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INTERVIEW

ENDZWECK

2015.12.09UPDATE

2015年12月号掲載

ENDZWECK

メンバー:Takashi Uesugi(Vo) Hirohisa Yamaguchi(Gt) Akifumi Mochizuki(Dr)

インタビュアー:荒金 良介

-なぜこのタイミングでいろんなことを試そうと?

Uesugi:ベルギーの"Goodlife Recordings"というレーベルから出したアルバム(2004年リリースの『Strange Love Or: How Those Learned To Stop Worrying And Love Bombs』)を出した時点でひと区切りついたんですよ。で、去年UNBROKEN、STRIFEと一緒にツアーしたときにものすごくやる気が戻ってきて。ここからまた頑張らなきゃいけないなと。僕はUNBROKENが大好きなんですけど、思った以上におっさんの反応が良かったんです。そういう反応を見ると"これは僕らが彼らの良さを若い人に伝えきれていないな"、"もっと発信しないと自分がいいと思うものは世間から忘れられてしまうな"と思うようになって。

-それでこれまでの活動方針を見直そうと?

Uesugi:そうですね。昔からの夢ではあったけど、COMADREのJack Shirley(Gt)にエンジニアをやってもらって、マスタリングはBrad Boatrightで、ふたりともアメリカの今のハードコア・シーンでは有名な人たちなんですよ。その力を借りながら世間にアピールしていけたらいいなと。近いところだと、Crystal Lakeみたいなサウンドがやっぱり今の音だと思うんです。でもやっぱり僕らは彼らのようにはなれないから。僕ら上手くないしね。多分そっちの方向に向かっていっても僕らでは新しいものを生み出せないだろうし。だったら、思いっきり逆の方向に振ろうと。

Yamaguchi:過去を振り返りつつ、自分たちの魅力を探したときに居場所が見えてきた部分は大きいですね。

Mochizuki:今までのENDZWECKの音源を聴き返したときに、勢いが伝わってくる方が自分たちらしいなと。それで一発録りにしたところはありますね。

-自分たちらしさを貫きつつ、外にもきっちりアピールできる音源にしようと。

Uesugi:7インチをひたすら作っていたときも僕はかなり楽しかったんですけどね。ただ、自分がいいと思うものは世の中に問わなきゃいけないなと。その思いは音楽好きな人なら、みんなあると思うんですよ。

Mochizuki:俺らのいいところは音源に出たと思います。

Yamaguchi:エンジニアのJack Shirleyは流行からそもそも離れてる人ですからね。

-DEAFHEAVENなどを手がけている方ですよね?

Uesugi:そうですね。流行の逆を行きすぎて、逆にハマッてるみたいな。彼が大事にしているのは、快適に演奏してもらうためならヘッドフォンもつけずにレコーディングするという。

-ラフで荒々しいサウンドは、みなさんも最初から大事にしてるところじゃないですか?

Mochizuki:はははは。それは僕の演奏力によるところも大きいです。

Uesugi:1~2作目は全部クリックを使ってるんですけどね。

Yamaguchi:ある一定のところから、みんなうまくならないと思って。

一同:はははは。

Yamaguchi:それが味になりますからね。

Mochizuki:背伸びしないというか、等身大ですね。

Uesugi:今までもずっと等身大だったけど、ちぐはぐ感はあったと思うんですよ。その身長の高さがや歩幅が合ってきたんじゃないかな。

Yamaguchi:誰かだけ上手いではなく、みんなの技術のレベルが揃ったのかなと。ここはこんなふうに叩けないけど、そこが味でしょって。ただ、傷の舐め合いにならないようにして(笑)。

Uesugi:UNBROKENの話に戻っちゃうけど、ドラムはすごくヘタなんですよ、音源でも。

Mochizuki:はははははは。

Uesugi:でもそこがかっこいいんですよ。別に宇宙さんがヘタと言ってるわけじゃないですよ?

Mochizuki:20歳ぐらいの人がそういうふうに言うと、ただの開き直りになるけど。40歳近くのおっさんが20年ぐらいやって、等身大と言ってるのはアリかなと。

Uesugi:宇宙さんは上手くなってますからね(笑)。5年前と全然違う。

Mochizuki:そうだね(笑)。nervous light of sundayのヘルプを3~4年やっていたんですけど、手数の多いバンドなので幅は広がりましたね。

-今作は"7インチ3部作"からの楽曲も入ってますが、全体的にはどんなイメージで?

Uesugi:それぞれありましたね。山ちゃんは昔を踏襲しつつ、新しいことをやるみたいな。トータルでどうこうは考えなかったですね。