INTERVIEW
TO THE RATS AND WOLVES
2015.07.15UPDATE
2015年07月号掲載
Member:Simon Yildirim (Dr)
Interviewer:山本 真由
-また、今作は日本デビュー作でもあるわけですが、日本という国に対してどんなイメージを持っていますか?
たぶんいい国じゃないかな(笑)! 正直に言うと、俺が言うことのできるイメージは、多くのバンドの作品がリリースされているというイメージだね。その中で俺たちを選んでくれたら喜んで日本にライヴをしに行くよ!
-ESKIMO CALLBOYは私たち激ロックのイベントで、ジャパン・ツアーを行ったことがあるのですが、彼らからそのときの話は聞いていますか?
もちろん! その話が好きだし、その話をしたよ! 日本に関してはいい話をたくさん聞いてるよ。俺たちもジャパン・ツアーを実現することが夢なんだ。俺たちはみんな日本のファンだから、日本のみんなも俺たちのファンになってくれることを願っているよ(笑)!
-今作のプロデューサーを務めたESKIMO CALLBOYのDaniel Klossek(Ba)について、彼との仕事はどうでしたか?
Danielと仕事をすることは常に素晴らしいものだよ。驚くべき素晴らしいプロデューサーだね。彼は俺たちの親友のひとりで、1年前に彼と一緒に俺たちは自身のスタジオを構築したんだ。才能に溢れていて、アーティストとしてもとても尊敬しているよ!
-さらに、ゲスト・ヴォーカルとしてESKIMO CALLBOYのSushi(Vo)も参加していますね。彼の参加曲はもともとあった楽曲なのですか? それとも彼が参加するために新たに作られたものなのでしょうか?
アルバムを作るプロセスの中で、何とかするために保留にしておいた曲があったんだけど、それがTrack.9「Kill The DJ」だったんだ。みんなこの曲が大好きなんだけど、この曲に何かが足りないとメンバー全員感じていたんだ。そこでSushiにゲスト・ヴォーカルを頼むことを思いついて、すぐに電話をしたら翌日にはスタジオに来てくれたよ。彼のヴォーカルによって最高の曲だと確信を持てることができたよ! 愛してるぜSushi!
-ESKIMO CALLBOYは、あなたたちにとって重要なバンドだと思いますが、彼らの他に尊敬するバンドや、影響を受けたバンドを挙げるとしたら?
もちろん、それぞれ個人的に影響をうけている音楽はあると思うけど、ESKIMO CALLBOYほど影響を受けたバンドは他にはいないよ。俺たちはいつでも新しいものを作る、それはこれまでもこれからも変わらないよ。
-今作には収録されていませんが、KE$HAのヒット曲「Die Young」をカバーした動画が話題となっていましたね。ポップスのフィールドにあるようなダンス・ミュージックからも影響を受けているのでしょうか?
もちろん良く聴いているよ。ただメンバー全員が影響を受けているというわけではないけど、みんなが聴くポップス、ダンスにメタルコアを組み合わせたサウンドを作ることは好きだね。Taylor SwiftやKaty Perryのように大きな影響を与えられるアーティストに敬意をもっているよ。
-アルバム収録曲のTrack.1「Suburban Romance」とTrack.2「Wild At Heart」は、ダークな世界観が映像で表現されたミュージック・ビデオも制作されていますが、ビデオのような手の込んだメイク、というかフェイス・ペインティングのようなことはライヴでもやることがあるのでしょうか?
もちろんしているよ! 俺たちにとってはライヴをユニークなものにするための重要なメイクだね。ビデオでは若いメイクアップ・アーティストの"Kami Zero"と多くの時間を費やしたよ。詳しくはビデオをチェックしてみて。メイクは音楽と同様に俺たちの一部で、音楽やショーを幻想的に、より良いものにするためにやっているよ。
-きっと今作を聴いたら、日本のリスナーもあなたたちのライヴ・パフォーマンスに興味を持つと思います! 最後に激ロック読者へのメッセージをお願いします。
日本は世界で最も美しく興味深い国のひとつだよ! 俺たちは日本でファンベースを築いて、日本でツアーをしたい! 聴いてくれたみんなは家族だ、ありがとう! TTRAWを広めてくれ、俺たちは日本のみんなを愛しているよ! Stay Young. Used. Wasted!