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INTERVIEW

EREBOS

2017.11.17UPDATE

2017年11月号掲載

EREBOS

メンバー:RUKI(Vo) JUZA(Gt)

インタビュアー:荒金 良介

活動休止中のG∀LMETのギタリストであるRUKIを含む4人組 EREBOSが、1stフル・アルバム『KNELL』をリリース! バンド自体は2014年に結成されたが、たび重なるメンバー交代や活動休止期間もあり、また、今作のレコーディング2週間前に中心メンバーだったDeviL脱退という困難を潜り抜け、無事に今作を世に放つことになった。バンドの成り立ち、これまでの流れ、そして、正統派のハード・ロック/ヘヴィ・メタルからエクストリーム・メタルまで包括した音楽性について、RUKI、JUZAのふたりに話を訊いた。

-いきなりですが、JUZAって本名じゃないですよね?

JUZA:はい、"北斗の拳"です。

"雲のジュウザ"ですよね。

JUZA:えぇ、世代じゃないんですけど、"北斗の拳"が好きで。僕、以前"ケンシロウ"(※"北斗の拳"の主人公)とよく言われてて。

-たしかにちょっと似てます(笑)。

JUZA:"雲のジュウザ"のように自由な生き方をしたくて、そこから取りました。

-そして、EREBOSはこれまでかなり紆余曲折の道のりを辿ってますね。

JUZA:メンバー・チェンジも激しいですからね。

RUKI:私が入る前に1年ぐらい活動休止してましたからね。

JUZA:その1年間にいろんなヴォーカリストやベーシストを募集して、その期間はライヴもできなくて......やっと彼女が入ってくれたんです。

-2014年結成ですが、当時はどんな音楽をやろうと?

JUZA:最初はHELLOWEENのカバーを10曲ぐらいやってたんですよ。そのときのヴォーカルは男で、クリーンで歌っていたけど、いつのまにかデス・ヴォイスで歌うようになったので、HELLOWEENをデス・ヴォイスでカバーしたらいいんじゃないって。それから僕もARCH ENEMYとかを聴くようになりました。音楽的には昔のハード・ロック/ヘヴィ・メタルのデス・バージョンみたいなニュアンスはありますね。

-オーセンティックなメタルも好きなんですか?

JUZA:みんなオールドスクールなメタルは好きですね。それと今のエクストリームなメタルを融合させたら面白いかなと。

-JUZAさんのもともとのルーツは?

JUZA:入りがX JAPANで、それからMETALLICAの『Master Of Puppets』を聴いて、それからずっと洋楽を聴いてます。スラッシュ・メタル四天王を全部攻めて、ANTHRAXは最初受け入れられなかったけど、今は好きです。PANTERAも聴くし。今はARCH ENEMYが一番好きかな。

-そこは今の音楽性と近いですね。

JUZA:ARCH ENEMYの「Silverwing」を聴いたときに、ダークなのにメロディはきれいだったから、そのギャップに惹かれたのかなと。僕はあまりデスメタルは聴かなくて、今もそんなに意識してないかもしれない。なんか、めちゃくちゃ言ってますね(笑)。

RUKI:はははは(笑)。

JUZA:スラッシュ・メタルとARCH ENEMYの影響が合わさってるんですかね。

RUKI:たぶん、曲を作るときにデス・ヴォイスが乗るという感覚であまり作ってないんでしょ? スラッシュ・メタルのイメージで作ってるから。

JUZA:あぁ......そうかな。

-デスメタルはそこまで意識してないと。RUKIさんが加入した経緯は?

JUZA:実は僕はRUKIさんが以前やっていた活動は知らなくて......。

RUKI:私がG∀LMETというバンドでギターを弾いてることをまったく知らなかったみたいで。で、私はちゃんとヴォーカルをやったことがなかったから、なおさら面識がない人たちとバンドをやってみたくて。

-そうなると、接点というのは?

JUZA:普通にネットでヴォーカル募集をかけたんですよ。

RUKI:EREBOSはオケだけの音源を公開してたんですけど、めっちゃかっこよくて。デモの段階でもタイトな演奏だったし、これにデス・ヴォイスを乗せたら、かっこいいだろうなと。ARCH ENEMYが好きで、ヴォーカルをやりたいんですけどって連絡しました。最初にARCH ENEMYのカバーをスタジオで合わせて、後日加入という形になりました。会う前はデス・ヴォイスを出すから、山のような女性が来ると思ったみたいで。

"山のフドウ"(※"北斗の拳"の登場人物)みたいな女性が来るかと思った?

JUZA:全然違いましたね。"ユリア様"(※"北斗の拳"の登場人物)でした。

RUKI:はははは、めっちゃアゲてくれるやん。実際に喋ってみると、恐くないし、いい人たちだったんで。ベーシストが当時外国人で、もう帰国されたんですけど、最終的に初期メンバーのTAKESHI(Ba)を呼び戻して、最初のアルバム(2016年リリースの1stミニ・アルバム『The Engraving』)を完成させました。それから今回のレコーディング2週間前に創設者のDeviL(Gt)が辞めることになって。さすがに2週間前だから悩んだけど、JUZAが"大丈夫、俺がやるから!"って。普段はぽわんとしてるけど、ここぞ! というときにみんなを引っ張ってくれるんです。精神的には不安定だったけど、レコーディングの最後の方は多少気持ちが楽になって、無事に録れました。