目から仲良くできたし! それに毎日800人から1500人のお客さんが会場に来てくれたんだ! だから良いツアーだったよ。新しい友だちも何人かできたしね。

―前作と同じくJacob Hansenをプロデューサーに起用していますね。彼との今回の仕事はいかがでしたか?

Tom: 今回はレコーディングを分けたんだ。ドラムをJacobとデンマークで録って、ギター、ベース、ボーカルを俺たちのホームタウンの近くにあるレイプ・オブ・ハーモニーズ・スタジオで録ったんだ。 なんでかっていうと、家から近いから凄くリラックスしてレコーディングができるんだよね。そのスタジオは俺たちの1stアルバムを録ったところで、そこで働いてる人たちは本当に仲の良い友だちなんだ。それから俺たちはまたデンマークに行って、Jacobとミックスしてマスタリングしたんだ! Jacobとの仕事はいつも最高だよ。彼はとても有能なだけじゃなくて、冷静で、仕事がやりやすいんだ。彼は人としても素晴らしいよ。

―HEAVEN SHALL BURNのAlexander DietsのRape Of Harmonyスタジオでもレコーディングしたそうですね。ふたつのスタジオを使ったのはスケジュール的な問題ですか?

Tom: いや、さっき答えちゃったけど、ただやり方をそうしたくてレコーディングを2ヶ所に分けたんだよ。Jacobが作るドラムサウンドが本当に好きだから、ドラムはそうしたけど、他はとにかくゆっくりやりたかったからね。デンマークに3週間居たとしたら、そこで全部済ませないといけなくなるからね! レイプ・オブ・ハーモニーズ・スタジオは家から近いから時間もたくさんできるし、その分色んなことを試せる。ギターとドラムとベースに時間をかけたかったってことだね。

―Paul Romano (MASTODON、TRIVIUM) による前作「WHEN WORLDS COLLIDE」のアートワークは強烈でしたが、今回は彼を起用しなかったんですね。バンドのオリジナル・メンバーであるMarc Zechが今回のジャケットを作ったようですが、何かコンセプトはあるのですか?

Tom: うん。Marcに頼むと安いからね(笑)! いやいや、色んなデザイナーからオファーを もらったりしていたんだけど、本当にシックリ来るデザインがなくてさ。マークは1stと2ndのアートワークを担当したから、彼に頼んでみようかってことになったんだ。それで彼がいいよって言うからお願いしたんだよ。彼のアートワークには大満足してるよ。

―1曲目の"[Reach] The Sun"のギター・ソロではどこかで聴いたメロディーをオマージュしてますね。これは何ですか?

Tom: ノルウェーの作曲家のEDVARD GRIEGが書いた"The Hall Of The Mountain King"という作品だよ。俺はクラシック音楽が大好きで、彼は俺の好きな作家の1人なんだRiechtorがアイディアを出したんだけど俺たち全員気に入ってるよ!

―SEBASTIAN "RIECHTOR" RIECHE加入以降、メロディックなメタルの要素が増えまくってますが、今回は最高傑作だと思います。ライヴでは新曲をプレイしてますか?もしプレイしてるなら反応はいかがですか?

Tom: そうだねRiechtorはいつもMETALLICA, HELLOWEENとかIRON MAIDENみたいなオールドスクールなメタルを聴いてるよ。彼のギタープレイは、こういったバンドに大きな影響を受けていると思う。 でも彼は昔、CARCASSとかAT THE GATESみたいなもの も弾いてたんだ。だから彼はクラシックなメタル・エッジを加えたって感じだよね。俺たちはAS I LAY DYINGとのツアーで 毎晩最低1曲は新しい曲を弾いたんだよ! そして、それから直ぐTHE COLD HEART OF THE SUNワールド・ツアーが始まるんだ! だから新しい曲はもう直ぐライブでプレイできるんだ!