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INTERVIEW

DOMENICA

2012.10.09UPDATE

2012年10月号掲載

DOMENICA

Member:Bekki Friesen (Vo)

Interviewer:KAORU Translator: Yuga

-プロデューサーは前作と同じくBrandon Frissenが担当していますが、BekkiにとってBrandonはオリジナル・メンバーと同じような信頼の置ける存在だと言えるのでしょうか?彼は今作にどのような貢献をしてくれましたか?

BrandonはDOMENICAが結成してからずっと1番大切な存在だった。彼を10年も知っているけど、私が自分の音楽で何をしたいかを完全に理解してくれている。他のプロデューサーと仕事をしたこともあるけど、彼の型にとらわれない考え方や創造性はとてもユニークだと思う。私の芸術性を引き出してくれるし、プロデューサーがしがちな、理想に近づけようとはしない。それにずっと前にエンジニアのやり方を教えてくれたので、彼と一緒にエンジニアやヴォーカル・プロデューサーとして他のバンドと仕事をしたりしているわ。彼はこのアルバムに大きく貢献してくれた。アルバムを通して、彼がDominicと一緒に取りかかっているのは、業界での彼のトレードマークの“ギター・サイエンス”なの。彼の役割があまりにも大きくて細かく説明できないけど、彼は曲のアレンジとミックスも手がけてくれた。テクノロジーの時代で誰でもカメラを購入して自分をカメラマンと呼ぶことはできる。ビデオカメラを購入して自分を監督と呼ぶことができる。スタジオの機材を購入して自分をプロデューサーと呼ぶこともできるけど……でもBrandonは本物よ!

-『The Luxury』と『The Better In Us ALL』は、メンバーも制作環境も多いに変わっていますが、DOMENICAの核となっている部分は変わっていないですよね。それはやはりBekkiが変わらぬ姿勢を保っているからに他ならないと思うのですが、それについていかがでしょうか?

感謝しているわ、ありがとう。まだ学ぶことが多いのは分かっているけど、納得できるレベルでは出来ていると思う。私は曲を作り、ビジネス面もやっている。達成したいことははっきりしているの。上り坂が急だと、倒れる人が多いって諺があるけど、それと同じ。諦めてしまう人がいるとがっかりだけど前に進んで行けば良いこともある。DOMENICAのプロデューサーのBrandonがいつも言っているわ、“簡単なことだったら誰もやっている”って。

-10月からはツアーが行われますが、リハーサルは順調に進んでいますか?

みんな早くツアーに出たくてたまらないみたい。ツアーのリハーサルをしつつ、南カリフォルニアでショウをやって準備している。

-来日を期待しているファンも多いですが、その予定はありますか?

もちろんよ!DOMENICAの前回の日本ツアーは最高だった。できるだけ早く戻るわ。待ち遠しい。今年の秋か冬にプライベートで行こうかとも考えていたの。メンバーは誰も日本に行ったことがないので、みんなツアーで行くことを楽しみにしているわ!