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INTERVIEW

STICK TO YOUR GUNS

2012.09.08UPDATE

STICK TO YOUR GUNS

Member:Jesse Barnett (Vo)

Interviewer:ムラオカ Translator:Yuga

―昨年の12月に来日公演を行っていますね。残念ながら私は行けなかったのですが、ツアーは盛り上がりましたか?

あのツアーは素晴らしかった。俺たちの期待を遥かに上回ったものだったし、思い出に残る時間を過ごせたよ。それぞれのショウで感じたエネルギーは一流だった。日本にできるだけ早く戻りたいよ。

 

―また日本について一番印象的だったことを教えてください。

1曲あたりのステージ・ダイブの回数は、世界のどこにも勝る量だったよ。毎晩感じられるファンからのエネルギーが大好きだった。日本はとても遠いけれど、歓迎されたと感じたよ。

―初めてのインタビューとなりますのでバンド結成から今に至るまでの経緯を教えてください。

バンドは03年にカリフォルニア州オレンジカウンティで結成された。俺たちはとても恵まれていて、早くからSumerian Recordsとの関係を始めることができたんだ。彼らはとても大きな助けになったよ。特に活動を始めて最初の頃はね。Ash Avildsen(※注:設立者)は俺たちをツアーに出してくれて、このバンドをフル・タイムとして経験させてくれたんだ。もう10年近くなるけど、まだカリフォルニア・ベースで活動しているよ。ただ少し別のところからのメンバーもいるけどね。俺たちの1番新しいアルバム『Diamond』がSumerianからリリースされて、今のところこのアルバムの受け入れられ方にはものすごい満足しているんだ。

―STICK TO YOUR GUNSというバンド名にはどういう意味が込められているのでしょうか?

これは“ありのままの自分でいろ!”、みたいな意味かな。俺たちは常に、人々はそれぞれ違うということを表現し続けて来た。それは他の何よりもポジティヴなこととして考えられるべきだよ。それぞれの内面にある美しさを大切にして、ないものねだりをする前に、自分の持っているものに感謝するんだ。自分が自分自身であることを恥じないで。他人の言うことや陰口なんて気にしなくて良いんだ。“君が君でいる”、それだけで、重要で価値のある存在なんだ。 

―今作『Diamond』でSUMERIANからリリースされるのは3作目ですね。SUMERIANとの関係もうまくいっているのではないでしょうか?

もちろん!俺たちは初期のころから彼らと一緒で、ここまで来るのにたくさん助けてもらったよ。『Diamond』はこれまでで1番成功するアルバムになるんじゃないかって感じてる。このレーベルは、僕たちが感謝してもし切れないようなレベルの機会をくれるんだ。

 

―あなたがたの音楽性ですと、SUMEIRIANというより、EPITAPH RECORDSやVICTORY RECORDSの方がイメージが合いそうですが、なぜSUMERIANだったのでしょうか?SUMERIANと契約した経緯を教えてください。

Sumerianの中心人物たちの生の情熱は凄まじいんだ。たまに人々はEPITAPHやVICTORYをより”大きい”と考えるけれど、SUMEIRIANではいつも心地よく感じてきたし、彼らこそが俺たちを本当に最初の、誰も俺たちの曲なんか聴いてくれなかった頃から支えて来てくれた人々なんだ。バンドは、自分のやってきたことのビジネス面で築いてきた個人的な関係を、もっと大切にしなければいけない。いや、もちろん音楽のビジネス面なんてあほらしいとも言える。だけど、レーベルからの不屈の精神や情熱は、バンドが喜ばなければいけない大切な味方のひとつなんだ。

―『Diamond』とはシンプルなアルバム・タイトルですね。このタイトルにはどういった意味があるのでしょうか?

つまるところこれは、”Forever more than just surviving, this is my life and this life is my diamond”という歌詞のことだよ。俺たちは、カツカツの生活の中でかろうじて生きていくために生まれてきた訳じゃない。俺たちの目の前には大きな世界が広がっていて、生き甲斐にできるような素晴らしいものがたくさんあるんだ。俺の人生が俺にとってかけがえのない価値のあるものであるように、全ての人々の人生はそれぞれにとって大切でかけがえのない素晴らしいものなんだ。俺たちはそれぞれ異なるバックグラウンドを待っていて、それぞれの人生の中で違う経験をしてきたと思う。でも、それらの経験をどう扱うか、またどのようにそれらの経験から影響を受けるかについては、自分で決断することができると思うんだ。

―今作はどなたがプロデュースしているのでしょうか?

THE BLASTING ROOM STUDIOSのBill StevensonとJason Livermoreだよ。彼らと作業できたことは、真の特権を受けたも同然だよ。なぜなら彼らは俺たちの大好きなバンドをプロデュースしたことがあるんだ。RISE AGAINSTやNOFX、PROPAGANDHIなんかのね。