INTERVIEW
ONE'S TRUTH
2016.09.13UPDATE
2016年09月号掲載
Member:TAKE(Vo/Gt) NORI(Ba/Vo) HIROSHI(Dr/Cho)
Interviewer:荒金 良介
-TAKEさんは宮崎、NORIさんは高地、HIROSHIさんは富山と、みなさん出身地がバラバラですが、どうやって出会ったんですか?
TAKE:俺は宮崎出身で3年前に上京したんですけど、ネットでメンバーを募集して、最初にNORIと出会いました。当時はもうひとり別のメンバーがいて、それから始まったんですよ。
-結成時はHIROSHIさんはいなかったと。そのころはどんな音楽を?
TAKE:今と同じような音楽ですね。今回は初めて作った曲も入ってます。僕はもともとメタルが好きで、そこにハードコアやメロディックなものを混ぜようと。青春パンク系も好きなので、いいとこ取りをしようかなって。
-最初に聴いた音楽はメタルですか?
TAKE:最初は青春パンクが好きで、そこから激しい音楽にどんどんハマッていきました。
-青春パンクというと?
TAKE:GOING STEADYがドンピシャですね。他にはHi-STANDARDやニューヨーク・ハードコア系のAGNOSTIC FRONT、MADBALL、HATEBREED、それと同時進行でメタルも聴いてました。SHADOWS FALLとか。
-MA(マサチューセッツ)メタルですね。
TAKE:そうです! AFTERSHOCKの流れで聴きました。
-なるほど。NORIさんはどんな音楽を?
NORI:初めは青春パンクですね。太陽族、GOING STEADYを聴いてました。それからメロコアを聴いて、京都のLABRETに出会って、Hi-STANDARD、HAWAIIAN6も聴いて、こういう音楽もあるんだ! って。メタルもある程度聴いてたので、(ONE'S TRUTHは)メロコアとメタルが混ざった音楽だから、魅力的だなと。
-結成時のドラムが脱退して、HIROSHIさんが加入した経緯は?
TAKE:対バンするきっかけがあって、HIROSHIのバンドがポシャッたから誘ったんですよ。
HIROSHI:ONE'S TRUTHの企画に出てたので、その流れですね。
-HIROSHIさんが以前にやっていたのはどんなバンドですか?
HIROSHI:哀愁系メロコアですかね、HAWAIIAN6が好きだったから。で、俺もONE'S TRUTHが大好きだったし、ダントツで好きな曲もあって、それを俺が叩けるんだと。「Voice」(Track.4)は特に好きですね。自分は音楽を感覚で聴く方で、この曲はめちゃくちゃ響くんですよねぇ。
-「Voice」は今作の中で歌メロが前面に出たメロディアスな曲調ですね。
HIROSHI:たぶん、俺はこのメンバーの中で一番ハードコアとか聴かないタイプだから。
-音楽のルーツは?
HIROSHI:GLAY、LUNA SEAから聴いて、メタルはSEX MACHINEGUNSを聴いてました。それから高校時代はHi-STANDARDとかメロコアを聴いて、大学時代に先輩にCARCASSというわけのわからないバンドを聴かされて、俺には無縁だなと思っていたけど、今はそれに近いジャンルのバンドをやってます(笑)。
-はははは(笑)。話は前後しますけど、結成から2ヶ月後にBBQ CHICKENSのツアーに参加したそうですね。
TAKE:俺が以前、地元でバンドをやっていたときにKen Bandと知り合って、仙台のBBQ CHICKENSのツアーで一緒にやらせてもらいました。それから上京して、今も関係は続いてますね。
-横山健さんから何か言われました?
TAKE:好感触ではありましたね。ギタリスト的にも健さんはメタルが好きなので、メロディックなのにリフを弾く感じは、気に入ってもらえたのかなと。
-NORIさんは?
NORI:ソールド・アウトしたライヴは人生初でしたからね。横山健さんという映像の中でしか観たことがない人を間近で見て、足がすくみました。
-野球で言えば、イチローと一緒のグラウンドに立つようなものですもんね。
NORI:はははは(笑)、そうですね。
-それから2014年にKen Bandのツアーにも参加したそうですね。
TAKE:はい。その会場でデモ(2014年リリースの1stデモ『At the time of beginning』)を売ったんですけど、100枚以上売れたから、手応えは感じました。
-なるほど。そして初のアルバムですが、今回は今までライヴでやり込んできた曲を入れた感じですか?
TAKE:そうですね。最初からずっとやってるような、ライヴで欠かせない曲を入れました。
NORI:健さんと一緒にやったときに売ったデモの曲も全部入ってます。