－レコーディングはOn The Vergeチームと共に母国ストックホルムで行われたそうですが、彼らとの作業はいかがでしたか？レコーディング中に起こった印象的なエピソードがあれば教えてください。

On The Vergeって言うのは、実は2人組なんだ。 Pat PhoenixとJoakim Övrenius。前から彼らとは共同で曲を書いていて、アルバム全部を一緒にやるにはいいタイミングなんじゃないかと感じたんだ。レコーディングやプロダクションの時に、いろいろな仕事をシェアすることでクリエイティヴ面で余裕が出来るからさ。最終的に結果は素晴らしかった。プロデューサーの彼らはキーボードを加えたり、その他いろいろな美しさを曲に入れてくれたりしてまさにバンドの一員だった。何曲かのためにメランコリーなムードを作ろうと、ジャックダニエルを何度か使ったよ。それらの曲では本当に君、まさに“君”のためだけに心の底から歌ったんだ。

－どの曲もあなたの甘美な歌声が驚くほどマッチしています。ただ、これまでの楽曲よりもメロディックな曲が増えることで、歌い方にも変化が出たのではないでしょうか。困惑するようなことは無かったですか？

ありがとう！！！！！ 1曲につき大体1晩レコーディングにかかるから、どの曲も雰囲気はいつも違うんだ。だから大丈夫だよ。

－1stシングルには「Red」が選ばれ、リリック・ビデオも配信されました。この楽曲を選んだ理由は？

これは俺たちのレーベルが選んだんだ。このアルバムを紹介するのにラジオに流すのには1番いい曲だろうってね。今この曲はフィンランドのラジオ・チャートで13位に入ったんだ。本当に素晴らしいよ！ こんなに良く行ったことは今までないね！

－反応は期待通りのものでしたか？

ファンのみんなは本当に気に入ってくれているよ。ライヴでも何回かやったけど、その方がさらによく聴こえるよ。観客は涙を流して聴いてくれるんだ。

－フィンランドとスウェーデン限定で“Red”と名付けられたワインも発売されるそうですね。これはどなたのアイディアだったのですか？

AC/DCやMORTORHEAD、SLAYERといったバンドもオリジナルのワインを持っているだろ。だったらTHE 69 EYESのワインもあっていいんじゃない？　すごく音楽にすごく合うんだ。Veronaという地域のとても柔らかい赤ワイン。もう、ただただ完璧だよ！

－最後に、『Vertigo』や『Vanilla Sky』と言った映画作品をアルバム制作のヒントにされたそうですね。もしあなたがそれぞれの主人公のような境遇に巻き込まれたらどうしますか？

Kiss the girl！