MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

BACKDATE NOVEMBER

2015.08.06UPDATE

BACKDATE NOVEMBER

Member:Yohei Shibata(Vo/Gt) Akihiro Shibata(Dr) Taiki Hayashi(Vo/Ba) Yuta Kudo(Gt)Masato Ichikawa(Gt)

Interviewer:山本 真由

-夏にぴったりのキャッチーで爽やかな表題曲Track.1「Summer Rust」を始め、2000年代の洋楽ポップ・パンク/エモに近い、とても聴きやすい楽曲が揃ったシングルになりましたね。日本的なメロコアに回帰したり エレクトロコアに傾倒したりしている今の若いリスナーには逆に新鮮に聴こえるかもしれませんね。

Yohei:これまでのリリースは大体秋になることが多くて、曲なんかも少し切ないのが多かったなと思って。季節で表すなら秋とか冬なのかな。BACKDATE NOVEMBER節ってのがリスナーにとってあるとするなら、ずっとイメージ通りってのは楽しくないじゃないですか。そういう意味で今回のシングルは新鮮なんじゃないかなと思います。だからこそ今までの音源を聴いてくれた方にはぜひ聴いて欲しい1枚ですし、このシングルをきっかけに僕たちのことを知ってくれた方には昔の音源も聴いて欲しいなと思います。

-作曲のプロセスについて教えてください。ソングライティングはどなたが中心となって行っているのでしょうか?

Yohei:基本的には僕が歌まで形にして、そこからみんなで細かいアレンジを作ることが多いですね。今回のシングルは、Track.2「Just Don't Stop」という歌でTaikiが初めて作詞作曲をしました。今までとはひと味違った楽曲ですし、そういった意味でも面白いシングルなんじゃないかなと思っています。

-今作のレコーディングに関して、特にこだわった点は?

Masato:僕らの姿勢としては、前作まではずっと親しいエンジニアさんにレコーディングをしていただいていたんですけど、親しさ故のやりやすさ、雰囲気の良さはありましたが、今作ではいつも以上に気を引き締め、自分たちの尻を叩く意味も込めて、初めてのエンジニアさんにレコーディングをしていただきました。 サウンド面では、特に全体の奥行きや広がりを重視して、それぞれのパートが鮮明になり、ドラムのビート感、ギター3本の絡み、ツイン・ヴォーカルの掛け合いがよりハッキリと伝わるよう意識しました。

-新曲のライヴでの披露が楽しみですが、今後のライヴは、ツアーなども予定されているのでしょうか?

Masato:今後のスケジュールは、今作のレコ発ツアーを回る予定はなく、8月21日(金)の下北沢SHELTERでのワンマン・ライヴのみの予定となっています。そのあとは、いつも通り各地でライヴをしていきます。またシングルに収録されている新曲は、今後のライヴでもメインにやっていくことになるので、CDを聴いたみんなと一緒に歌えるのを楽しみにしています!

-また、フル・アルバムの制作については考えていますか? もし、リリースされるとしたら、いつごろになる予定ですか?

Yohei:フル・アルバムをリリースすることはバンドを始めたときから夢見てきました。言ってしまえば、フル・アルバムの制作は何年も前から行っています。やはり夢見てきただけあるのか、その高いハードルに届かずに気がつけば結成から6年が過ぎてました(笑)。でも、"徐々にですが曲は揃ってきている"ということまでは、この場をお借りしてお伝えしときます。期待して待っててください!

-今後のバンドの目標について教えてください。例えば、海外進出や大きな会場でのライヴなど、何か具体的な目標はありますか?

Yuta:メンバー全員の共通項として海外音楽シーンへの思い入れの強さがある中で、やはり海外での音楽活動や"Vans Warped Tour"への出演などは非常に大きな憧れとして胸に秘め続けてる夢ではあります。ただ、今現在の目標という点では、結成当初より様々なジャンルのシーンで活動してきたスタイルを、さらに大きなものにしていきたい気持ちがあります。アーティストもオーディエンスも含めて、様々なジャンルがクロスオーバーする中で、見える景色を求め続けていきたいし、そういった流れを僕らの楽曲や活動など様々な角度から見せていけたらと思います。あとはもう、どんな会場だろうと、僕らの音楽やライヴを通して、いかにみんなとたくさんのものを分かち合えるかって、それだけです!

-最後に、激ロックの読者へのメッセージをお願いします。

Yohei:前作のミニ・アルバムのレコ発ツアーが終わってから半年経ってないですが、その間には様々なドラマがあり、シングルではありますが、またリリースすることができました。何よりレーベルに所属してから初めてのリリースとなるので、僕たちとしては非常に楽しみです。もちろん僕たちを知らない方もたくさんいらっしゃると思うんですが、よかったらYouTubeの視聴でもチェックしていただけたら嬉しいです。 ライヴハウスでお会いできるのを楽しみにしてます。