INTERVIEW
INSOLENCE
2004.04.10UPDATE
Member:MARK HERMAN(以下MA),MECHA1(以下ME)
Interviewer:ムラオカ
-2度目の来日おめでとうございます!!観光やショッピングはしましたか?
MA:まだだよ。スケジュールがびっちり入ってしまっているからね。観光や買い物はしてないよ。やっと渋谷を歩き回ったくらいさ。
ME:京都に行ってみたいんだけどね。
-先ほどのライブ素晴らしかったです!オーディエンスと一体になった素晴らしいライブでした。オーディエンスもあなたたちを祝福していましたね!
MA:観客の反応が素晴らしくて、本当にうれしかったよ!例えば、下に降りたときに一緒にフラッグをつかんで掲げてくれたりね。感動したよ!
ME:今までのショーを見てきてもらえば分かると思うけど、観客の盛り上がりは必ずバンドにフィードバックされる。観客が盛り上がればバンドも盛り上がる。それは一つのギブアンドテイクで理想の効果をもたらしていると思うよ!
-初来日は単独公演のクラブレベルの会場でしたが、今回はフェスへの出演と言うことでオーディエンスの数も何倍にも増えましたが、なにか心がけたことはありますか?
MA:会場や人数に関わらず、ベストなショーを見せたいと思ってるよ。50人だろうが、5万人だろうがね。
-今回のFESで楽しみにしているバンドはありますか?
ME:rancidは楽しみだね。すごく立派なバンドさ。
MA:今回のフェスは素晴らしいバンドがたくさん出ているね。見たかったGBHが今インタビューしてるから観られなくて残念だよ(笑)
-So sorry!!(笑)
MA:いいんだよ!気にしないで!僕らは取材されるためにも来ている訳だしそれはありがたいと思っているんだから!それにGBHは明日観られるしね!(笑)
-昨年末に出した2NDアルバム「STAND STRONG」についていくつかお聞きします。1stからもレゲエミュージックの影響が感じられましたが、今作ではサウンド、歌詞、アルバムジャケットなどさらにそれが押し進められているように思います。意識的にレゲエミュージックを取り入れていこうと思ったのですか?
ME:レゲエミュージックは特別意識しているわけではないんだ。自然な進化の結果がこのアルバムなのさ!
-半袖Tシャツで震えているMECHA1を見て)寒いですか!?
(同日出演のS.T.U.Nがプレスルームで消化器をばらまいたので急遽通路に設置してインタビュー中)
ME:あぁ、大丈夫さ!僕はサンフランシスコ出身だから、どこの国に行ってもだいたい寒いからね。もう慣れてるよ(笑)
-ロックファンにもお勧めできるようなレゲエアーティストはいますか?
MA:本拠地であるジャマイカにはたくさんいるから・・・アメリカだけで言うとDUBCATやLONG BEACH DUB ALLSTARSだな!
ME:ハワイのPEPPARもおすすめだよ!
-私はあなたたちのアグレッシブな曲も好きですが、前作にはなかったメロディアスでピースフルな雰囲気の「SO LONG」を大変気に入っていますし、あなたたちの今後の可能性の幅を広げた曲だとも思います。この曲ができた経緯を教えて下さい。
MA:実は、あれはもともとベッドルームでお遊びで作りはじめた曲なんだよ。ビートからはじまりどんどん音を重ねていって・・・。出来上がったら今までの僕らの作品と全く違っていてね。だからアルバムに入れるのを躊躇したほどなんだよ。でも、実際アルバムに入れてみたら皆気に入ってくれてすごく反応が良くてね!そんな風に気に入ってくれて本当にありがとう!
-今作は歌詞も非常にピースフルですね。攻撃的な歌詞もありますが、平和を手に入れるための戦いといった感じです。あなたたちが聴き手に一番訴えたいメッセージはなんですか?
MA:1stアルバム「REVOLUTION」と2ndアルバム「STAND STRONG」は全く正反対なものなんだ。陰と陽、夜と朝みたいなもんさ。
ME:でも前作も今作も伝えたいメッセージは全く同じものなんだ。ただ表現の仕方が違っていてね・・・例えば、「REVOLUTION」は攻撃的でアグレッシブだが、「STANDSTRONG」は9.11以降に作った曲がほとんどだからね。どちらかというとメッセージ的な柔らかい伝え方になっているよ。