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INTERVIEW

MISTY

2017.01.17UPDATE

2017年01月号掲載

MISTY

Member:SHINJI(Vo/Gt) Low4(Gt) KASHIWAGI(Ba/Cho) MX(Dr/Cho)

Interviewer:高橋 美穂

-この曲、とてもエモーショナルで、私は今作で一番好きなんですけど、それは明け方のエモさがパッケージされていたからなんですかね(笑)。

MX:ドラム発信かもしれません(笑)。

Low4:ドラムが泣いていたんでしょうね(笑)。

-Low4さんは速いのが好きなんですか?

KASHIWAGI:彼はギターが気持ちいいくらいの速さで作るんです。たしかにギターとしてはその速さの方がカッコいいんですけど、曲全体としてはおかしいぞっていう。

SHINJI:ジャンルが変わってきちゃうっていう。

-なるほど。その中間地点をとることでバンド感が出るのかもしれないですね。それにしても速いと思いましたけど。ライヴですでにやってる曲はあるんですか?

SHINJI:12月に地元の安城で2daysイベントをやって、そこで「PLAYROOM」(Track.7)と「Shine」はやりました。

-じゃあ、速いところはまだですね(笑)。今、曲名が出てきた「PLAYROOM」はライヴの情景が描かれている楽曲だと思ったんですけど、だからこそいち早くライヴでやったんですか?

SHINJI:そうですね。去年の9月に"PLAYROOM"っていうイベントを下北沢でやったんです。リリース関係なく、初めて企画を立ち上げて。そこで、これからも"PLAYROOM"をやっていこうと思ったので――

-テーマ・ソング的なものを作ったと。

SHINJI:そうですね。それで、まずスタジオで構成を決めようってなって。とりあえず、"盛り上がるリズムって何?"、"Aメロ2ビート、じゃあ次は四つ打ちで、サビは裏打ち"っていう流れで、さっとできたんです。

KASHIWAGI:コンセプトが決まっていましたからね。イントロでは跳んでもらって、Aメロではモッシュ、Bメロは一緒に歌ってもらって、サビはまた跳んでもらって。

SHINJI:曲としてカッコいい/悪いっていうよりは、楽しければよくない? っていう。

-全部で盛り上がれる、休んでる暇がない曲ですね(笑)。

Low4:MISTY史上初ですね。ライヴでこうしたい、ああしたいっていうのを曲にしたのは。

-それも、最初にSHINJIさんがおっしゃってた、周りの人への感謝が生まれた去年ならではかもしれないですね。

SHINJI:フル・アルバム(2015年リリースの『COUNTLESS MESSAGE』)のときに「you're my everything」っていう、裏打ちの曲を初めて作ったんですけど、僕はライヴでやるのは微妙だと思っていたんです。ライヴのセットリストの中で、いきなり踊ろうぜっていう曲が入るのは違うんじゃないかなって。だからライヴでそんなにやってなかったんですけど、企画のアンコールとかで煽り倒してその曲をやると、みんなの表情も楽しそうだし、自分たちも楽しいし、1曲だけ砕ける感じも面白いなって思って。

-最初は自分たちではどうかなって思ったものが、お客さんのリアクションによってアリになったと。

SHINJI:そうですね。

-お客さんとコミュニケーションをとりながらバンドを作り上げている感じがしますね。今作をきっかけに新たな一歩を踏み出すことになると思いますが、MISTYの2017年はどうなりそうですか?

SHINJI:ガンガンやっていきたいですね。

Low4:雑(笑)!

KASHIWAGI:抽象的すぎるよ!

SHINJI:(笑)アルバム・ツアーが終わってから、またリリースしたいとも思いますし。

Low4:あるでしょ、"PLAYROOM"をデカくしたいとか。

SHINJI:(笑)まぁ、"PLAYROOM"を東京や愛知だけじゃなく全国でやっていきたいし、どんどんみんなを巻き込んでいきたいですね。