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INTERVIEW

FOR THIS CAUSE

2012.11.06UPDATE

2012年11月号掲載

FOR THIS CAUSE

Member:Luke Mckenzie (Dr)

Interviewer:MAY-E

-フル・アルバム『Cities Have Stories』のリリースおめでとうございます。

ありがとう! 俺たちもすごく嬉しいよ! 日本の皆が気に入ってくれると嬉しいね。今作は前回のEPよりもっと良いものができたよ!プレッシャーも全くないし、全てが順調に行って本当に良かったよ。

-今年7月に移籍したTaper Jean RECORDSは、CLOSURE IN MOSCOW やTHE MISSION IN MOTIONをはじめCOPELANDやCARTELも所属しているレーベルですね。気持ちも新たに、制作に打ち込むことができたのではないでしょうか?

Taper Jeanとの契約が決まった時は凄く嬉しかったよ。契約してからもリリースのことなんかで結構忙しいんだ。制作にもかなり時間をかけて集中できたし、これからはtaper JeanのAndrewとしっかり手を組んでやっていくよ。

-前作EP『Journeys』の制作は常に時間との戦いだったそうですが、今作には満足のいく時間をかけることが出来ましたか?

このアルバムにはたくさんの時間を費やしたよ。Sonnyと3週間スタジオに籠って作品を作り上げたんだ。今回の制作には自分たちがやりたいことの全てが詰まっているから本当に誇りを持てるアルバムになったよ。

-『Cities Have Stories』というアルバムのタイトル通りのアートワークも素敵ですが、このタイトルにはどんなメッセージが込められているのでしょうか?

「Cities Have Stories」はアルバムの中にもある曲なんだけど、コンセプトとしては、ある少年の夢について書いているんだ。皆それぞれが自身の人生に物語や志望があるということについて書いてあるのさ。

-前作EP『Journeys』でも、人生の全てを元にして曲を書いたと言っていましたが、今作の歌詞もあなた方の経験が元になっているのでしょうか?

どの曲もバンドや個人の経験と関係しているんだ。それがどんな形であろうとね。そして同じ境遇を迎えたことがある人と共感したいって気持ちもあるよ。

-より温かみのあるサウンドに進化したと感じました。具体的にどのようなサウンドを目指しましたか?

そうだね。前作より、もっと壮大なサウンドを目指していたんだ。ミュージシャンとしても成長したかったし、もっと上を目指すサウンドにしようって決めていた。このアルバムはそういう意味でも最高のアルバムになったよ。

-「Follow Me」を先行無料配信していましたね。

うん、1人でも多くの人に俺ったちの曲を聴いて欲しかったんだ。俺たちの作品をみんなと共有したかったっていうのもあるよ。

-バラード「Follow Me」から疾走感溢れる「Collapse」まで振り幅のあるアルバムに仕上がっていますが、特に工夫した点はどこでしょうか?

このアルバムの作曲プロセスで大事にしたのは、全曲同じテンションにならないように、曲ごとに音のレベルも異なるように気を付けたよ。全体の統一感も大事にしながら意識的にいろいろな曲を書いたのが良かったのか、結果的にとても上手くいったと思っているよ。

-バンド結成時には、もっとヘヴィな音楽をやろうと思っていたそうですが、ライヴを重ねるにつれオリジナリティを追及するようになったそうですね。FOR THIS CAUSEのオリジナリティも今作で確立したと感じましたが、手ごたえはありますか?

ヘヴィな音楽は昔からずっと聴いてきているし、基礎でもあるからね。もちろん影響を受けているサウンドでもあるんだ。新しいアルバムも「Follow Me」も今のところ各国のファンから良い反響を得ているから最高だね。

-プロデューサーのSonny TrueloveはBEFORE THEIR EYESを手掛けた人物ですが、彼を起用した理由を教えてください。

彼が今までに手掛けた作品を聴いたことがあって、そのサウンドが本当に好きだったんだ。彼に依頼してみたらオッケーが出たから一緒に作品を作ることにしたんだ。本当に最高の時間だったね。

-また、彼は今作にどのように貢献してくれましたか?

Sonnyはすごく貢献してくれたよ。良いアドバイスもくれたし、どうやったら曲が良くなるかも知っているしね。こんなにも素晴らしい人と一緒に作品を作ることができたことは本当に嬉しいよ。