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INTERVIEW

BULLET

2012.10.13UPDATE

2012年10月号掲載

BULLET

Member:Hampus Klang (Gt)

Interviewer:櫻井 カオリ Translator:Yuga

-テーマとなる目標やコンセプトについてなど、プロデューサーやバンドとどんな話をしてきましたか?

あんまり話してないな。ただ好きな曲を書いただけだよ。目標は前回より良いアルバムを作るってだけだ。レビューなんかも俺たちはあまり気にしないんだ。自分が満足すればそれでハッピーさ。

-では、アートワークについて教えてください。かなりインパクトがありますが、このライオンはメスですか?

こいつはクールだろ?アルバムの中にはHell が鎖に繋いだライオンを持っている写真があるんだ。だからカバーにもライオンが欲しかったんだよ。俺も前に“あれはメスなんだろ?”って、ジャケットのレイアウトをやっているヤツに聞いたんだ。そしたら彼は笑って“ハハハ。あれはオスだけど、クソみたいなライオンさ!”と答えてたぜ(笑)。

-アルバムを聴かせていただきました。『Full Pull』というタイトルにふさわしくBULLETの熱いパワーがみなぎる楽曲ばかりで最高です。特に新作は、前作よりもかなりメロディを重視しているように感じました。

完全に同意するぜ!アレンジやメロディがすごく上達したんだよ。

-いくつかの楽曲についてコメントをいただけますか?

まず「Freeriding」はギター・ソロのないシンプルな曲だよ。お金なしでバンドをやることについての曲だ。「Gutterview」はスタジオで書いた曲。10曲しかなくてアルバムが短すぎると感じたから、Gustav(Dr)がリフを思い付いて、Adam(Ba)は俺たちがスタジオに行く様子を歌詞にした。そしてそのスタジオがGutterviewという名前だったんだ。ちなみにこの曲ではNicke Anderssonがギター・ソロをやったんだぜ。「Warriors」は俺たちが作った中で1番ダークな曲だ。たくさんのメロディが詰まっているよ。JUDAS PRIESTが「Metal Gods」のギター・ソロでやったように、ナイフとフォークの入った箱まで使ったんだ。

-個人的に特に気になった楽曲が「Rolling Home」です。ツアー・バスでの出来事を歌ってらっしゃるのかと思うのですが、こうした哀愁ただよう楽曲を取り入れることになったのはかなり自然なことだったのですか?

俺のお気に入りでもあるよ。そう、この曲ができたのはとても自然なことだった。すごく良いグルーヴ感を持っているし、アウトロもすごく好きなんだ。ピアノやメロディック・ギターを使って、いつもやることより少し違うよね。

-BULLETの楽曲はショーで聴くため、ファンがこぶしを振り上げてヘッドバンキングするため、という印象を受けます。あなたはアルバム制作とツアー、どちらが好きですか?

やっぱりツアーが好きかな。ファンに会ってビールを飲めるからね。スタジオにいるのも楽しいけど、BULLET号に乗ってツアーに向かっている方が好きだぜ!

-新作を引っ提げたツアーが始まりますが、リハーサルは順調ですか?

今週末にリリース・パーティーがあるから、そのリハーサルをしたよ。新しい曲も古いやつもやるんだ。

-前作での日本デビュー後、すぐに来日公演があるのかなと思っていたのですが日本では震災が起こりいろいろと難しい状況でした。早くBULLETのメタル・ショーを日本で見せてください。

日本で演奏するのはずっと叶えたかった夢なんだ。Full Pull Tourでやれるといいんだけどな。良いヘッドバンガーがたくさんいると聞いているから、早くファンに会いたいよ!Stay wild! Full pull forever!