MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

C-GATE

2017.07.04UPDATE

C-GATE

Member:K.K.(Vo) RYO(Gt)

Interviewer:山本 真由

-今作は、C-GATEのアグレッシヴな部分と繊細な部分の両方が際立った楽曲が並んだアルバムとなっていますが、作品全体を通したテーマやコンセプトはあるのでしょうか?

K.K.:今の自分そのものを書きました。この先どうなったとしても今の自分を忘れたくないって思って。言ってしまえば未来の自分に向けたアルバムです。歌詞についてもシャウト・パートは強気な感じで、クリーン・パートは自分の繊細な心の奥の本音を書いています。だからきっと、今回のアルバムを聴いてくれた人は俺が何考えてるのか全部お見通しですね(笑)。

-すでにシングルとしてリリースされており、さらにYouTubeにてミュージック・ビデオも公開されている「BE UP IN ARMS」(Track.7)は特にライヴ映えしそうな楽曲ですが、リスナーからはどんなリアクションが届いていますか?

RYO:ライヴでは欠かせない曲のひとつになりつつありますね。この曲は"ザ・疾走感!"みたいな感じなので、かなりみんな沸いてくれます(笑)。曲構成自体はすごくシンプルなので覚えやすいですし、メロディもキャッチーなのでかなり人気です(笑)。ライヴに来たことがない人でも、この曲を何回か聴けば結構楽しめるのではないでしょうか。

-「ALL ALONE」(Track.4)にはFOADのKoshikenさん、「Another sky」(Track.9)にはmildrageMEGさんとt.e.p.p.e.iさん、そして「Cray season」(Track.10)にはSECONDWALLYUKAさんという、それぞれ違う個性を持ったヴォーカリストがゲスト参加されてますね。本当に各楽曲にマッチしたゲスト・ヴォーカルですが、彼らをゲストに迎えた経緯は?

K.K.:新鮮さを狙いました。フィーチャリングはフィーチャリングでも他のバンドとの違いを見せたくて。このジャンルで女性ヴォーカルのクリーンのフィーチャリング、ツイン・ヴォーカルでのフィーチャリングって新しくないですか? 俺だったらかなりアガるなって思って、すぐにオファーしました。Koshikenには大好きな友達だからこそ、この大事な節目に歌ってほしかったんです。全員すぐにOKしてくれて、想像以上に最高の作品ができあがりました。

-アルバムのイントロにもなりそうな、インスト曲「Xanadu」をあえて8曲目に入れて流れを変えているアルバム構成も面白いなと思いました。こういった楽曲構成のアイディアは作曲の段階から考えられていたのでしょうか?

RYO:これはレコーディング前くらいに思いついたアイディアですね。そのあとの曲がとてもポジティヴなので、アルバム全体のメリハリとして1曲インストを挟ませてもらいました。

-今作でもCrystal Lakeの田浦 楽さんをプロデューサーに迎えていますが、彼はC-GATEにとってどんな存在ですか?

K.K.:かなり頼れるお兄ちゃんって感じです。くだらない冗談や世間話もできるし、どんな相談も親身に乗ってくれて、ダメなところは叱ってくれて、いつも俺らを導いてくれます。自分の仕事で手いっぱいなはずなのに、東京に来て右も左もわからなかった俺らの面倒を見てくれる楽さんは命の恩人ですね。感謝してもしきれません。この恩は結果で返していきます。

-今作のリリース後には、ツアーも予定されているようですが、どんなツアーになりそうですか?

K.K.:初めて訪れる場所、出会いに対するワクワクと、これまでに訪れた場所でステップアップした自分たちを見てもらう楽しみの両方がありますね。ひとつひとつのライヴを大事にしてツアーを回っていきたいです。

-また、9月にリリースされるTRIPLE VISION entertainmentによるコンピレーション・アルバム『BRAT PACK 2017』にも参加予定ですね。こちらには、どんな楽曲が収録されるのでしょうか?

RYO:「DYSTOPIA」という曲を収録する予定です。この曲はデスメタルのエッセンスを要所要所に含んでいてかなりインパクトが強いです。でも、サビやメロ、シンガロングやモッシーなパートはいつもどおりてんこ盛りなので(笑)。ライヴ・キッズもオタクもかなり反応してくれるんじゃないかなって思います。

-最後に、激ロックの読者へメッセージをお願いします。

K.K.:俺という人間を、C-GATEというバンドをかなり明確に表した1枚になっています。今の俺らにできるすべてを詰め込んだんで、擦り切れるまで聴いて、あとはライヴでこの熱意を感じにきてください。待ってます。いつもありがとう。これからもよろしくお願いします。

RYO:僕たちは常に新しいことに挑戦し続けるので、少しでも僕らのスタイルがいいと思ったら、ぜひライヴに遊びに来てサポートしてくれたら嬉しいです。