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激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

RIGEL

2014.11.06UPDATE

2014年11月号掲載

RIGEL

Member:谷口 布由己 (Ba) 高松 英一 (Dr) 遠藤 駿 (Vo) 石井 圭太 (Gt)

Interviewer:小林 詩央里

-激ロック初登場になりますので、自己紹介をお願いします。

RIGEL:初めましてRIGELです。石川と新潟の間にある北陸の富山県を拠点に活動しています。よろしくお願いします!

-結成から今に至るまでの活動について簡単に教えてください。また、これまでにメンバー・チェンジなどはあったのでしょうか?

遠藤:高校時代からのもともとのメンバーは僕とベースのふーちゃん(谷口)だけなんですけど、3年目に1度解散してて。その解散ライヴにSiMに出てもらったときに、MAHさん(Vo)に"何でやめるんだ"ってすごく叱られて。そのあとにDEAD POP FESTiVALにこいって言われて観に行ったんですけど、その日のステージ見せつけられたら"やっぱりまだバンドがしたい"って思えて。地元に帰ってすぐメンバーを集め直して再始動しました。またSiMと対バンしたとき、今度はMAHさんに"同じところまで登って来い!"って言われて。それ以降もメンバー交代とかあったんですけど、そんなこと言われたら止まるわけにもいかないじゃないですか(笑)。それで必死に走ってきて今があります。MAHさんは覚えてないと思いますけど(笑)。

-RIGELというバンド名にはどういった意味や思いが込められているのでしょうか?

谷口:最初のギターが付けた名前なんですけど、実は意味とか全然知らなくて(笑)。

高松:あとあと調べたらめちゃくちゃ眩しい星の名前らしくて、あと付けですが僕らもそんなバンドになりたいって意味が込められてます(笑)!

-メンバーのみなさんが影響を受けたアーティストを教えて下さい。また、その嗜好はRIGELの音楽性に反映されていますか?

谷口:そうですね。最初のころは俗にいうコピー・バンドを演ってて、メンバーが好きなバンドも見事にバラバラでした(笑)。それで僕があるCDを聴かせたんですよ。そしたらみんなが口を揃えて"かっこいい"ってなって。解散しちゃったんですけど、名古屋で活動してた"Bullet Ballet"ってバンドをしばらくコピーしてました。初めてちゃんと聴いたラウドロック・バンドで、哀愁なメロディと絶叫シャウトが超かっこいい! 今でも影響を受けてます。

遠藤:Bullet Balletは本当にかっこよかった。俺、解散ライヴ行ったもん。

-8月にリリースされた限定シングルが地元 富山で1日に100枚以上売れたと伺いました。地元での勢いをご自身たちでも感じられていますか?

高松:正直驚きました。シングルがリリースされるまではほとんどライヴ会場のみでの販売だったんで、お客さんが買ってくれたCDって必ず"僕らの手渡しでこれだけの人が買ってくれたぞ"っていう認識があったんですよ。でもリリースした当初ってお店にCDが置かれるわけで、自分たちで把握できないから、正直どれだけの人にCDを買って聴いてもらえるかまったく予想ができなくて不安もあったんです。っていうのがあってからの蓋を開けたら地元で100枚以上買ってくれる人たちがいるのがわかって本当に嬉しかったし、今までやってきたことがたしかな自信になった瞬間でしたね。

遠藤:友達から"職場の同僚が休憩時間にRIGEL聴いてたぞ"ってLINEが送られてきたときはアガりましたね(笑)。

-地元ではどのような活動を行ってきたのでしょうか?

高松:まず地元の富山はバンドが少ないんですよ。だからビッグ・ネームのバンドがツアーで富山にきてくれたときは対バンさせて頂ける機会も結構多くて、だからとにかくライヴでぶっ殺されまくって自分たちを奮い立たせるっていうライヴばっかりしてましたね(笑)。 ホームの箱が富山soulpowerっていうライヴハウスなんですけど、いつも面倒みてくれてる店長がいて、いかにしてツアーバンドを迎撃するかとかを一緒に考えてましたね(笑)。

遠藤:地元では自主企画も年に3~4回のペースでやってて、もちろん自分たちを売り出すためにやっているのが大前提。だけど超愛のあるハコで育ったので、僕らとしても地元に対する愛があって、企画を行う際は、刺激し合える仲間を集めてイベント組んで、その刺激が地元のバンドマンに伝わって何かしらのパワーに変換してくれないかな、遊びに来てくれるお客さんにも全力で楽しんで欲しいっていう2点に重点を置いてやっています。結論、自分たちものし上がり、地元 富山のシーンも活気に満ち溢れて欲しい。これが理想です。口で言うのは簡単ですけど正直クソ難しいです(笑)。

-改めて、『AWAKE』リリースおめでとうございます。アルバム名に込められた意味とは? また、アルバムのコンセプトやテーマはありますか?

全員:ありがとうございます!

遠藤:僕がタイトル決めました。AWAKEっていう単語ひとつでもいろいろ意味があるけど、僕の中では"覚醒"のAWAKEです。今回改めてCDを全国流通することについて考えてみて、感覚的に"これだ!"ってなったんですよね。僕たちは駆け出しのバンドで全国的に見れば認知度もまだまだ低いので、"このCDのリリースを皮切りに覚醒してやる、見とけよ!"って感じで決めました。それでAWAKEです。