
-インタビューは初めてなので、ちょっと昔までさかのぼって聞かせてください。06年、limpbizkitのウェス・ポーランドがサポート・メンバーとして着任したというニュースには大変驚きました。まず、ウェスがFFTLのサポートにつくことになった経緯を教えて下さい。それ以前にもウェスやlimpbizkitと交流はあったのでしょうか?
「ヒロイン」をレコーディングする前にベーシストがバンドからはなれて、プロデューサーだったロス・ロビンソンがウェスにベースを弾いてもらう事を提案したんだ。彼はスタジオに来て、アドリブのようにベースラインを考えてくれたよ。しかも今迄で最高のベースを聞けて興奮したね!リンプビズキットとは、それまで付き合いは無かったよ。
-ウェスって、どんな人でした?
彼は最高の人間だよ!自然な才能の持ち主で一緒にいるだけで刺激をうけるし、励みにもなるよ。
-FFTLとウェスの組み合わせは異色なようにも感じましたが、バンド内の雰囲気は実際のところ、いかがでしたか?
あれは予想外だったんだ。最初は、彼はレコーディングだけに参加する予定だったから。後にツアーに同行することにもなって、気付いたら長くバンドメンバーとして活躍してくれた。最終的に、彼のバンドに戻らないといけなくなったけどね。
-ウェスはツアー・サポートも努めたそうですね。FFTLのファンの反応はいかがでしたか?
最初は微妙な空気が漂ったけど、彼がステージでプレイをしたとたん、客たちは仕方なくても彼にエールを送るようになったよ。
-逆に、ウェスのファンからの反応はいかがでしたか?
うん。彼らはずっとサポートしてくれたよ。
-セカンド・アルバム以降はパンク~スクリーモ系バンドだけでなく、ヘヴィロック系のバンドとも交流を深めているようですが、特に仲の良いバンドがいたら教えて下さい。
若いやつらだったらFour Year Strong 、Brighten、Vannaが好きだよ!少し年上にやつらはEverytime I Die、The Bled、Fall out Boy、Hawthorne Heights、He is Legendが好きかな。
-またその後、レーベル契約が解除されるという出来事がありましたね。具体的に、キャピタルの中で何が起きていたのでしょうか?
キャピタルがアトランティックに買収されて、俺達を契約してくれた社員たちがクビになり、レーベルからほったらかされたんだ。同じ頃、サニー(※当時のボーカル)も声に問題が出始めて、彼はバンドから離れる決意をした。その後、今のマネージャーと契約して、彼がキャピタルからシュアトーンに移籍をさせてくれたんだよ。
-これだけ様々な困難にぶち当たりながらも、結成当時からマットとトラヴィスはバンドを離れることはなかかったですね。2人が出会ったきっかけと、バンド結成までの経緯を教えてください。
俺は高校生の時に「First Too Last」と言うポップ・パンクバンドをやっていて、トラヴィスも同じく「Eastdale」と言うバンドをやっていたんだ。客もほとんどいないライブでお互い知り合って、後に一緒にバンドを結成する事になったのさ。
-これまでに、解散の危機を感じた事はありますか?
うん、最初は考えた事もある。だけど、絶対そうならないと信じているからね!
-FFTLのヒストリーからは「最初から最後まで」というバンド名に込められた強い意思が伝わってくるようです。ところで、何故このようなバンド名にしたのでしょうか?
最初はカッコいいから使っていたけど、今ではいろんな意味を示してくれるようになったね。
-長いバンド名ですが、ファンの間でどのように呼ばれていますか?
「FFTL」だよ。
-そして、遂にメジャー・デビューですね!ニュー・アルバムを聴かせて頂きました。洗練されながらも、これまで以上にエネルギーに満ち溢れた素晴らしい作品だと思いました。アルバムを作り終えて、今のお気持ちは?
ハイ・レヴェルのミュージシャンと仕事ができる事にとても興奮しているよ!
-FFTLのヒストリーそのものがとてもドラマティックですが、実体験をそのまま歌詞にすることはありますか?
このアルバムの歌詞は俺とデレクがほとんど書いているんだ。もちろん、ネタは人生経験からだね。
-大音量で聴くと、細部にまでかなり拘っていると感じました。製作~レコーディングには長い期間を要したのではないかと思いましたが、どのくらいの時間をかけましたか?
スタジオに入る前に準備をしていたから、イメージがほぼ出来上がっていたんだよ。だから、レコーディング自体は1ヶ月で終わったよ。スタジオの環境もカジュアルで良かったよ。
-中でも「A PERFECT MESS」でのインダストリアル風のアプローチが特に斬新でした。このような新しい試みは、メンバーが持ち寄ってきたアイデアですか?それともプロデューサーの意見もあるのでしょうか?
「ヒロイン」で少し実験したからね、もっとアイディアを広げてみたんだ。
-プロデューサーのジョシュ・エブライハム、ミキサーのブレンダン・オブライエンらとの仕事はいかがでしたか?
ジョシュはプロだね!俺達の仕事を楽にしてくれたから集中できた。ブレンダンは子供がFFTLがカッコいいと言ったから、頑張って俺達の作品に没頭してくれたんだ。
-デビューEP「Aesthetic」の頃と比べると楽曲の構築に大きく変化が見られますね。楽曲の製作は、以前と同じメンバーが担当しているのですか?
書き方は変わらないよ、大雑把にギターで作り、そこからパーツを足していくんだ。サウンドが変わったのは俺達が成長したからじゃないかな。
-結成同時の頃のようにパンクとメタルを掛け合わせたような音楽だけでなく、FFTLが、よりダイナミックなロック・サウンドを求めたがゆえの音楽性の進化だと思っているのですが、その点についてはいかがでしょうか?
興奮しているよ!いつかFoo Fightersみたいなビッグバンドみたいにみられたいね。
-FFTLが目指したものは、このアルバムで実現できましたか?
うん、実現できていると良いね。俺達は達成できたと思っているよ。
-それまではギターを担当していたマットがメイン・ヴォーカルも努める事になり、マットのライブ中の負担はかなり増えたのではないかと想像しますが、いかがですか?
最近は沢山の曲をギター弾きながら歌うからちょっと辛いけど、いいチャレンジになっているよ。
-ジャケットは何のイメージですか?テレビ?
うん。テレビのテスト・スクリーンだよ。
-新曲がいくつかマイスペースで既に公開されていますが、ファンの反応はいかがですか?
みんな、結構ポジティヴだね。少人数はサニーが脱退したことで、未だ怒っているけど。でも、音楽的には今が最高だからね!
-スクリーモと呼ばれる事もあると思いますが、それについてはどう感じていますか?
別に気にしないけど、音楽聴く前にラベルを貼られるとリスナーが減る様な気がしているよ。
-将来、どんなバンドになりたいですか?
俺達の人間性、社会性、を見てくれて気に入ってくれる人たちがたくさん増えるといいなぁ。
-5月に来日公演も決定しましたね!最後に、日本のファンへのメッセージをお願いします。
5月の初来日を、本当に楽しみにしているよ!
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From First to Last
国内盤は2008年6月25日発売予定 |
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