MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

AVENGED SEVENFOLD

2008.01.25UPDATE

AVENGED SEVENFOLD

Member:Synyster Gates(Gt.) / Zacky Vengeance(Gt.)

Interviewer:ムラオカ

-まず簡単な自己紹介をお願いします。

Synyster Gates(以下S):Avenged SevenfoldでギターをやってるSynysterだ。よろしく。
Zacky Vengeance(以下Z):同じくギターのZackyだ。

-今回日本をツアーしてみて如何でしたか?

S:最初の来日ではないけど、初めて日本でライブをするっていう気持で挑んだよ。でも反応もすごくよくて本気で楽しむことができたから大成功だったと思うよ。次に日本に来るときはもっとセットも大きくなって、演奏時間も長くなると思うから楽しみにしておいてくれよ。

-AVENGED SEVENFOLDのデビューアルバムの頃と比較するとギターテクニック的にも高度なプレイが増えてきている印象が強いのですが、これはアルバム毎に新しいことにチャレンジしてきた結果でしょうか?

S:テクニック的な部分でいえば今作よりも前作の方がテクニカルだったんだ。もちろん前作を作ったときよりもテクニックは上達しているんだけど、今作は呼吸のできる作品にしたかったんだ。ガンガン攻めるんじゃなくて浮き沈みや、流れを表現したかったんだ。

-それはあなたがたの心境の変化を表しているのでしょうか?

S:心境の変化というよりも前作よりもダイナミックな作品にしたいと思っていて、たとえば癒しの部分もあれば盛り上がりの部分もあるというように変化を入れたかったんだ。だけど一番のコンセプトは前よりももっとシンプルなものにするってことかな。
Z:前回のアルバムはすごく素晴らしい部分があったのに全部が重なってしまってあまり目立たなくなってしまっていたんだ。今回はたとえばヴォーカルが目立つところはギターは少し後ろに下がったりと目立つところをよりはっきりさせようという狙いがあったんだ。

-リフやギターソロを作っているのは二人で一緒に作るのですか?
それともどちらかがアイデアを持ってきてそれを二人で肉付けするようなやり方なのでしょうか?

Z:二人で考えるときはどちらかにアイディアがあってそれをふたりで考えていくって感じで作っているよ。シンプルなものでもテクニカルなものでも二人で足したり引いたりしながら進化させていっているよ。

-ギターを始めたきっかけを教えてください。

Z:ずばり、有名になりたいから!これが一番大きな理由かな(笑)
S:ドラムや他の打楽器みたいに叩いて音を出すよりも指を使って音を出す方が気持ちいいと思ったからギターセンターってとこに行ったんだ。そうしたら完全にギターの虜になってしまって今に至るって感じかな。

-シェクター社とエンドースモニターになったきっかけを教えてください。

S:最初は俺たちの方からスポンサーシップを求めたんだけど、まだアルバムもだしてなくて全然相手にしてくれなかったんだ。
Z:(Synysterに向かって)いやいや、全然違うじゃん(笑) Synysterは冗談ばかりだから俺が説明するよ。当時、ツアーをやっていてギターを2本しか持ってなかったときだったんだけど、イギリス公演のときかなファンがステージに上がってきてマイクスタンドを倒してしまって、俺の使っていたギターが壊れちゃったんだ。そのライブはサブのギターを使って何とかやり遂げたけど、壊れたメインのギターは次の日にPVの撮影で使用する予定だったんだ。俺は左利きだから左利き用のギターがすぐに見つからなくて困っていたらシェクター社が快く提供してくれることになったんだよ。本当に助かったね。それからシェクター社が俺だけじゃなくてSynysterのことも気に入ってくれて二人ともシェクター社からのスポンサーシップを受けることになったんだ。

-現在使用しているこのシリーズの気に入っているポイントを教えてください。

Z:まずは見た目だね。すごく気に入っている。それに加えて弾きやすいところが最高だね。あと、シェクター社は素晴らしい会社だと思うし、丁寧にサポートもしてくれるんだ。だから今は信頼関係で結ばれているんだ。
S:さっきは冗談で言ったけど、今は本当に信頼関係で結ばれているんだ。この業界は何でも自分から動いて行かないと何もしてくれないんだけど、シェクター社はいつも大丈夫か?とか何か困ったことはないかとか聞いてくれて本当に感謝しているよ!

-これからプロのギタリストになろうと努力しているキッズにアドバイスがあればお願いします。

S:いろんな影響を受けて好きなプレイヤーの真似をするのも大いに結構だと思う。でもプロになりたかったら自分だけのオリジナルのスタイルを確立させる必要があるんだ。
Z:自分のやりたいことをやるべきだと思うよ。色んな人のプレイを見ることも大切だけど自分のオリジナルをもたないとどんどん進化していかないと思うね。