－Megさんの場合、今10代でこうしてやりたいことを実現しているっていうのは、表現の強みでもありますよね。

Meg：強みだと思います。それは、周りの同級生の子にも言われますね。だから頑張っていかないとなって思います。

－自分では、願ったことが叶っている実感、うまく進んでいる感覚もある？

Meg：うまくいかないことの方が多かったかもしれないです。やっと、こうやって自分のやりたいことができつつあるというか。進んでいる感じはありますね。このメンバーになったからだと思うし、今がチャンスだって思ってます。

ライヴで気づくことが、一番本質的というか、リアル。伝えようっていう気持ちが強くなった

－"NAKED"というタイトルは、どんな意味合いでつけたんですか。

Meg：曲順とかも決まって、題名をつけようとなって考え始めたんですけど。最初は、"NAKED SENSATION"という案もあったんです。

rhythm：それは最終的にツアー・タイトルになったね。

Meg：そっちは"SENSATION＝旋風を巻き起こしていこう"っていうことで、ツアー・タイトルにしたんですけど。アルバムは、"NAKED"というシンプルなものにしました。この曲たちをまとめて、なんて言えばいいんだろうって考えたとき、"NAKED"が自分の中でピンときたんです。これまでって、回りくどいというか、いろんな意味を含んだような、考えさせる言葉や歌詞が好きだったんですよ。でも今回の歌詞は、ズバッとストレートに伝えることを大事にしたんです。だから"NAKED＝ありのまま"という言葉がぴったりだなって。

－いろんな意味を含んだ歌詞か、今作のようなストレートでメッセージのある歌詞かって、だいぶ違いますよね。

KaeDe：本当にそれは変わったよね。

rhythm：私が加入する前の音源とは全然違うもんね。加入する前にMVとか見ていても、この曲はどういう意味なんだろうっていう歌が多かった。考えていけば面白いけど、逆に考えないとわからない歌詞というイメージだったのが、今回は全然違って。

－変わったのは何が大きかったんですか。

Meg：ライヴですね。ライヴで気づくことが、一番本質的というか、リアルなことだと思うんです。ライヴってその一瞬で言葉が伝わらないと、意味がないじゃないですか。でも、"何を言ってるのかわからない"って言われることもあったんです。じゃあもっと、どシンプルな日本語で、メロディ・ラインに合った単語を選んで歌おうと思ったのがきっかけですかね。伝えようっていう気持ちが強くなったんだと思います。

－この3rdミニ・アルバムをリリースして、2017年はどんな活動をしていこうと考えていますか。

Meg：今年は結構、主催のイベントが多くなるかなって思ってます。

KaeDe：このアルバムのツアーもありますしね。

－普段はどういう対バンが多いですか。

KaeDe：以前からの名残で、ラウド系のバンドが多いですね。

Meg：ポップな歌モノ系のイベントに出ると、まだ浮いちゃうんですよ。

Rin：既存曲がヘヴィなので。

Meg：ラウド系で活動しながら、そこで新しいものを出していった方がいいんじゃないかなって思っているんです。

rhythm：今回、資料でも"ラウド・ポップ"って言ってるのもそれが大きいですね。