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INTERVIEW

BEYOND HATE

2016.12.14UPDATE

2016年12月号掲載

BEYOND HATE

メンバー:TOK288(Vo) GASHI(Gt) YOU-KI(Ba) NAOLAW(Dr)

インタビュアー:山本 真由

-BEYOND HATEは1998年結成という歴史のあるバンドですが、新作の『MADE IN JAPAN』は、これまでの活動を総括するようなメッセージが込められているように感じました。実際、今作にはどのようなテーマがあるのでしょうか?

TOK288:結成当初は海外のバンドに憧れ、それの真似事をやってきましたが、次第にバンド活動の幅が広がったり、環境の変化などによってメッセージ性やバンドの在り方をしっかりと考えたりするようになりました。今、僕らが出してるサウンド、スタイルってかなりオリジナルだと思うんですよね。完全なる日本製。それが僕らにしか出せないスタイルってことで"MADE IN JAPAN"なんです。

-結成当初は、ニュースクール・ハードコアを主体としたサウンドでしたが、現在はオイ!やストリート・パンクからの影響も感じられる、独自のハードコア・サウンドを展開していますね。こういったサウンドの変遷には、何か影響を与えた存在があったのでしょうか?

TOK288:個人的に今のスタイルを決定づけたのはやっぱり鐵槌ですね。日本のスキンヘッド・ミュージックとゴリゴリの90's NYHCの融合を目指してます。

GASHI:はっきり言って、いろんなバンドや音楽から影響は受けまくってますね! いかに自分たち流にアレンジしていくか。まぁ迷わず気持ち良さを求めますが!

NAOLAW:ハードコアはこうではいけないという固定観念の緩和です。

-今作は、以前にスプリットCD(2011年リリースの『不退転の血意』)もリリースしている京都のKiM主催のレーベル"FRONT OF UNION"からのリリースになりますが、ニュー・アルバムの制作をスタートした経緯を教えてください。

TOK288:新しいアルバムはFRONT OF UNIONから出すってずっと前から決めてたんですけど、曲ができなくて時間だけが過ぎていったんです。そんななかで痺れを切らしたKiMのエガちゃん(江頭孝泰)に尻を叩かれて(笑)。そこからはトントン拍子でしたね。

GASHI:KiMを始めとする、FRONT OF UNIONクルーの熱さ、関係性含め、今のタイミングで他からのリリースはまったく考えられませんでしたね!

YOU-KI:3rdアルバム(2010年リリースの『反逆の狼煙』)のレコ発で浜松公演をやったときに、こちらが惚れ込んでいたKiMにオファーしたら出演してくれました。その次に浜松に来たとき、さらに意気投合してスプリットが決まり、スプリット・リリースのあとにアルバムの話をもらっていたので、時が来たということです。

-今作のレコーディングにはどのくらいの時間を要しましたか?

GASHI:レコーディングは僕ら、わりと早い方なのでバンドの演奏録りで2日、歌で2日ってとこでしょうか。仕上げはもうちょっとかかったのかな。僕の役割としては、とにかく最高にノれるリフ作り、ギター・アレンジですね!

NAOLAW:音録りとしてはわずかな時間ですが、今回のアルバムには3rdアルバム以降のスプリットやオムニバスで発表した曲から抜粋し再録したものがあるので、構想期間も含めると長いですね。

-また、作曲やレコーディングをやるにあたってのメンバーのみなさんの役割というか、制作のプロセスを教えていただけますか?

TOK288:曲作りはギターのGASHIがリフを持ってきて、スタジオで組み立てていく感じです。僕は曲を作りながら同時に歌も乗せていくタイプなんで、自分の歌がガチッとハマりそうにない曲は容赦なくボツにします(笑)。かなり自己中な曲の作り方でメンバーには迷惑かけてるかな(笑)。

YOU-KI:作曲は無限のポケットを持っているGASHIが、"じゃあこれは? じゃあこれは?"とリフを弾きまくり組み合わせ、たぶん同時に歌を書いているTOKさんがOKしたものから基盤になっていきます。だいたい固まったら個別の作業に入り、個々のラインを考えますね。さらにドラムとベースに関しては、"こう弾くからこう踏め、こう叩くからこう弾け"がふたりの自己満ですがほぼ全曲あります(笑)。

NAOLAW:ドラムとして基本にあるのは、ギターに合う気持ちいいリズムですかね......GASHIの要望がうるさいので。

-6年ぶりのアルバムとなるわけですが、特に苦労した点や、これまでの作品と比べて変化した部分などがあれば教えてください。

TOK288:うちらは常に変化してますからね(笑)。今回久しぶりにゴリゴリな曲もいくつか入れたんですが、それでも前作の延長って感じは出てると思います。

YOU-KI:デモテープ(1998年リリース)から1stアルバム(1999年リリースの『BEGINNING OF REVENGE』)の間にも変化しています。常に新しく良いものを吸収して消化し、BEYOND HATE流に吐き出すというスタンスなので。

GASHI:アルバム発売目前にして、自分の店の店員が金持って飛んだことですかね(笑)!