DISC REVIEW
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オーストラリアン・ハードコア／メタルコアの新星、PREPARED LIKE A BRIDEが日本デビュー！ハードコア～メタルコア～エモ／スクリーモ～Djentと様々な要素を取り込みつつ、同郷のPARKWAY DRIVEを彷彿とさせる"もの哀しさ"が常に付き纏うような独特の空気感とともに独自色へと昇華し、深みを持ったサウンドが彼らの持ち味だ。シンコペーションを巧みに操りながら、時に不協和音をも駆使して展開させていくサウンドは難解さも併せ持っており、それだけに聴き込みがいのある作品と言えるだろう。ARCHITECTSらを手がけたBen HumphreysとJohn MitchellをUKから招いてプロデュースを頼んだというから作品への力の入れようは推して知るべし。その経緯からも世界を視野に入れていることが窺い知れるだろう。 米沢 彰
