MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

プティパ -petit pas!-

2016.05.24UPDATE

2016年06月号掲載

プティパ -petit pas!-

メンバー:篠崎こころ

インタビュアー:荒金 良介

-なるほど。

なんだろ、突き刺してくる女の子が好きなんですよ。心臓に突き刺さってくるような人っていません?

-例えば?

大森靖子さんもそうじゃないですか。たったひとりで歌ってるけど、心臓にグッと来るというか。そういう人に惹かれる傾向がありますね。強い女性が好きなんですよ。ゲームで言えば"バイオハザード"に出てくる女の子のキャラクターみたいな。ひとりで生きていけそうな女性が好きですね(笑)。

-そういう女性に憧れる?

自分が強くないから、強い女になりたいという願望があるんでしょうね。私、メンタルは弱いし、ライヴ前もすごくドキドキしちゃうし、芯のあるブレない人になりたくて。

-わかりました。プティパは2013年に結成して、現在の3人(※篠崎こころ、真中のぞみ、日向すず)になったのが2015年3月で、唯一のオリジナル・メンバーが篠崎さんだけですよね?

はい。プティパとしてCDを出せるようになったのは、今の3人になってからですね。

-現在の3人になって変わった部分は?

全部変わりましたね。まずオリジナル曲を書いてもらえるようになったし、ライヴにメンバーが出演してくれる。

-ライヴにメンバーが来ないこともあったんですか?

"今日は体調悪いから、帰ってもいいですか?"みたいな。"バイトあるから、今日は無理です"とか。

-かなり自由ですね。

いや、自由にしたくなかったけど、責任感がない子が多くて。私だけ本気でやっていたから、空しくて。今のメンバーはプティパのことをちゃんと考えてくれますからね。

-篠崎さん自身はどうですか?

何度もプティパを辞めたいと思ったことがあったけど、辞めたら負けだなと思って。最初にいたふたりは幼馴染みだったけど、女の友情って、こんなに脆いんだなと。ここまで続けてこれたのは、負けたくないという気持ちがあるからなんですよ。プティパで頂点に行きたいという気持ちは"復讐"でもあるというか。でも今のメンバーふたりが入ったことで、"復讐"だけだった気持ちから、"もっとみんなと高みに行きたい"、"頑張りたい"という気持ちが強くなりました。

-ポジティヴな気持ちが芽生えてきたと。篠崎さんは負けず嫌いなんですか?

負けず嫌いというか、幼馴染みに裏切られたから、絶対に負けたくないなって。

-そして、今作はプティパとして初のアルバムになりますね。今の率直な気持ちから教えてもらえますか?

う~ん、感慨深くて、アルバムの封を開けたときに泣きましたね。今までやってきてよかったなと。プティパを始める1年前にメイド・カフェで働いていたんですけど、その選抜でアイドル・グループもやっていたんですよ。そこでブリブリのアイドルな感じの曲を出していたけど、自分が書いた歌詞ではないし、これはやりたいことじゃないなって。今回は自分が書いた歌詞が形になってるし、これがお店に並んで、いろんな人に聴いてもらえることが嬉しくて。本当にゼロから始めたから、ここまでやって来れたことに対する達成感はありますね。

-今作にはエレクトロを入れた曲もありますけど、ギター・ソロが飛び出す曲もあり、全体的にロック色の強い作品ですね。

そうですね。ELLEGARDENのような曲もありますからね。でもプティパの良いところは音楽に一貫性がないところだと思ってて。ピコリーモ、ギター・ロック、かわいい曲とか、いろんな人に聴いてほしいからこそ、いろんな曲をやりたいんですよ。それが今の私の活動にも通じるのかなって。

-あぁ、たしかにそうですね。

食わず嫌いせずに聴いてほしい。今回は1曲ヴィジュアル系っぽいものもあるし、それも挑戦ですね。「雨」(Track.10)がそうなんですけど、アルバムに入れるなら、プティパの音楽の一貫性のなさがこの曲で表現できるかなと。歌詞や曲調もそんな感じの雰囲気に寄せました。

-今回の曲をもらったときの印象はどうでした?

最初に「Re:START」(Track.1)という曲をもらったときに、すごくかっこいい曲だなと。サウンドはギター・ロックだし、私はもともとそういう曲が好きだから、アイドルでこういう曲も歌えるんだって。

-Track.8「宴」は曲名どおり、お祭り感のある曲調ですね。

ライヴでお客さんが疲れたときに、パン!と跳ね上げられるような曲調が欲しくて。