－Track.9「#sicksicksick」のミュージック・ビデオが公開されていますが、アルバムの世界観にぴったりのダークなイメージが描かれたこのビデオを始め、アートワークはバンドのアイディアで作られているものなのでしょうか？

Iain：もちろん大まかなアイディアは俺たちのものだよ。ただ、それに特別な仲間が協力してくれて、ベストなものになっているんだ。ビデオにはESKIMO CALLBOYのSebastian "Sushi" Biesler（Vo）が関わってくれているし、監督には若く素晴らしい才能をもっているMirko Witzkiに、メイクアップ・アーティストにはKami Zeroが関わってくれていて、アートワークにはヴィジュアル・アーティストのKaiなど素晴らしい友人が携わってくれているよ。ビデオの撮影は本当に楽しかったな。ただ、本当に疲れたぜ！ 結果、素晴らしいビデオを作れて幸せだけどね。

－日本盤には、ボーナス・トラックとして2曲追加収録されるようですが、この2曲は他の楽曲と同時期に制作されたのでしょうか？

Andi：そうだよ、その通り！ この2曲もアルバムと同時にレコーディングをしたんだ。俺はこの2曲がとても好きなんだ！

－ヘヴィなブレイクダウンと、力強いシンガロング・パート、耽美なメロディが共存したDESASTERKIDSの音楽性のルーツはどこにあるのでしょうか？

Andi：ジャンルで言うと俺たちはみんなヘヴィ・メタルが大好きなんだ！ その中でも特にニューメタルが俺たちのアルバムに影響を与えているね、もちろんポップスや一般的に主流な音楽も好きだから、いろいろな影響は受けているかな。ただその中でも特にニューメタルからの影響が大きいね。

－DESASTERKIDSの出身であるドイツの音楽シーンには、メタルコアやラウドロックといった激しい音楽は定着しているのでしょうか？

Iain：そうだね！ 他の国に比べると、すごく大規模だね！ 少し重いバンドを聴いている若者は、より重い音楽を求めて繋がっていくんだ。ドイツ最大のフェスティバル"Wacken Open Air"を見れば、どれだけメタルやハードコアが定着していて、成功しているかがわかるよ。俺たちがドイツのバンドであることを誇りに思うよ。日本のメタルやハードコア・シーンはもっとクレイジーなんだろ？ 1度見てみたいね！

－地元でおすすめのバンドがいれば教えてください。

Iain：それはもちろんこの俺たちだね（笑）。DESASTERKIDSは世界で最高のバンドさ！ まあ、それは冗談だけどね（笑）。

－日本のバンドで気になるバンドはいますか？

Iain：BABYMETALとCrossfaith！ 素晴らしいバンドだね！

－最後に、日本のロック・ファンへメッセージをお願いします。

Andi：やあみんな！ ヨーロッパのバンドに興味を持ってくれてありがとう！！ 世界の向こう側の日本で俺たちはライヴをしたいんだ！ いつか行ってやる！ それではまたね！ みんな本当にありがとう！