MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

MCBUSTED

2014.12.05UPDATE

2014年12月号掲載

MCBUSTED

Member:James Bourne (Vo/Gt/Piano)

Interviewer:山本 真由

-バンドとして活動している中で最も楽しいことを教えてください。

ツアーが1番楽しいね!

-では作品について、詳しく訊かせて下さい。アルバムの冒頭を飾る「Air Guitar」は、非常にキャッチーでミュージック・ビデオも楽しいものになっていますね。

これは僕のアイディアじゃないんだ。Tomと一緒に作ったけど、先にTomが思いついたものだった。シングルになったけれど、Tomのアイディアで、彼は僕に一緒に仕上げてくれと誘ってくれた曲だったんだ。

-今作には、BLINK-182のMark Hoppusが「Hate Your Guts」の作曲、そしてゲスト・ヴォーカルとしても参加していますね。彼とは、以前から交流があったのですか?

彼はライヴによく来てくれて、バック・ステージにも顔を出してくれる。僕たちはBLINK-182のファンだったから、彼に一緒にやらないかって話をもちかけたんだ。コラボレーションしてくれるなんて驚きだった。BLINK-182は僕たちのアイドルだったから、アルバムに参加してくれるなんてすごいことだよ!

-Track.12「Getting It Out」は、ちょっとWEEZERっぽいパワーポップ・ナンバーだな、と思ったら、Rivers Cuomoと共作した楽曲なんですね。このコラボレーションは、どうやって決まったのですか?

この曲は、もともとはMCFLYのために作ったもので、TomとDougieとDannyがRiversと知り合いだったんだ。彼らは僕と曲作りをして、そのあとにRiversと曲作りをしていた。僕たちはウェールズで作業して、そのあと彼らはロスに行ってRiversと作業したんだ。アルバムに入っている「What Happened To Your Band」って曲は知っているよね? この曲は実はSON OF DORKのための曲だった。でも今までレコーディングもリリースもしてなかった。この曲も、そのRiversとの曲もアルバムのビジョンに合っていたから、今回入れることにしたんだ。

-彼ら以外にも共演してみたいと思うアーティストはいますか?

いっぱいいるよ。でも実現するのは難しいな。今でもMax Martinと仕事したいと思っている。ずっと夢で見ているコラボだよ。

-ツアーのチケットは即完売だったそうですね。ライヴでのオーディエンスの反応はいかがでしたか? 号泣しちゃう女の子とか、たくさんいたんじゃないかと思ったのですが......。

たしかに泣いている人は多かったな。特にサイン会のときに! とても熱心なファンがいて、ライヴに10回も来てくれてたりする。そういうファンに囲まれて僕たちはすごく恵まれていると思うし、すごく感謝しているよ。

-アルバムの日本盤には、素晴らしいライヴ音源も収録されていますね! ジャパン・ツアーはいつごろ実現しそうですか?

来年早々に日本ツアーをする予定だから、確実に行くよ!

-本国では10月に公開されたドキュメンタリー映画"TourPlay"には、これまでの活動の軌跡やライヴ映像なども描かれていたようですが、この映像作品の日本での公開も期待していいですか?

ネット上で見ることができるから是非見てほしいな。たぶん日本でも公開されるし、最新情報をチェックしてくれたらとても嬉しいよ。最後に日本に行ったのがBUSTEDのときだったから早く行きたくてムズムズしているんだ。

-音楽性の違いからBUSTEDを離れたCharlieとは、今でも交流はありますか? また、彼がやっているFIGHTSTARのようなポストハードコアやオルタナティヴ・ロックに関してはどう思いますか?

あまり会わないけど、今でも友達だよ。ただまったく異なった音楽に携わっているだけだよ。BUSTEDのメンバーって、みんな違う性格だったし、趣味も違う。違う人間だけど、すごく似ている。周りの人は僕とCharlieがどれだけ似ているか理解できないみたいなんだけど、すごく同じ考えを持っている。彼はバンドから去ってからも忙しく活動している。FIGHTSTARのアルバムを3枚、ソロ・アルバムを2枚も出しているんだ。僕もミュージカルを3つとFUTURE BOYのアルバムを2枚作っているし(笑)。だから創造性、そして情熱が似ているんだ。彼は彼のことをやっていて、僕は僕のことをやっている。もう1度BUSTEDをMCFLYと一緒にやることに彼はまだ準備ができてなかっただけなんだ。でもまた一緒に音楽が作れたら最高だし、この先はどうなるかわからない。もちろん彼の音楽でも好きな曲があるよ。自分の車の中で聴いたりとか、家で聴いているってことはないけど、どこかでかかっていれば、とても喜んで聴いているよ。

-最後に、日本のファンへメッセージをお願いします。

日本のファンのみんな、日本に行けることがすごく楽しみでワクワクしているんだ。僕たちのアルバムを手にして、いっぱい聴いていてくれたら嬉しい。早くひとりひとりと直で会いたいからそのときまで元気でね。ありがとう!