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激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

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2012.11.02UPDATE

2012年11月号掲載

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Member:純-pay (McV) 橋本 (Gt) youth-K (Ba) KICKS (Dr)

Interviewer:出口 勇迅

-基本的にはシリアスな楽曲の方が得意ということですか?

橋本:放っておくと自然とそっちの方面に流れていってしまうということなんですよね。でもバンドのコンセプトとしては、それを良しとはしていないんです。なんて言ったらいいんだろうね?いろいろやりたいのかな。

純-pay:得意な部分はあると思いますね。

橋本:エモ系のものは得意なのかもしれないです。

-結成から4年が経ち、3枚のアルバムと2枚のシングルをリリースし、ベスト・アルバムのリリースとなりますが、この早いタイミングでベスト・アルバムをリリースすることになった経緯を教えてください。

橋本:今まではインディーズでやってきて、自分たちの中で1つステップ・アップするために、今回の激ロックに掲載するということもそうですが、宣伝やライヴをもう1歩踏み出してしようと今は思っているんです。そういうタイミングで、自分たちの1番武器になる1枚を作りたいと思ったんです。

-名刺代わりになる作品を作りたいと?

橋本:そうですね。4年間を通して自分たちが1番良いと思う、このアルバムで勝負しようと思ったんです。集大成というより、4年間やってきて1番良いものを使って世間にアピールしていきたいと思ったんです。

-『天我』というタイトルに込められた意味がありましたら教えて下さい。

橋本:メインの意味としてはやっぱり……やらしい意味のTENGAと掛けてます。

純-pay:オナホールですね。

一同:(爆笑)

-やっぱりそうだったんですね!自主のイベント名を見たときに、もしかしたらそうなのかなとは思っていました(笑)。

橋本:ズバリ正解です。でも、メインの意味がそっちなんだね(笑)。

youth-K:川崎クラブチッタの楽屋でこのタイトルを決めましたからね。

純-pay:卑猥な言葉をみんなで書き並べて、どれがいいかなって。

橋本:“天”と“我”は完全に後付けです(笑)。

-元々はアルファベットの“TENGA”だったんですか?

youth-K:“テンガ”という響きを取りたかったんですが、アルファベットのままではさすがにまずいなという話になって、後付けで漢字にすることになったんです。

橋本:最終的には“天は我のもの”っていうのはどうかなということで、このタイトルに決めました。

-3枚のアルバムから12曲を選曲するということで、非常に悩んだのではないかと思います。今回のベスト・アルバムに収録する楽曲はどのように決めたのでしょうか?

純-pay:明るい楽曲ばかりでも、シリアスな楽曲ばかりというのも嫌だったので 、いい具合のバランスでバラければいいかなと。アッパーな曲からシリアスな曲、バラードっぽい曲までを1つのものとして形にすれば、それが多分俺たちが楽曲としても、バンドの方向性としてもやろうとしていることを表しているんじゃないかなと思うんです。そういう意識で12曲を選びました。

-曲順も時系列順ではなく、新曲を含めた新鮮な曲順となっていますね。この曲順にした意図や伝えたかったことがありましたら教えて下さい。

純-pay:これも流れのバランスですね。1曲目から3曲目までを聴いて、そこで聴かなくなってしまうということは避けたかったんです。どうにかして最後まで聴いてもらえるように、合間合間に“次はどんな曲が来るんだろう?”って期待を持たせたかったんです。

-「溜まり・VA」は今回収録となる新曲ですが、ベスト・アルバムでも群を抜いて爽やかかつアッパーなトラックとなっていますね。この曲はどのように完成したのでしょうか?

純-pay:これは正にさっき話した通りで“明るい曲が欲しいね”という話になってできたトラックですね。

youth-K:たしか疾走感があって明るい曲が欲しいねって話してたんだよね?

純-pay:アッパーでパーティーっぽい明るいトラックはそれなりにはあったんだけど、「溜まり・VA」ほどポップなものは今までになかったですね。

-歌詞もライヴハウスに集まって騒ごうぜという内容になっていますが、それに関するエピソードがありましたら教えて下さい。

純-pay:エピソードという程のものはないんですが、「溜まり・VA」という文字の通りで、俺たちがライヴをするときに、みんながそこに溜まってくれればいいかなという感覚ですね。