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INTERVIEW

OUTLINE IN COLOR

2014.09.12UPDATE

2014年09月号掲載

OUTLINE IN COLOR

Member:Michael Skaggs (Ba)

Interviewer:山本 真由 Translator:Hiro (PEANUTS FOR A PARTY BOY)

-2年ぶりとなるニュー・アルバム『Masks』のリリースおめでとうございます。前作の1stアルバム『Jury Of Wolves』は、ここ日本でも話題となった作品ですが、アルバムを出してから環境に変化はありましたか?

ありがとう!新しいアルバムをまた日本のファンの人たちに聴いてもらえると思うとすごく興奮するよ!環境の変化というものはあまりなく、今も昔と同じメンバーでやっていけているよ。

-ニュー・アルバムはいつごろからどんな環境で制作されたのですか?

僕たちの作曲のプロセスはユニークだよ。基本的にメンバーのForrest(Gt)とSeejay(Gt)の間で最初にアイデアが生まれて、とりあえず、かなりラフな状態の曲ができるんだ。そこからメンバー全体にシェアして、メールやら電話で意見を出し合い、意見がまとまってきたらAustin(Dr)にスタジオでクレイジーになってもらうよ(笑)。そのあとに最終的にレコーディング作業に入る感じかな。

-すでに本国ではリリース済みですが、反響はいかがですか?

そうそう!アメリカでは6月にリリースだったんだけど、反響はとてもいいよ!僕たちの曲がファンのみんなに受け入れてもらえてとても嬉しいね!

-今作は日本盤がリマスター・バージョンになっているそうですが、なぜこのタイミングでリマスタリングしようと思ったのですか?もともとの作品に修正したい部分があったということでしょうか。

USバージョンの『Masks』にはちょっとした事情があったんだ。作曲も限られた時間の中でしなくてはならなかったし。それでGO WITH MEのケイスケといろいろ話したんだ。何か日本限定で新しいことをしたいってね。それで決まったのが全ての曲をリミックス、リマスタリングすることだったんだ。USバージョンよりもっとよくなっていると思うよ!

-また、日本盤のアートワークも、日本盤だけのオリジナル・デザインになっているとのことですが、何故デザインを一新しようと思ったのですか?

日本にだけにしかないものを特別に作りたかったんだよね!めっちゃクールだろ?

-前作リリース時のインタビューで、新ヴォーカルのK.C. Simonsenが楽曲制作に加わって良い刺激になったということを語ってくれましたが、今作では制作において何か変化はありましたか?

1部の人が僕たちの音楽性が少しずつ変わってっていると言っているんだけど。OUTLINE IN COLORの音楽とはなんなのか、正直なところいつもそのことを頭にいれて努力しているよ。どの曲も僕たちが求めている音楽性、自分たちらしさに近づいているとはすごく感じるんだ。だから、音楽性は周りの環境とかには左右されないし、僕らの世界観を磨き上げていくことができているよ。

-K.C. Simonsenはバンドに加入したころはまだ、バークリー音楽大学の学生だったようですが、何を専攻していたのですか?また、それが今のバンド活動にも役立っていますか?

実はK.C.は大学でギター・パフォーマンスを勉強していたんだよ!彼は今シンガーだけど、間違いなくバンドの中で1番のギター・プレイヤーだね(笑)!もちろん大学での経験が活かされていることを信じているよ。

-OUTLINE IN COLORの楽曲は、クリーン・パートとスクリーム・パートのツイン・ヴォーカルのコントラストが魅力の1つですが、作曲の段階ではどんなことを意識して曲作りをしているのでしょうか?

僕たちはみんなが共感できる曲を作るように努力しているんだ。少しでもみんなとの関連性が繋がる部分を出そうと思うし、音楽を通じて勇気を与えたり、少しでもみんなの助けになりたいと思うんだ。

-また、どこかオリエンタルな要素も感じさせる哀愁のあるメロディが特徴的だと思ったのですが、メンバーはどういった音楽から影響を受けているのでしょうか?

僕たちみんなこのエモ/スクリーモ・シーンで育ったんだ。ALESANA、ARMOR FOR SLEEP、COHEED AND CAMBRIA、SILVERSTEIN、A SKYLIT DRIVE、そしてEAT ME WHILE I'M HOT、他にもいっぱい影響受けているバンドがあるよ。

-曲の内容について、何か一貫したテーマはありますか?

このアルバム、『Masks』の歌詞にはハートブレイク、そう、失恋のことがたくさん書かれているんだ。今までの作品で1番分かりやすく素直に書いていると思うよ。

-もうすぐ新曲のミュージック・ビデオが公開されるようですが、どんなビデオになっていますか?

今のこの時点では、まだ公開していないから詳しいこと話せないけど。撮影はカリフォルニアの砂漠のど真ん中で行われたんだ!朝日とともにね。だけど撮影許可を取ってたのか取ってないのか......(笑)。

-デビューEPに収録されていたLADY GAGAのカバーは、とても評判が良かったと思いますが、今後カバーしてみたいと思う楽曲はありますか?

ありがとう!実はNSYNCのカバーもやったよ。特には決めていないけど、またなにかカバーはやりたいね!

-YouTubeの動画には、いくつかアコースティック・パフォーマンスの動画がアップされていますが、アコースティックでのライヴ演奏もよく行っているのですか?

数回だけしかアコースティック・セッションはしたことないんだ。だけどこれからもっとやっていきたいとは思ってるよ。

-新作を携えて、来日ツアーの予定はあるのでしょうか?

日本でツアーする以上にやりたいことはないくらいだよ(笑)!GO WITH MEはいろいろ日本での活動のことなど、アイデアをくれてサポートしてくれているんだ。もしかしたら実現するかも。ただそのためには、みんな僕たちのことを友達に広めてくれよ!機会があれば今すぐにでも日本は行きたいな。

-日本という国にはどんなイメージを持っていますか?

実はメンバー誰も日本には行ったことないんだ。世界で1番クールな国だと思ってるよ!

-日本に気になるバンドはいますか?

知っているのはCrossfaithとBABYMETALかな!

-最後に、日本のファンへのメッセージをお願いします。

僕たちの曲を聴いてくれたみんなありがとう!もしまだ僕たちの曲をチェックしていなかったら、GO WITH MEから新しくリリースされる、最新作の『Masks』っていうアルバムを聴いてくれ!みんなに会う日が待ちきれないよ!ありがとう!

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