INTERVIEW
BEYOND ALL RECOGNITION
2016.06.14UPDATE
2016年06月号掲載
Member:David Söhr(Vo)
Interviewer:山本 真由
-アルバムの制作期間は、ライヴよりも楽曲制作に集中していたのでしょうか? 今後ツアーなどは予定されていますか?
そうだね。ツアーも行ってはいたけど、このアルバムを制作するのに約2年もかかったし、バンドを稼働し続けるためにも仕事はしていたからね。11月には大きなツアーも計画しているよ。
-今作を引っ提げての来日公演は予定されていますか? また、共演してみたい日本のバンドはいますか?
共演してみたいバンドもいくつかあるけど、今は日本のブッカーに連絡しようとしている最中、というところかな。このインタビューを読んでくれている日本のブッカーがいたら、いつでも連絡してほしいな!
-前作では、SOILWORKのBjörn "Speed" Strid(Vo)がゲスト参加(※前作収録の「Brace Yourselves」)していましたが今後、共演/共作してみたいアーティストはいますか?
SOILWORKのBjörnがゲスト参加してくれたことは特別な機会だったね。彼はSOILWORKのフロントマンとしてとても大きな存在だし、ヴォーカリストとしても素晴らしいロール・モデルだね。今後、誰かと共演したり共作したりすることは今のところ考えてないけど、将来的に再びBjörnと仕事をするのもいいかもしれないね。
-また、ダブステップやエレクトロの要素を取り入れるようになったのは、2011年リリースのEP『This Is Dubcore』でFredrik "Alexius" Eklundというエレクトロ担当のメンバーが参加したため、ということでした。現在では他のメンバーもメタル/ラウドロック以外にエレクトロなどクラブ・ミュージックも聴くようになったのでしょうか?
もちろん俺たちもエレクトロ・ミュージックは好きだよ。Alexiusはバンドの一部なんだ。彼とツアーに出ることはないけど、新しい曲を書いて、低音のベースドロップを欲したときに彼は必ず必要な存在なんだ。俺たちの大切な友人だね。重いエレクトロ・サウンドが好きなら、俺たちのサウンドと彼のサウンドをチェックする必要があるよ!
-ライヴの移動やプライベートな時間などに聴いている、最近おすすめのバンドやアーティストを教えてください。
もちろん、音楽がないと生きてはいられないよ。今、毎日俺のヘッドホンで流れているのはHATEBREEDの新しいアルバム(2016年5月リリースの7thアルバム『The Concrete Confessional』)だね。彼らは本当に素晴らしいし、お手本とするべき存在だね。
-"ダブコア"のパイオニアとも言われているBEYOND ALL RECOGNITIONですが、今後取り入れてみたいジャンルや、新しいアイディアはありますか?
これは難しい質問だね。俺たちは、そういうことに関しては楽観的に考えているよ。次のアルバムではどんなサウンドが鳴っているかわからないな。ただ似たような作品を目指すことはないと思うよ。俺たちは常に進化して新しいサウンドにチャレンジしていきたいし、新しいものを発見したり、何かが起こったりしないと人生は楽しむ価値がないからね。
-今後出演してみたいフェスや、企画してみたいライヴ・イベントなど、ライヴに関して将来的な目標はありますか?
俺たちは6月17日にウクライナの"Krock Festival"という素晴らしいフェスに出演が決まっているよ。新しいライヴのイメージはできているし、いいウォーミング・アップになると思うからとても楽しみだね。今後のライヴに関しては計画中だよ。
-最後になりましたが、日本のファンへメッセージをお願いします。
俺たちはみんなからのサポートすべてに感謝している。日本でこの新しい"獣"とも言えるアルバムをリリースするのがとても楽しみだよ! 新しいアルバムを買ってもらって、俺たちのライヴに来てくれることを心から願っているよ。俺たちのオフィシャル・サイト、Instagram、TwitterやFacebookでチェックしてくれ! 本当にありがとう!