－あなたがたにとって全編に渡ってダブステップが導入されているKORNの『The Path Of Totality』の影響は大きいのではないでしょうか？

大きくはないかな！KORNがそのアルバムをリリースする前から俺たちは既にダブコアの曲をやってたからね。KORNのアルバムもいいアルバムだけど、俺たちはKORNのアルバムには影響を受けてないな。あのアルバムは俺たちのやってることに似てるけど、彼らと俺たちは違う種類のメタルだよ！

－ちなみに皆さんが影響を受けているアーティストを教えてください。

それは答えられないな。だって、俺たちは新しいジャンルを作っているから、既存のバンドに影響を受けることはないよ。強いて言うならば、異なったジャンルを融合させることとか、新しいものを作り出すことに影響を受けているかな。

－ダブコアと自分たちの音楽性を表現していますが、世界でダブコアと名乗った初めてのバンドではないでしょうか？

世界で俺たちが最初だって明らかにするのは難しいよね（笑）。ダブステップを取り入れてるバンドは世界中に数え切れないほどいるし。でも、アルバム全編にダブコアを取り入れたのは俺たちが最初って言ってもいいかな。もしかしたら俺たちはパイオニアかもしれないね（笑）！？

－ SOILWORKのBjornが「Brace Yourselves」にゲスト・ヴォーカルで参加していますね。まさかBjornが参加しているとは驚きました。世代もジャンルも異なる彼があなたがたのアルバムに参加することになった経緯を教えてください。

スタジオで「Brace Yourselves」のコーラス録りをしてる時、“Hey！この曲には甘いクリーン・ヴォーカルが必要だ！”って声が舞い降りたんだ。それで誰が歌うか話し合ったら、この曲には SOILWORKのBjörn Strid がパーフェクトだってことになったんだ。それで、ゲスト・ヴォーカルとして参加してくれないかって彼にメールしてみたんだよ。そしたら快く引き受けてくれたんだ。彼は本当に素晴らしい人だったよ！彼の声がアルバムに入ってるなんてすごく光栄だよ。

－日本盤ボーナス・トラックの「From Another Point Of View」は他のアルバム収録曲と同時に録ったものでしょうか？

違うよ。この曲はすごく評判がよくて、初期 BAR を感じてもらえると思うよ。

－またこの曲にはクリーン・パートが導入されていますが、どなたが歌っているのでしょうか？

Thom Kajava だよ。この 曲 は Thom が脱退する前の曲だね。

－PVやライヴでメンバーおそろいのジャケットを着ているので、すぐにBARだと分かりやすいのでキッズに覚えてもらいやすいんじゃないでしょうか？ちなみにどこのブランドのジャケットですか？

ジャケットはオーダーメイドなんだ。ブランドは特にないよ。ファンのみんなも着れるようにいつか物販用に作れたらいいね。

－facebookにはライヴ予定がひとつしか掲載されていなかったのですが、今後のツアー日程などが決まっていましたら教えてください。

12月にいくつかライヴが決まっているよ。まだ掲載してないけど、来年はまだ行ったことのない街にもたくさんツアーをしに行きたいな。

－最後に日本の音楽ファンにメッセージをお願いいたします。

俺たちの音楽を聴いてくれているみんなに感謝しているよ。日本のみんなが俺たちの音楽を楽しんでくれたら嬉しいな。いつか日本にもツアーをしに行きたい。重厚なブレイクダウンと容赦ない俺たちのエレクトロ・ダブステップを待っててくれ！！